先週末、東京大学先端科学技術研究センターにて行われた
『魔法のじゅうたんプロジェクト 成果報告会』に参加してきました。
この『魔法のプロジェクト』は、スマートフォンやタブレットPCを利用して、
障害のある子どもの学習や生活を支援するものです。
全国から応募のあった中から51の研究協力校が選ばれ、
1年間各学校において研究がおこなわれました。
我が茨城県からも2校で研究がおこなわれました。
成果報告会では、8校から報告があったのですが、利用方法はさまざま。
「へぇ~こんな使い方もあるんだぁ」というものもありました。
中でも画期的だったのは、全盲学生がおこなった
「地図アプリ」+「方角を表すコンパスアプリ」+GPS機能を使い、
全盲の学生が目的地まで1人でいくことが出来るかという研究。
そして「感光度アプリ」を使って、昨年の金冠日食を見たということでした。
テクノロジーを使うとここまでできる時代なんですよね。
学生がおこなった研究は、災害がおき帰宅困難に陥った私たちにも
有効手段として役立つことでしょう。
とはいえ、テクノロジーを利用することに躊躇してしまう
社会や教育現場がまだまだ存在します。
視力が弱い人が、眼鏡をかけたりコンタクトをつけることは普通なことですよね。
でも字を書くことが苦手な人がパソコンを使って作文を書くことを
受け入れてもらえないことがあります。
なぜなのでしょう?
続きは次の機会で。