今日稚拙ながら、私のいつも使っている、
ソムリエナイフについてご紹介です。

一番目は、いつも使っている相棒みたいな感じ。

$Germanweinのブログ-プルタップス プロ CLASSIC シルバー

かしめが少しゆるくなってしまいましたが、
まだまだつかえます。

Germanweinのブログ-プルタップス プロ CLASSIC シルバー


プルタップス プロ CLASSIC シルバーです。

以前はソムリエの皆さんがご愛用のラギオールを使っていましたが、
購入したモデルが自分の手にはは合わなかった。
グランソムリエの田崎さんが、ご自分のモデルを出していて、
それが日本人に合っているということを最近聞きつけていますが、、どうなんでしょ??

このプルタップスを使い始めてからは、グランクリュの長いコルクをあけるのも
本当に楽になりました。

グランクリュなんて、年に数回ですがね、、、。

アクションが2段になっていて、コルクが本当に楽に抜けます。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=fS9x1__Ab3I
使い方はこのリンクを見てください。

このプルタップスには、色々と思い出と曰くがあります。
実はこれの前にもプルタップスを愛用していました。

パリの空港にて、手荷物の中にプルタップスを入れてあって、、、。
その後は皆さんのご想像のとおり、、、、。
なんと没収、、。

私は涙・涙、、。悔しくて、、、。なんとまあ情けない(ーー;)

相方が慰めてくれて、新しいのを買ってくれました。

皆さんも手荷物にはソムリエナイフを入れないように、
お気をつけください。



2番目も、同じプルタップスです。

Germanweinのブログ-もらい物プルタップス
Germanweinのブログ-もらい物プルタップス

背面にワイングートの名前が書いてあります。
ドイツワインに精通している方なら、
思い当たる節があると思いますが、、、、。

ひとつは、ラインガウのシュプライツァーで
もうひとつは、ファルツの レイプホルツのものです。

ワイングートに試飲に行った際に、
おねだりして、頂戴してきました。

両方とも同じ色で、ドイツ優良ワイン生産者組合(VDP)の鷲のマークがプリントされています。
これは組合単位でオーダーしたものかもしれませんね。

以前、シュロスヨハネスに行った時も、同じ色で名前違いのものを、
おねだりして、頂戴してきましたので、、。



最後はソムリエナイフとは違いますが、、。

スイスアーミーナイフです。

Germanweinのブログ-もらい物スイスアーミー


一番大きな歯はとても鋭利で気をつけないと怪我をします。

去年の秋に、パリに行った際に、
レストランで隣り合わせた老夫妻に、
ご婦人が実際お使いのものを、
いただいたものです。

ワインの話を色々させていただき、
ファルツのワイン大ファンという、
共通の話題で盛り上がり、
お土産にといただきました。

なんかもらい物ばっか、、、。
ちゃっかりしてる自分がちょっと恥ずかしいいです。









原発はもう、絶対に許さない。

29日付けの朝日新聞、31面の左隅。
記事を読んだ。
なみだがこぼれてきて、とまらなかった。

手塩にかけてきた、作物を残して、
自殺していった農家のご主人の記事だ。

その農園は福島県須賀川にある。
福島産の農作物の摂取制限を聞き、
もう福島産の野菜はだめだと、
生きるのぞみをなくしてしまったと。

記事によると、
彼は30年以上も前から、土作りに気を遣って、
有機農法に取り組んでいたそうだ。キャベツなどは、
種まきの時期をずらしたりと独自の工夫を重ねて、
この地方で普通では収穫できない、高品質なものを、
収穫することに成功し、地元の学校給食にも大人気で、
一手にその供給を請け負ったそうだ。
子供の食べるものだから、特に気を遣って作っていたそうだ。

その優れた作り手の農園主の生きがいを、
福島原発は奪ってしまった。
生きるのぞみを絶たれ、自ら命を絶った彼の死は余りにも、悲しすぎる。

私の実家も農家で、
父はキャベツを作るのが得意である。幸い私の父は未だ健在だが
私は父の野菜作りを、見て育った。
まっとうな野菜を作ることは本当に手間がかかる。
今回の記事は、どうしても、私の父の背中とダブってしまう。

