
まだ週末になるとグッタリと疲れます‥なかなか元どうリにはならないもんです。
さて縁あって我が家に仲間入りしたマシンですが、一見してなかなか素性が良さそうです。
取り合えずすぐにでも乗れそうですが、しかし一応整備を施そうと思っています。
まずフロントフォーク、柔らかいわりには戻りが悪かったりで、ちゃんと手応えがあってスムーズに動くように、オイルを交換します。
ミッションオイルも交換です。前オーナーに確認したところ何でもいいそうです。取り合えず手持ちのエルフを入れてみます。
混合比も現行マシンとほぼ同じでいいそうですが、いつも1リッターに対して14cc程度、約70:1でしょうか。
エアークリーナーは前オーナーのお手製でしょうか、まずは問題なさそうですが、まだ純正が出てくるそうで予備に手配しておきました。
今回この為にヤフオクで落札したパーツリストはいろいろと役に立ってます。
ハンドルは古~いレンサルがついてましたが、手持ち在庫の新品レンサル5inchに交換しました。
昔、目の前の走ってるマシンからライダーが突然フッと消えたのを目撃して以来、旧いマシンには折れる心配のない新品のハンドルと心に決めました。
しかし古~いレンサルはブランド名が現在のプリントではなくて刻印のものです。どうして安直にプリントにするんだろう。刻印の方が古くなると味がでてきますね。これは磨いて保存です。
クラッチやFブレーキのワイヤー類も一応純正新品に交換します。慢性の指腱鞘炎に優しく、ほんの多少でもクラッチが軽くなるように願いを込めて?
破れたグリップもレンサルのソフトに、それから固くて山の無いタイヤは今回初めてダンロップを入れてみようと思ってます。英国産のフレームに敬意を払って英国ブランドで^^
エンジンはスルっと掛かりますが、吹け上がりがいまいちで、どうやらキャブのOHも必要みたいです。
旧いマシンは当たり前のようにブレーキがプアーですね。ついつい毎週乗っている現代の軽いトライアルマシンと比べてしまうからかもしれません。分かってはいるんですが、しかし何処かに凄腕のブレーキシュー職人みたいなのはいませんかねぇ^^;
Rサスは当時物のガーリングが付いてます。懐かしいブランドですが、今はどうなったか調べたら無くなってました。
当時純正以外ではガーリングやチェリアーニ、などが使われていたそうです。チェリアーニも懐かしい名前ですね。
英国製のべトーレなどが今でも手に入ります。これは現在バイアルスに付けているサスですが、しかし正直あまりに頼りない。
このトライアル創設期はいろいろ創意工夫しながら性能を引き出したようです。純正の柔らか過ぎるサスよりも、ガーリングの方が格段に優れていたそうですが、もうすでに何十年か経っているサスですから、そろそろ代わりのサスを物色してあげましょう‥これも何にするかこれから楽しみです^^
さあて、この初めてのツーサイクルの旧車、どのくらいの戦闘能力を秘めているか楽しみですね~早く乗ってみたい^^
画像は、このマシンの為に手に入れた念願のkatoのアルミタンク‥しかしこのアルミタンクはとっても軽い!
純正のタンクも捨て難いので、いずれ酷いサビサビを綺麗にしてやり、塗装し直して永久保存です。