ぶっちゃけあるよね、差別、って感じの午後 | ジュネーブ半径500Mな毎日

ぶっちゃけあるよね、差別、って感じの午後

今日もイラン人のお友達を誘って、犬のお散歩+カフェにおつきあいいただいちゃった。

このところお気楽すぎるな、生活が。

でも、彼女と歩くと、一時間ぐらい一緒に歩けるので、いいな。

そして、散歩するって、実は内緒話にすごく良いんだなーと思った。

カフェだと人に聞かれるし、歩いていると、周り50メートルぐらいは絶対人がいないようなところだからな。ここは。



彼女も私も、年代が近くて、「仕事見つかるかなー」なんて話しをしている。

すると彼女曰く

「私は夫が政府の関係だから、頭のスカーフを取って外出する事が出来ないの。

スカーフをしたままだと、保守的なイスラム教徒だと思われるからまず仕事には就けない」

と言うではありませんか。

「それって差別でしょ?」

と聞くと、

「そう、でも、スイスの人は、差別と思われないように差別をするのがすごく上手いよね」

と彼女。それは私もまったく同感。

彼女曰く「ニューヨークだって、パリだってロンドンだって、スカーフをしている人が沢山働いている。普通にスーパーのレジだって打ってる。スイスではスーパーのレジにはスカーフをしているイスラム教徒は絶対にいないのよ。知ってた?その職に申し込んでも「「ちょうど決まりました」」って言われるだけなんだから」なのだそうです。

イスラム教徒の間でもスカーフをする、しない、で微妙に関係があるようです。



色が変ですが、カレンは春なので喜んでいます。
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彼女のお子さんも、最初に就職した会社は1年後に滞在許可証がないという理由で解雇されました。

(お子さんは、大学院を卒業した優秀なお子さんですが、外交官の子供は25歳になると滞在許可証は自力で取らなければいけません。それが理由でした。)

その後1年半も仕事はなく、弁護士に莫大なお金を払ってやっと最近滞在許可証を取り戻し、就職もできたそうですが、その顛末を伺うところではとても大変そうです。

彼女なら知っているかなとおもって、サイード の話を振ってみたら、やはりご存知で、

ヨーロッパがどのような視点でアジアを蔑視していたか

という話題でついつい盛り上がってしまいました。




彼女はイランでは英語教師だったので、彼女はとてもきれいな英語を話します。文法がすごいしっかりしています。

きっとフランス語もすごい出来るんだろうなー。

だから、今からでも何か始められるといいねー、なんて話しています。

ペルシアは歴史が長くて、伝統もあるんだから、世界に誇るべき事は沢山あるはずだから、翻訳なんかはどう?なんて、夢をたくさん描いてきました。

それで、結局、フランス語圏の悪口を言いながらも、フランス語頑張らないとね、なんて言ったりしている私たちです。

次からはフランス語で話そうかー、ってしゃべりながら帰ってきました。



前回のお茶は彼女がごちそうしてくれたので、今日は私が払おうとすると、彼女が再び今日も払うと言います。

なので、「今日も払ってもらったら、次から私から誘えなくなるから、今日は私で」と言ったら

「次から誘ってもらえなくなると困るから、今日は払うねって言い張らないで、払ってもらうわ」って。

こういうことひとつでも「間」が合う事にちょっと嬉しさを感じてしまう。












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