ジュネーブ半径500Mな毎日 -44ページ目

(動画)アリアナ美術館 散策

もう桜が咲き始めました。

今年は少し早いような気がします。


ぶっちゃけあるよね、差別、って感じの午後

今日もイラン人のお友達を誘って、犬のお散歩+カフェにおつきあいいただいちゃった。

このところお気楽すぎるな、生活が。

でも、彼女と歩くと、一時間ぐらい一緒に歩けるので、いいな。

そして、散歩するって、実は内緒話にすごく良いんだなーと思った。

カフェだと人に聞かれるし、歩いていると、周り50メートルぐらいは絶対人がいないようなところだからな。ここは。



彼女も私も、年代が近くて、「仕事見つかるかなー」なんて話しをしている。

すると彼女曰く

「私は夫が政府の関係だから、頭のスカーフを取って外出する事が出来ないの。

スカーフをしたままだと、保守的なイスラム教徒だと思われるからまず仕事には就けない」

と言うではありませんか。

「それって差別でしょ?」

と聞くと、

「そう、でも、スイスの人は、差別と思われないように差別をするのがすごく上手いよね」

と彼女。それは私もまったく同感。

彼女曰く「ニューヨークだって、パリだってロンドンだって、スカーフをしている人が沢山働いている。普通にスーパーのレジだって打ってる。スイスではスーパーのレジにはスカーフをしているイスラム教徒は絶対にいないのよ。知ってた?その職に申し込んでも「「ちょうど決まりました」」って言われるだけなんだから」なのだそうです。

イスラム教徒の間でもスカーフをする、しない、で微妙に関係があるようです。



色が変ですが、カレンは春なので喜んでいます。
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彼女のお子さんも、最初に就職した会社は1年後に滞在許可証がないという理由で解雇されました。

(お子さんは、大学院を卒業した優秀なお子さんですが、外交官の子供は25歳になると滞在許可証は自力で取らなければいけません。それが理由でした。)

その後1年半も仕事はなく、弁護士に莫大なお金を払ってやっと最近滞在許可証を取り戻し、就職もできたそうですが、その顛末を伺うところではとても大変そうです。

彼女なら知っているかなとおもって、サイード の話を振ってみたら、やはりご存知で、

ヨーロッパがどのような視点でアジアを蔑視していたか

という話題でついつい盛り上がってしまいました。




彼女はイランでは英語教師だったので、彼女はとてもきれいな英語を話します。文法がすごいしっかりしています。

きっとフランス語もすごい出来るんだろうなー。

だから、今からでも何か始められるといいねー、なんて話しています。

ペルシアは歴史が長くて、伝統もあるんだから、世界に誇るべき事は沢山あるはずだから、翻訳なんかはどう?なんて、夢をたくさん描いてきました。

それで、結局、フランス語圏の悪口を言いながらも、フランス語頑張らないとね、なんて言ったりしている私たちです。

次からはフランス語で話そうかー、ってしゃべりながら帰ってきました。



前回のお茶は彼女がごちそうしてくれたので、今日は私が払おうとすると、彼女が再び今日も払うと言います。

なので、「今日も払ってもらったら、次から私から誘えなくなるから、今日は私で」と言ったら

「次から誘ってもらえなくなると困るから、今日は払うねって言い張らないで、払ってもらうわ」って。

こういうことひとつでも「間」が合う事にちょっと嬉しさを感じてしまう。












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日本語、日本、日本人、そして春のジュネーブ



今日は日本語を教えているフランス人の生徒さんに頼まれて、日本人からの日本語の手紙を訳して差し上げました。

丁寧に書かれた日本語の手紙を読んでいたら

なんとなく日本が懐かしくなりました。

その後、絵本の「ないたあかおに」をフランス人の方と一緒に読んだのですが

とにかく日本語の文章は

・主語がない

・動詞が活用しない

ので、誰がどう思ってどうしたか、って本当に分かりづらいようです。

これがいわゆる

・行間を読む

っていうやつなのでしょうか。



その他にも

・同音異義語が多い

・擬音語や擬態語が多い

などから、なかなかハードルの高い絵本となってしまいました。


日本人の「友情」の感覚を「ないたあかおに」で読み取ってもらいたかったのですが

私の教え方に問題がまだまだあるようです。

申し訳ないです。





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日本語を学習する多くの外国人にとって、便利な言葉は

「すみません」

なのだそうです。

すみません、は、謝るとき、お礼を言うとき、その他のシーンでもとりあえず使う事が出来る表現で

常に感謝の気持ちを表せるので便利なのだそうです。





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東日本大震災の後、日本人は「運命論者だ」とフランスでは報道されました。

「運命論者」というと、フランス的思考ではややネガティブな感じだと思います。

「自分の思う通りに人生を切り開かず、自分の身に起こった事を受け入れ、怒らない」

地震と津波による被害者のルポルタージュをしていたジャーナリストにそう表現されたのですが、

のちにそのジャーナリストはだいたい次のように修正しました

「日本人は運命論者だけれども、それはとても明るい運命論者です。西洋人は自然を征服しなければいけないと思っているけれども、日本人はそう思っていない。自然に生かされている、自然の一部である、そう思っているから、今回の大自然災害も乗り越える事が出来る。その強さがある。」

と。これは絶賛なのです。



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さて、私の生徒さん、彼女はもう10年も日本語を学習しています。

10年間ずっと学校に通い続けているのです。

私のように「夏は学校に通って、冬は寒いからジムに通おうかな~」と考えている人とは訳が違います。

パッションがあるのです。

そんな彼女は、14歳の時から働いているのだそうです。

昔から勉強は苦手だったので、日本が好きだと思いつつ、勉強を始めるまでに10年かかったそうです。

それで、ある日、「今だ!今始めなければいつ始める?」と思ったそうで、その後ずっと日本語の勉強をしています。

本当にすごいと思います。

日本は何でもひとつの事を長く続けた人を評価する文化がありますが、

すくなくとも私が暮らすところでは、あまりそういう文化がありません。

ひとつの事を長く続けていても

・ひとつの事しかできないの?

・ひとつのことばかりやりたいって、ちょっとおかしい?

・そんなに有名になっている訳でもないのに、諦めて別の道を進んだりすれば良いのに?

という空気がうっすらあります。

そのような文化の中で彼女が10年間絶えざる努力を続けてこられた事には

私ももっと敬意を払わなくてはいけない。

世の中には、本当にすごい人がたくさんいらっしゃるんだなと思います。





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ジュネーブも暦の上でも春になりました。

春は小さな花が咲き始めて大好きな季節です。

木々も、まだ葉も出ていないのに、枝の先端のつぼみが大きくなっているのです。

こんな大きな木が、先端にたくさんの栄養を冬の間に送っていたんだなと思うと

温かい気持ちになります。

命をつないでいるんだな~と。



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