週刊!minivanが欲しい~
 米子ツーリング最終日の五月四日、いよいよ豊田から我が家へと向かうことになりました。
この画像は、その豊田あすけ里山YHの校庭から眺める遠景‥昨夜の都会の宿とはまるで景色が異なる、山間の廃校を改装されたユースホステル。

$週刊!minivanが欲しい~
 小学校の面影を残した今宵の宿‥
名古屋を抜けて飯田街道から足助街道へ入り、さらに山あいの人里離れたところに、ひっそり佇んでいました。

週刊!minivanが欲しい~
 これが廃校だったとは思えないくらい、とても素敵な小学校でした‥

週刊!minivanが欲しい~
 電柱のトーテムポールも、洗い場のカエルも‥
きっとこちらの宿主が描かれたのでしょう‥全体の色調が周りの景色と融け込んで、どこか北欧を感じさせる静かな佇まい‥我が122ccの排気音だけがこの山あいにこだまする。

週刊!minivanが欲しい~
 この校庭も、今では生徒の代わりに、ステイ客が見上げるプラネタリウムに早変わり、こんなに綺麗な夜空を見上げたのはいつ以来だろう‥オーナーの熱心な天体の説明と、望遠鏡から眺める土星の環に感動し、静寂な山の夜、校庭の宴だけが賑わっていた^^
 
週刊!minivanが欲しい~
 しずむ夕日を背負い、ツーリング最後の夜を迎え、静かさを際立たせる小学校の全景が目に沁みる。

週刊!minivanが欲しい~
 さぁ、いよいよ最後の道程へとなりました‥
ユースホステルの朝食は七時半と相場は決まってるようで、いただいたのは初日の近江八幡YHだけ。この日もほかの客が目覚める前、ひとり静かに準備を整え、例の如く部屋着や洗濯物やらを、初日から運び続けた段ボールへ押し込み、最後の我が家へと帳場へ託してきました。
空気圧やらガソリンの残量やらをチェックしてるところへ、見送りに起きてくれた同室のライダーに、記念撮影をお願いし、なぐり書きしたツーリングメモ帳を取り出し、「5/4 六時五分出発」と書き込み、ほどなく暖気を済ませ、静寂な山あいに、排気音だけを残して小学校をあとにしました。
この日はまだ寒さの残る、静かな山のワインディングロードを、420号鳳来寺道から伊那街道を抜け、途中まだ目覚めぬ集落の、自販機の缶コーヒーでひとり暖をとり、長篠から257号を進み浜松へ入ったのが八時過ぎ、奇しくも浜松祭りの真っ最中で、幾台も路上に駐機している豪華絢爛な御殿屋台を尻目に先を急ぐ。
ここから先は行きとまったく同じ道を逆走すれば、自然と我が家へと辿り着きます。もう一刻も早く帰りたいと逸る気持ちを抑えつつ、バイパスをなるべく避けて、県道をつなぐ東海道をただただひたひたと走るのみ。
ようやく一国から246号へ分岐する沼津へ着いたのが、午後の一時過ぎ。
もうここまで来れば、我が家は軽く眼と鼻の先、と思えるほどに、このツーリングでは兎に角よく走りました。御殿場までわずかに三十分程度、そこから我が家まで約二時間程度でしょうか、先が見えたところで、ツーリング最後のお昼となりました。
沼津IC手前のマックで、このツーリング中初めて椅子に座って食べたバーガーは、兎に角旨かった~^^
先が見えて一息ついて、ツーリング中雨からライダーを守ってくれたベルスタッフのパンツを、この時初めて脱ぎ、丸めて荷物のネットに挟んで、同じくオイルドコットンのバブアーインターナショナルも脱ぎ去り、身軽になったウェアーで残り二時間半を走りとおして、我が家へ着いたのが夕方の四時半、やっと六日間のツーリングを終えて、マシンもライダー無事に戻って来ました。
実に長く充実したゴールデンウィークは、この日を最後に終わってしまいました。こうやって日が経つにつれ、あらためてブログにしたためると、あの楽しかった記憶がよみがえってきました。