さて、はなしを元に戻そう。
原発は、皆さんも十二分にご存知の通り、
一旦事故がおきたら、本当に大変なことが起きてしまう。

原発の事故で生まれた放射能は地球を汚染し、海を汚染し、大地を汚し、空を汚す。
その結果、人から故郷を奪い、職業も奪い、人の命を奪い、人の心も奪ってしまう。
本当に悲惨で絶望的な結果をもたらす。

確かに現状は、原発があって現代社会に必要な電力供給があることは認める。
我々日本人は、核の脅威というものを原子爆弾で今から60年ほど前に一度味わっている。
六十年たった今、又平和な日本で我々が核の脅威にさらされるのはなんとも皮肉なことである。

この恐ろしい原発を次の世代に残しては、ならないのである。
絶対原発をなくしていくことである。
たとえ10年、20年、それ以上かかろうとかまわない。

次の世代。次の次の世代が二度とこのような悲しい思いをしないためにも、
我々日本人は、原発はもう要らないと覚悟を決めなければならない。

尊い志を絶たれ、自ら命を絶った農場主のご冥福を祈るとともに、
これ以上原発を断固として、許してはならない。

私自身は微力だが、あらゆる方法や手段で、
世間に投げかけ続けてゆきたい。


お世話になっている、お宅の子供たちに、
時計の読み方を教えてさしあげることに。

でも、まず何より、
一日とは何かということを、
説明して、それをわかってもらった上で、
時間を教えることに。

まずは地球儀をとりだして、
懐中電灯を使って、
昼と夜はなぜ出来るのかということの
説明からはじめようと思います。

子供に無視されないように、
興味を引けるように、
がんばります。





以前お隣からいただいたものを、
地下で眠らせていたが、
ここらであけてお隣へ感想でも述べないといけないと思い、
開栓したのはこちら。


NEISS 2009 WEISSBURGUNDER TROCKEN ALTE REBEN
BOCKENHEIMER SCHLOSSBERG

$Germanweinのブログ

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柄にもなく、ブルグンダーをあけてしまい、
なんとコメントしていいやら、、、、。


ミルキーなにおいがあり、まだまだ若いことを思わせる。
つるんとした感じは、石灰が多い土壌を思い起こさせる。

オレンジやシトラスの含みがある。
しかしながら、余りにもシンプルな味筋に、
飲み飽きもした。

もともと持っている、土地の力もあるのかもしれないし、
未だ飲んだことはないが、赤ワインが評判がいいので、
赤ワイン向きの土地なのかと、勝手に想像している。

まあ、この辺りが、リースリング飲みのブルグンダーに対する
通り一遍の感想かもしれない。

こくは古木からの葡萄であることをうかがわせるものがあったが、
翌日はいささか凡庸に退化。

シンプルさゆえ、食事との相性は、
相手を選べばよいものもあると思う。

おっと、お隣に報告するには、
いささか、辛口になってしまった、、、。

もらい物なので、さて、どう報告していいのやらである。


前のホッホハイム、飲んだ瞬間に余りに余りだったので、

地下から、もう1本口直しに持ってきたのはこのワイン。



GEORG MOSBACHER
2009 DEIDESHEIMER HERRGOTTSACKER
RIESLING SPAETLESE TROCKEN


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ファルツの主とも言える「Tさん」から
勧められ、フルーティな仕上がりが、
すっかりお気に入りになった
このワイングート。

われわれの定番のひとつのこのワインだが、、、。
以前飲んだ印象からは、
果実味の含みがある、
甘さも取れてきて、
よりしまった印象。

香りは、ピーチ・オレンジ主体。
酸味とミネラルの調和も大変良い。

こくとうまみも十分、
反面若干の水っぽさがあるが、
それをこのクラスで求めるのは、
酷というもの。

食事のお供としても、
これだけをゆっくりというのも、
双方楽しめるお酒であるとは間違いない。

全体的な印象として、クリアで若々しいのは、
腐れのない、健康な葡萄から出来た
ワインであることを物語っている。

すばらしい出来である。