夏の土用入り
土用とは元々、
季節の変わり目ごとに年に4回あります。
二十四節気の立春、
立夏、
立秋、
立冬の前18日、
または19日間がそれぞれ土用にあたります。
【土用】
古来中国から伝わった五行説では、
全ての物を木、
火、
土、
金、
水の5つに分類されるという考えから、
春は木、
夏は火、
秋は金、
冬は水と割り当てられました。
でも、
土だけが季節を与えられていなかったため、
それぞれの季節の変わり目の前18~19日間を土(土用)としたのです。
土用は土公神(どぐじん)という土の神が降臨する期間で、
かつては井戸掘りや柱立てなど土を動かす仕事は凶とされました。
でも、
1年の5分の1も建築が出来ないと困るので、
それぞれの土用には「間日」(まび)という日が設定され、
間日には土を動かしても差し支えないとされました。
土用と言えば、
ウナギが浮かんできますけど、
夏の土用は、
お刺身でもいいんじゃないかな(笑)