全走行距離1,688km、述べ走行時間五十六時間、全消費燃料42.08L、有料道路代20円、宿泊代20,880円(五泊)、食事代7,112円(13回)、運送代4,130円(4回)、プラスお土産代、‥こまかな分析はこのブログをご覧の皆さまにおまかせ致しましょう‥^^



$週刊!minivanが欲しい~
 金曜から四国へ上陸‥
高知龍馬空港からバスでJR高知駅へ。停まっている一輛の電車とは何とも対照的な、木造と鉄骨のドームに覆われた斬新な駅舎でした^^

$週刊!minivanが欲しい~
 お昼の移動中は、もちろんお楽しみの駅弁‥
特急電車「南風」で宿毛方面へ、特急といってもたったの三両編成、空いている自由席でゆったりと、車窓から長閑な景色を楽しみながらランチをいただきました。
出張の楽しみは、なんといってもひと仕事終えての地元の旨いもの、そして今夜は鰹のたたきでしょう~旬ですから‥あまりに旨そうで、写すまえについ食べてしまった^^;

$週刊!minivanが欲しい~
 ここ南国土佐の国は龍馬一色で盛り上がっておりますが‥
龍馬を尻目に、情緒豊かな路面電車で朝飯前のお散歩を、ごめん(後免町)い~の(伊野)の路線を高知城までちょいとお散歩、出張の際はほんの少しの時間も惜しんで、観光~観光~^^ 

$週刊!minivanが欲しい~
 青空にそびえる高知城‥お初にお目にかかりました。
ビジネスホテルでは目覚し代わりにいつもカーテンを半開き、今朝は六時前に目が覚め、空いた時間にちょいとお散歩‥昨夜のアルコールもすっかり抜けて、おかげで美味しく朝食がいただけました。

出張中のほんのひととき、仕事の合間を縫ってこんなこともあっていいでしょう~^^ 



$週刊!minivanが欲しい~
 雨の日曜日、こんな日は何をしようか‥
GWの米子ツーリングから帰って、久しぶりに何の予定もない日曜日、それも雨。
ゆっくり寝ていればいいものを、何故か早く目が覚めてしまう‥長年の日曜日の習慣。
それではと、デジカメに撮り溜めた画像を整理しながら、そろそろ米子ツーリングの続きを投稿しなければと思いだす。
やらなければと思うほどに、画像の整理や下書きを思うと億劫になり、ゆっくり時間が取れなかっただけに、先送りになってしまった。
多くの画像のうち、どれを選択するかはいつも悩む作業のひとつ。
その中から気になるのをピックアップ、ひとつひとつをフォトショップで画像処理をしながら、記憶を探り出す‥そんな作業は嫌いではありませんが、案外時間がかかります。
とくに今回のような長期ツーリングともなると、その量は膨大で、時間が経ち過ぎると記憶も不鮮明になり、感動も薄れてくる‥整理するうちに、記憶がよみがえり、いよいよその気になってきた。

さてそれでは老後のためにも、きちんと記録を残しておきましょうか^^;

$週刊!minivanが欲しい~
 ツーリング五日目、五月三日、この日も早朝六時三十分に出発。
泊まった大阪市立長居YHは、初日の近江八幡YHや、これから向かうあすけ里山YHとはかなり趣が異なっていました。
長居公園の中にある陸上競技場の施設の一角に位置し、利用客もこの立地を活かした学生のスポーツ合宿や、海外おもにアジア系の利用客が目立ち、バイクでツーリングを楽しむ途中のライダーや、客同士の出会いや会話を楽しむと云った雰囲気は皆無、夕食も周りのファストフードやらファミレス、居酒屋といったところ。部屋は天井が高く二段ベットが六台、それぞれがカーテンで仕切られるようになっていて、ある意味最低限のプライベートが保たれるが、客同士のふれあいも殆んど無い。だいいちひとり客がいなかった。
そんなマンモスユースホステルをあとにし、学生の時に大いに世話になった、偶然にも近くに住む伯母を訪問した‥こんな機会は滅多にない。

