更年期に、ホルモン補充療法を行う、意外なデメリット | パニック障害専門の漢方薬局と通販 自律神経失調症・不安感はおまかせ

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今まで辛かったですね。宅配漢方相談で、原因から改善させていきましょうね。

● 更年期に、ホルモン補充療法を行う、意外なデメリット

こんにちは。飯田千香子です。

更年期の漢方相談は、多いです。

先日の漢方の勉強会のテーマは、更年期でした。

更年期で、病院で多く行われている、ホルモン補充療法の、意外なデメリットについても、話題になりました。



ホルモン補充療法は、加齢に伴うホルモン分泌の低下を、飲み薬、張り薬、塗り薬などで、補う治療です。

大変効果的で、この治療で症状が緩和される方は、多くいらっしゃいます。しかし、当店では、この治療でも、症状が改善しなかったり、悪化した方の相談が、あります。

ネット検索して出てくる、ホルモン補充療法のデメリットは、

吐き気やむくみ、むかつきがある。
血栓症や脳卒中のリスクが多少上がる。
子宮筋腫や乳腺症を刺激して、悪化する可能性がある。
乳房やお腹の張りがある。
エストロゲンの単独使用で、子宮体がんのリスクが多少上がる。
乳がんのリスクがある。
エストロゲン依存性の悪性腫瘍がある人には投与できない。
原因不明の不正性器出血。
胸(乳房)の張り、痛み。
下腹部の張り。
不正性器出血(不規則な子宮からの出血)。

予想されるデメリットは、だいたい上記のようなものです。

漢方の勉強会で話題にのぼったデメリットは、

ホルモン補充療法の、止め時、止めてからの人生と、症状についてでした。

ホルモン補充療法を行うことにより、ホットフラッシュ、イライラ、関節痛などの症状が改善したとしても、

数年後、同じような、いえ、もっとつらい症状に悩む方が、一定数いらっしゃるという問題についてでした。

ホルモン補充療法は、症状が緩和したら、あるいは、数年で、終了します。

治療終了後、再び、体内のホルモン量は、減少します。

不調は、落差があるほど、症状は、きつく、現れます。

ホルモン補充療法を終了してから、数年後に、更年期と同じ症状が、更に辛い症状として現れ、漢方相談へいらっしゃる患者さんが、いらっしゃるそうです。

70代になって、更年期のような症状が、さらに辛い症状として、相談にいらっしゃる方も、過去にはいらしたそうです。

年を重ねていると、更年期のような症状以外にも、加齢による不調も、もちろん、出現します。

ホルモン補充療法は、有効な方が多い治療法です。

しかし、治療終了後、数年後に、更年期のような、更につらい症状に悩む方がいらっしゃることを、頭に入れておいた方が良いのかもしれません。


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