前のホッホハイム、飲んだ瞬間に余りに余りだったので、
地下から、もう1本口直しに持ってきたのはこのワイン。
GEORG MOSBACHER
2009 DEIDESHEIMER HERRGOTTSACKER
RIESLING SPAETLESE TROCKEN
ファルツの主とも言える「Tさん」から
勧められ、フルーティな仕上がりが、
すっかりお気に入りになった
このワイングート。
われわれの定番のひとつのこのワインだが、、、。
以前飲んだ印象からは、
果実味の含みがある、
甘さも取れてきて、
よりしまった印象。
香りは、ピーチ・オレンジ主体。
酸味とミネラルの調和も大変良い。
こくとうまみも十分、
反面若干の水っぽさがあるが、
それをこのクラスで求めるのは、
酷というもの。
食事のお供としても、
これだけをゆっくりというのも、
双方楽しめるお酒であるとは間違いない。
全体的な印象として、クリアで若々しいのは、
腐れのない、健康な葡萄から出来た
ワインであることを物語っている。
すばらしい出来である。