そんな伯母を無理矢理起こしてしまい、米子の手土産を渡し、五泊目の豊田のあすけ里山YHへと向かう。

$週刊!minivanが欲しい~
 初日の十七時間を思えば、ここ大阪から一路我が家へとも、つい勢いで思ったりしたのですが‥
しかし冷静に考えれば、あの初日のロングは半端ではなかったし、歳を考えれば当初のプランどうりあいだに一泊はさんだほうが無難でしょうし、また走る楽しみも多分に違ってくるでしょう。
と云う事で、旧25号線をエッチラオッチラと一路東を目指して進むことにしました。
125cc(正確にはBIALS K0は122cc)の小型自動二輪のお陰で、あの悪名高い名阪酷道を走らずにすみ、初めての旧道25号線を走ってみましたが、これがこれまでの道のりで最高のツーリングとなりました。
往路の山陰道に沈む夕日も最高でしたが、ここ名阪国道にからまる旧25号や伊賀上野からの大和街道に点在する村落をつなぐ田園風景は、高速やバイパスで便利さだけを知ってしまった今となっては、その存在さえ風景さえ忘れ去っていました。

煙突から煙を吐いて走る機関車の窓から、眺める幼い頃のあの風景を、思い出させてくれました。

$週刊!minivanが欲しい~
 線路は続くよどこまでも~
なんていつの間にか口ずさむような、長閑な風景がつづくこの道、みなさんにも是非お奨めです^^
いずれ一国へつながるはずのこの道を、迷いながらも野をこえ山こえ、農作業に励む地元の方や、時おりガソリンスタンドやエネルギーを補給するコンビニで道を尋ねても、都会と違って皆さんとっても気さくで優しいのです。
わざわざ電話で詳しい人に聞いてくれたり、店に居合わせた馴染みのお客にも聞いてくれたりと、一緒になって調べてくれました。コンビニでエネルギーを補給してても、日陰で座ったらとビールケースを運んできてくれたりと、まさに歌詞にもあるように、楽しい旅の夢をつないでくれました。

都会では味わえない暖かさに触れ、やはり旅はこうでなくっちゃと、あらためて楽しい思い出がよみがえってきました‥^^

$週刊!minivanが欲しい~
 そんな楽しい道のりも、いよいよ一国へと入ってしまう。
街が近づくにつれ交通量も増え、郊外のお店が増えるにつれ、ますます速度も鈍り、渋滞に巻き込まれます。
これまでの長閑な風景はいっぺんで飛んでしまい、現実の暑さと疲労がたちまちライダーにのしかかり、苦痛に変わっていく‥行きの二の舞を踏まないように、慎重に渋滞の車の脇を走らせる。
こんな繰り返しで、やっと名古屋へと入ったあたりでいきなりのガス欠。
楽しい走りのあとの渋滞の苦痛を我慢するあまり、すっかり忘れてました燃料補給を、こんな時のための携行缶1Lを補充し、そしてこんな時に限って、なかなか現れないガソリンスタンドまで、またひた走る。
ガソリンスタンドで時計を確認、午後の三時、ここまで八時間三十分走ったことになる。充分明るいうちに今夜の宿まで到達すると予測を立てたところで、リュックをおろし上着を脱いでひと休み‥さすがに田舎道とちがって都会のアスファルトは暑い^^;

予測どうり、四時三十分にユースホステルへと到着。近くに殆んど民家のない山の中の一軒家、今夜は楽しくなるぞ~と予感しながら一番風呂へと駆け込んだ‥本日の走行235km、ジャスト十時間、都会をふたつも抜けるとさすがに時間がかかる~^^;



$週刊!minivanが欲しい~
 二週続けての真壁、今日も暑かった~^^;
今年の第一戦は天候不良でお流れ、実質第一戦となったQQSCクラブコンペが、真壁で行われた。
昨年全戦をこつこつとエントリーして貯めたポイントで、なんとランキング三位を頂きました。果たして今年は死守できるか、甚だ疑問ではあります。
クラブの重鎮T中さんからご提供頂いた、お揃いのゼッケンを背負って、今年も挑みましょう^^

$週刊!minivanが欲しい~
 毎度毎度、全員一斉でセクションを下見するの図。
今回はエントリー数九台、九時三十分ミーティング十時スタートと、朝が苦手な大人の集まり^^;
腕前は緑ゼッケンからサンデーライダーまで千差万別、スリークラスに分かれて腕前を競います‥クラスを落として上を狙うもよし、これも大人の判断^^;

$週刊!minivanが欲しい~
 あまりの暑さに意識朦朧~
ツーリング帰りに二週続けての真壁は身体にこたえる‥そろそろゆっくりお休みが欲しい~
残念ながら成績はいつもの如く、パッとせず。それでも集まった商品は全員にゆきわたり、その中でも、大の大人が目の色を変えてジャンケン争奪戦を繰り広げた最高商品は、S名さんからご提供いただいた、ななんと世界戦もてぎのVIP券、素晴らしいこれぞ大人の集まり^^;
その争奪を制したS々木さんのVIP券、撮ったはずが写ってなかった~
代わりに第二戦のトロフィーを手にしたT中さん。優勝おめでようございます^^

$週刊!minivanが欲しい~
 始まり遅けりゃ、もちろん終わりも遅いわけで‥
今週の日曜日も暑うございました。夏を想定してたとはいえ、実際この五月のお天道様でこの体たらく、いったい夏日はどうなるの~
そんなわけで先週同様守谷PAでひと涼み、ごった返す人混みを掻き分け、屋台のアイスで生きた心地を取り戻す‥クーラー欲しいね~^^;

すっかり遅くなった首都高を、都心に沈む夕日が出迎えてくれました‥^^




週刊!minivanが欲しい~ border=
 さぁ少し間が開きましたが、がむしゃらに走った1,600キロ、折り返しのスタートです。旧交を温めるという目的は達せられました。次なる目標は完走をめざして、マシンともども無事に我が家へ戻ること。
その帰りのプランとしては、多少余裕を持って走りたいと、あいだに二泊の予定を立てました。まずは大阪の長居YHを目指して、五月二日早朝米子を出発。
行きに効かなくなったリヤブレーキも、調整して多少効くようになったとはいえ、元々が貧弱なブレーキ、エンブレとフロントブレーキを大いに頼りに、まっすぐ続く9号線をひた走る。

週刊!minivanが欲しい~ border=
 実は復路の第一日目は複数の案がありました。
もっとも有力候補だった、9号を鳥取まで進み29号で姫路へ抜け神戸経由で大阪入りする案、二番目に鳥取から海岸線を城之崎天橋立と抜けて舞鶴あたりから南下する、多分に景観ばつぐんなルート。
しかし本来ならばアクシデントさえなければ、行きに立ち寄るはずだった亀岡トライアルランドでしたが、せっかくここまで来たのだから、ふたたび同じ道を戻って立ち寄ることにしました。
前日のビジネスホテルでのPCで、近辺の詳しい地図をもう一度チェック、メモを片手に握り締め、遂にやって来ました‥亀岡トライアルランドへと。

週刊!minivanが欲しい~ border=
 事務所棟のテラスから眺めたランドの一部^^
ここへのルートは米子への道を逆走すればいいわけです。一度走ってしまえば勝手知ったる9号線、亀岡へ入って府道407号線へそれるわけですが、ここまでは一直線で到達します。
米子を六時二十分に出発、おおよそ270km、七時間後の午後一時半に道路沿いのキットガレージが出迎えてくれました^^
トライアルランドの入口あたりでうろうろしていると、いきなり空中へ飛び出してきたマシンとライダー、よく見ると黒山家の二郎君、どうやら崖下がトライアル場のようです。
上から覗き込んで見るといるわいるわ、やっぱりGWは皆さん練習に励んでるようで、黒山家も総出で練習に余念がありません。
トライアルを始めたころ、関東でお世話になり、今も地元で続けておられるK松さんにも偶然お会いしました。この方もTLM50でツインショックをやられてるみたいで、ここでも思わぬ旧交を温めてまいりました。

週刊!minivanが欲しい~ border=
 ここはキットガレージを利用した事務所棟でしょうか。 
何だか今までのトライアル場とはほど遠い雰囲気に嬉しくなりました^^
もちろん事前にお伺いする連絡をしてるわけではありません。フラッと訪れてもし森家の人々が留守だったらどうしよう、なんてこれっぽちも思わず、失礼にも手土産も持たずに訪れた一介のツーリングライダーを、快く招き入れてくれた森家の人々にはとても感謝です。
なかなか歴史に刻まれたトライアルランドのようです‥壁に飾れた写真や小物の類いにその証が窺い知れます。

週刊!minivanが欲しい~ border=
 こちらの二階建ての棟はガレージ兼レストア工場。
まさにバックヤードビルダーですね‥バイクや車がレストアされるぐらいの規模に、なるほどなぁ~といつもHPを見ていて納得^^
実は我が家のツインショックの一台 TY175 Sammy Miller はこちらの出身だったのです。偶然にも発見したブログでの売りたし記事、すぐに連絡をして亀岡から我が家へとやって来たのが、もう二年前になります。
いずれ里帰りの意味でも、ここでのツインショック大会へのエントリーを実現したいものですね。

週刊!minivanが欲しい~ border=
 ガレージ、工房、アトリエ、どんな表現が適してるだろう^^;
ところ狭しと置かれた工具や道具や機器類に囲まれ、無造作に置かれた歴史に刻まれたマシンやパーツの数々、数々!
我がマシンとは違い、そのマシンの来歴がはっきりしているあたりは、さすがに歴史を感じさせられました‥僅かな二時間でしたが、思いもよらぬ貴重な時間を割いていただき、また丁寧に説明して頂いた当主の森さんには大いに感謝しています。
いや~興奮していてカメラを向けるのをついつい忘れ、見入ってしまいました‥僅かに撮れた写真も、光量不足と興奮のあまり手振れがひどくて多くはお見せできないのが、誠に残念^^;

週刊!minivanが欲しい~ border=
 ご子息のK二郎さんはCS90でPre65にも出場されたツワモノ。
そしていきなりC100で現われた当主の森さん。このお二人に我がBIALS Sammy Miller を見立てて頂きました。このアルミのタンクやサイドカバーは素材の厚みや製法からして、やはり英国あたりのビルダーの仕業ではないかとのご意見。彼の国には個人レベルでこのくらいを造れる、熱いマニアが多数存在するそうです。
残念ながらこちらでも我がバイアルスの素性は分からずじまい、いつの時代に誰がどんな思いでこのマシンを造られたのか、我が家へやって来て既に十年以上の歳月が流れてしまいましたが、まったくもって未だに素性の手掛かりさえ掴めません。いずれきっと、このマシンを企図し造られた方達にお会いできる日がやって来るでしょう‥それまでは大事に大事に乗り続けなければなりませんね。
そう云えば、行きのアクシデントで曲がったままのチェンジペダルを、元に戻して頂いたことをすっかり忘れていました‥その節は本当にありがとうございました^^

週刊!minivanが欲しい~ border=
 その僅かに撮れたまともな画像を紹介しておきます‥云わずと知れたBSA、現役です^^

週刊!minivanが欲しい~ border=
 現在レストア中といった感の見事なRS‥見てるとついつい欲しい欲しい病が再発しそう^^;

誠に名残惜しいのですが、そろそろ今夜の宿へと出発の時間が近づいてきました。ご丁寧にも大阪市内へ入る道を教えて頂き、またまたそのメモを片手に、午後三時三十分亀岡トライアルランドを後にしました。
残す距離おおよそ55kmでしょうか。市街地に入ると結構渋滞にも巻き込まれましたが、概ね順調に流れ道にも迷うことなく、ちょうど二時間後の午後五時三十分に、目指すユースホステルへと到着することが出来ました。亀岡から大阪市内の東住吉区までの二時間なんてあっと云う間に感じられるのは、初日の十七時間、二日目のアクシデントを含めて十一時間の走行を体験しているからでしょう^^


ツーリング四日目の走行325km、走行時間約九時間‥初日から走破した距離おおよそ1,130km、走行時間述べ三十六時間、燃料消費量28.35L、残す日程は二日間、概ねプランどうり^^



週刊!minivanが欲しい~
 毎年恒例の春のどビギナーズトライアル大会へ。
バイアルスのシートの感触が抜けないまま、九日の日曜日はさっそく真壁へと出かけてきました。
1,600キロのツーリングのあとだけに、真壁までの二時間が本当に近く感じて、背もたれ直角なれど久しぶりの軽トラでの楽珍な移動にも驚きました‥こんな効果もあるんだなぁ~と^^;
まだまだ右親指の痺れというツーリングの後遺症が抜けない中、ましてやあの暑さの中オープンクラスを戦ってきました。
結果は、順位ではなく楽しんだ者勝ち^^;
としか云えないくらいの、大量の減点を頂き、ただただ久しぶりにトライアルを楽しんだ一日でした‥しかしCOTA4RTってあんなにブレーキが効くんだぁ、と思えるくらい身体にバイアルスが浸み込んでいて、またまたバイクでも新鮮な感触に驚かされました。

ところで如何ですかこのうしろ姿、背中に沸々と感じられるそのやる気に、思わずカメラを向けてしまいましたが、残念ながらこれを最後にトライアルから降りられるそうです。勿体ないな~まだまだやれると思うのに‥復帰の日、楽しみに待ってますよ^^

$週刊!minivanが欲しい~
 そしてオープンクラスの表彰式。
一緒に走ったベルドンS藤さんが見事三位入賞‥おめどうございます^^
さぁ着替えて帰ろうと思った矢先、ふとトランポは軽トラだったと、あらためて思い直しました。
この軽トラ、入れたのがクリスマスだもの、こんなに暑い日のこと何となく想像はしてたけど‥現実は厳しいねぇ~真夏はどうなるんだろ^^;

帰り道、汗がベタベタと身体にまとわりついて、つい守谷PAで顔と頭を洗ってしまった‥やっぱりクーラーいるね~^^;



$週刊!minivanが欲しい~
 三十年ぶりに米子を満喫してきました^^
と云ってもわずか丸一日の出来事ですが、数年ぶりで会う旧友は幾つになっても学生の時のままで会えるもんですね。
何故か急に会いたくなりました。地元で居酒屋を営んでる旧友は、きっと観光客の書き入れ時だろうけれど、快く来いと云ってくれた。
三十年前もバイクでふらりと遊びに行き、皆生温泉の浜辺でウィンドサーフィンをして遊んだのをよく覚えています。あの時はお互い若かった~確か黄色いビートルでサーフィンを積んで行ったのもよく覚えています‥あの時一緒だった彼女はどうしたんだろう^^
現在はBMWの5シリーズに変貌していた‥夜の遊びも堂に入ったもので、さすがに親爺になってました‥今度会えるのはいつになるのだろうか^^
出発前の夜、後ろの男性はたまたまこのお店を選んでに入って来た同県人のひとり旅の方、お互い遠いところから来たね~と意気投合して写真にも入ってもらいました‥^^

この夜は早めに切り上げ、駅前のビジネスホテルへ宿泊、例の如く着替えや洗面具を段ボールに詰め込み、三日泊の豊田へ発送すべくフロントへ預け、すべての準備が完了‥いよいよ二日の早朝六時に折り返しがスタートする!



週刊!minivanが欲しい~
 初日の夜は泥のように深い眠りに落ちてしまいました。
走行中我慢に我慢をかさねたお尻の痛さも、どこかへ消えてしまい清々しい朝を迎えました。昨晩はまったく気がつかない、この建物の素晴らしさに、あらためて感心しながらシャッターを切り始めました‥

$週刊!minivanが欲しい~
 百年前の建物だそうですが、こちらに移築されて四十年は経っているそうです。
昨晩の宿をお願いした近江八幡ユースホステル、相部屋の方々もそれぞれがオートバイでのひとり旅、これから四国やら信州やらへと、YHを利用しながら旅を続けるそうですが、もちろん皆さん高速を使っての移動です^^;

$週刊!minivanが欲しい~
 おおよそ道程の半分以上は進んだと思うと、少しですが気持ちに余裕が出てきたみたいです。
あまりにりんどうの花弁が可愛くて、ついついカメラを向けてしまいました‥普段ではありえないこんな行動は、これも旅の成せる業でしょうか。

$週刊!minivanが欲しい~
 YHでのお決まりの朝食、ご飯に納豆や目玉焼き。
初日の三食ともにコンビニの駐車場で慌ただしく頂いた食事と違って、やはり温かいご飯に手造りの味噌汁がこれほど嬉しいと思ったことはなかった~
食事中に相部屋の皆さんと旅談義に花が咲く中、ひとりお先に準備に余念が無い下道ライダー^^;
いつものトライアルウェアーに着替え、昨夜の寝間着やら洗面具やらを、汚れた下着とともに段ボールに詰め直し、二日泊の宿へと送るべくすべての準備は完了!

$週刊!minivanが欲しい~
 四月三十日、ツーリング二日目のスタートです。
午前九時いよいよ出発、米子までの残す距離おおよそ341km(グーグルマップ調べ)、初日に較べて100kmも少ない余裕の道のりです。
グーグルマップでの所要時間は七時間、対して予測はズバリ十一時間、ルートもほぼ一直線と、初日に較べて迷うリスクは大幅に減少してると予想をたて、初日のようなオーバーはあり得ないと自分に断言して、宿をあとにしたのですが‥

$週刊!minivanが欲しい~
 近江八幡でのお土産、「和た与」のういろう餅を求めて市内を散策。
格子戸や白壁の土蔵が残る旧い町並みの近江八幡に別れを告げ、いよいよ琵琶湖湖岸通りを琵琶湖大橋を目指して出立した。

$週刊!minivanが欲しい~
 国道のバイパスではなく、琵琶湖に架かった有料道路、琵琶湖大橋です。
ご覧のように端には歩道もあり自転車での通行も可能です‥我がバイアルスの通行料金はわずか二十円、この旅最初で最後の有料道路代です。

$週刊!minivanが欲しい~
 ここまで来たら寄らない手はない‥
全国TLミーティングの聖地、道の駅琵琶湖大橋米プラザ。週末九日のミーティングに先駆け、ひとりプレミーティングを決め込み、記念に写真を一枚‥これもツーリング二日目の心の余裕のあらわれか~
さぁ、土産も手配し、TLの聖地道の駅米プラザでの記念撮影も終え、まずは京都目指して琵琶湖西側を南下する。
一国から京都五条通りを直進すれば、そのまま九号線山陰道へと、その道は遥か鳥取から米子へと続いていることになります‥そう思うと何故だか目的地がグッと近く感じてくるもんです^^

$週刊!minivanが欲しい~
 ちょうどお昼頃に京都市街地を通過。
この辺りまで来ると薄っぺらなシートの上で痛みに堪えていたお尻が悲鳴をあげる、加えて初日の途中からリアブレーキがまったく効かなくなり、フロントブレーキだけに頼っていた右手の親指の付け根が痺れだし、操縦も緩慢になり集中力も落ちてくる。そろそろガソリンを補給しながら、どこぞのコンビニでお昼にしようかなどと考えながらもトットットット~と先を急ぐ。
そんな矢先、亀岡市に入ったあたりで流れが停滞し、自然と渋滞した車の脇をノロノロと進めていると、いきなり来た~すぐ前にいた1BOX車が、お店に入ろうと左折してきたのです。
衝突を避けるため、慌ててハンドルを左に切りながら歩道に身体ごとマシンを転がした‥一瞬でしたが衝突は免れホッとしたその時、ななんとその1BOX車は何事もなかったように、倒れたバイアルスの前輪部分、フロントフォークの上をスルリと乗り越え駐車場へと入ってしまったのです‥このとき怒りよりも先に「あぁ~この旅はここで終わった~」と思ったものでした^^;

$週刊!minivanが欲しい~
 夕日に向かって走れ!
山陰道の日本海に沈む夕日があまりに美しくて思わずUターン、沈む夕日を背景にして何度もシャッターを切りました。
アクシデントで思わぬ時間を取られてしまいましたが、奇跡的にも走行に支障なく、その後の但馬での冷たい雨にもめげず、ただただひたすら山陰道を西走したのです‥あのアクシデントで失われた時間を取り戻すべく。
ミロクの河原でいつも転んでいるのは無駄じゃなかった‥とは思いたくありませんが、本当に不幸中の幸いでした。ライダーに怪我はなく、マシンもチェンジペダルが歪んだだけ、多分フロントフォークもきれいに真上から乗り越えたからでしょう、目視では曲がりも歪みも感じ取れませんでした^^
お陰様で無事に米子に到着したのは午後八時頃だったでしょうか、アクシデントに取られた時間を差し引き走行時間はズバリ十時間‥予測よりも一時間もの短縮を達成できました^^

久しぶりの旧友と再会、途中随分と心配をかけましたが、この夜は再会を期して夜中の二時まで呑み明かし、風呂も取らず、歯も磨かず、またまた泥のような眠りについたのです^^;



$週刊!minivanが欲しい~
 なかなか充実した五泊六日間の旅でしたが‥
兎に角、毎日が十時間以上の移動をこなすだけの、BIALS三昧のツーリングでした。
往路の鳥取の米子までを、二日間で達する計画を立てた時点で分かってはいたのですが、まずは初日の目的地、近江八幡までが実に遠かった~
29日の朝、いや夜中に目覚めたのは二時半、まるで遠足前の小学生よろしく目覚し時計よりも先に起きてしまった。
準備はすべて前日には終わっていましたが、再度持ち物の確認を怠りなく済ませ、自宅を娘に見送られ、まだ夜も明けない暗闇の中を、早朝四時に出発。
グーグルマップで単純に検索すると、目的地の近江八幡YHまでは464km、高速、有料道路を一切通らず所要時間約11時間とありましたが、こちらの立てた予測は、ズバリ十五時間。
2.5Lのタンク容量では頻繁な補給が予測され、下道まっしぐらと云えども、土地勘のないまったくの未知の場所もあるわけですから、道に迷ったりとの予想も含めての予測時間でしたが、実に二時間もオーバーの十七時間後、夜の九時にようやく近江八幡YHへ到着、という初日から大幅に予測を外れてしまいました。
事前に送っていた部屋着や着替えや洗面道具一切を帳場で受け取り、取りあえず十時までと決まっているお風呂へと駆け込んで、やっと生きた心地を味わいました~^^;

走り出して二時間、御殿場でいきなりのガス欠、それを携行缶でつなぎ、やっと営業しているGSを見つけ、携行缶への補給は断られ心細くなるも、土砂降りの中をめげずに走り続けて、初日初めての朝食を清水にてありつけたのが八時十五分、まだまだ先は長い~^^



 いよいよ数時間後、午前四時には出発の予定です。
不覚にも日曜日から風邪をもらい、まだ体調万全ではありませんが、ぶり返さないことを祈って走るのみ。三十年前にSR400でひとり旅をした米子へと、ふたたびロングツーリングへと挑みます。
本来ならばR75/5でのプランでしたが、昨年手放した今となっては、この十二年連れ添った古女房の、しかし新生なったバイアルスでの決行です。
往復おおよそ1,600km、予定では米子での滞在も含めて、足掛け五泊六日の下道強行軍です。ナビの無い下道は不安が募りますが、ルートは概ねこの頭にインプットをしたつもりです。
あとは野となれ山となれ‥バイクが先かそれとも身体が先に根を上げるか、いやいやバイクとライダーともども無事に完走して戻って来たいと思ってます^^

では旧友の待つ皆生温泉を目指して、いざ出発!