｢マジっすか！｣
僕ね
しがないただのサラリーマンなんですけど
６年前の２０１０年に
京都市内に一戸建てを購入したんですよ
どこまで本当かはわからないんですけど
何軒か回ったうちの不動産屋が言ってたんですけどね
京都の人って京都市内から府外へ出て行く人が少ないらしく
なかなか土地って空かないみたいなんですよ
まあ
たしかに
一戸建てを購入しようと色々動き回ってた時は
ほんとに思うところに良い物件がなくて
けっこう困りましたね
でも
やっぱり一戸建てですからね
簡単に買えるものじゃないし
そう易々と妥協できるものでもないじゃないですか
だからね
不動産屋には
｢もうちょっと色々探したい｣
って言って
不動産屋が進めてくる物件には
｢じゃあ、ここで｣
とはなかなか言わなかったんですよ
そうこうしてるうちに
不動産屋も
条件に見合う物件が少なくなってきて
｢このままだと見つかりませんよ｣
とかまで言われちゃってたんですけど
そんなこと言われてもね
こっちは
｢それを見つけるのがおたくの仕事でしょ！？｣
と内心逆切れ気味で
でも顔は無表情で対応してたんですよ
んで
やっぱり
どうしても妥協できん！ちゅうことで
そこの不動産屋に相談するのは止めて
しばらく放置しといたら
良い物件が出てきたんですよね
ウエダミツトシです
こんにちは
これは
もうほんとに｢縁｣でしたね
はじめ
僕らが探してたエリアにはなかなか条件に見合う物件がなくて
もうあきらめようか・・・
なんて思ってたところに
全然違うエリアだったんですけど
諸々の条件に見合う物件が
ポーーン！と出てきたんですよ
これね
ほんとポーーン！って感じだったんですけど
実際に見に行かないと
やっぱりわからないんで
違う不動産屋に問い合わせて行ってみたんですよ
そしたら
｢えっ！？ ここでこの値段？｣
っていう感じだったんで
言ってみれば｢お買い得物件｣だったんですよ
これはね
たしかに｢買い！｣だったんですけど
言うてもね
一戸建てだから
即決はできないじゃないですか
コンビニで弁当買ったついでにたけのこの里買うんじゃないんだから
買い物カゴにポーーン！とはならないわけですよ
んで
家に帰ってね
あーでもないこーでもない
と色々悩むんですけど
大体1週間くらいでしたかね
奥さんとも色々話し合って
どうするか考えてたんですけど
大体
お買い得物件だったらね
たとえ一戸建てとはいえ
購入を考えている人一杯いますから
すぐ売約澄みになったりするんですけど
その物件はならなかったんですよ
これはもう買うしかないな
と腹を決めて購入したんですけども
まあ
結論から言うとですね
完済しちゃいました
いやー
自分でもビックリですね
こんなに早く住宅ローン払い終えるなんて
思ってもみませんでしたよ
まあ
たしかにね
そのエリアにしたら価格は低い方だったんですけど
言うても土地と建物を購入したわけだから
けっこうな値段はしたわけよ
だから
頭金は当時出せる分は目一杯出したんですよね
それで３５年ローンですよ
わかる？
３５年よ！
購入当時は３３歳だったから
まあ言うたら
自分が生きてきた人生以上の年月をかけて払い続けていかなければならない馬車馬人生
を味わうはめになったわけなんですよ
たまらんですよ、こんなの
やっとれんですよ
だからね
当時から奥さんとも
｢できるだけ早く返そう！｣って話し合ってはいたんですよ
そして数年後・・・
事ある毎に
奥さんが
｢住宅ローン払ってんのアホらしいし、早よ返してしまおうかー｣
って言い出したんですよ
｢そやなー｣
なんて言いながら
内心
｢どこにそんなお金あるんだよ｣
と思ったり
なんだったら
｢稼ぎが悪くねーか！｣
と責められているような
そんな気分にさえなっていました
でもね
たしかに奥さんの言うとおりだったんですよ
先日、本を爆買いした中にこんなのがありました
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- 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!/文響社
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普段はこういう本に興味ないんですけど
書いてるのが、この本を書いている
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水野敬也さんのところにいる編集者兼作家さんで
大橋弘祐さんという方なんですけど、
その大橋さんが書いてるから買ったんですけど
その大橋さんが経済評論家の山崎元さんに
｢どうやったらお金が増えますかね？｣
ということを色々質問していくという
対話形式の本だったんですね
その中で
家は買うべきか？
みたいな項目があって
そこには大体４０００万くらいの住宅を購入したとして
３５年ローンを組んだら概算で７０００万くらい払う計算になる
って書いてあったんですよ
結論からいうと
家は買っても買わなくても好きにしたらいいんじゃね？
って話しなんですけど
要はそこまでの金額を出してまで
自分が欲しいと思うかどうか
っていうことだったんですね
んで
もし買うんだったら
住宅ローンはできるだけ早く返したら？
ってことだったんで
｢おおー、奥さんが言ってることとおんなじだー｣
と思って、この本を見せたんですよ
そしたら
｢ほらー！ せやろー、やっぱり早く返してしまお｣
と自分の思いに確信を持ったみたいで
真剣にプランを練りだしたんですよ
んでね
そこからちょっとビックリだったんですけど
僕としても
もうここは腹を括るか！
と思って定期も解約して
完済に向けて動き出そうとした矢先に
ちょうど住宅ローンの残高と同じくらいの金額が
あるところから出てきまして
もうね
全く思いもよらない
意識の片隅にもないところから
ポーーーーン！
と出てきたんですよ！
ほんと
そん時はね
えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ！！
どおゆうことーー！？
って思いましたね
マジか、と
ほんとにいいのか、と
これ、マジっすか！？と
最近神社ミッションしてないんだけどな・・・とか
色々考えたんですけど
持ってるだけじゃお金って増えないし
住宅ローンを払い続けていると
それだけ払う金額が大きくなるだけなんで
さっさと返してやりましたよ
んでね
この一戸建て購入の流れを見てると
もちろん、後付けの解釈ではあるんだけど
実は僕ね・・・
何にもしてないんですよ
ほんと何もしてないのよ
いや、もちろん出したよ
お金出したけどさ
一戸建てを購入する時は
こんなに早く返せる見込みなんて全くなかったし
ほんとに完済できるかどうかもわからなかったわけよ
しかもね
僕が出すことができた分なんて
当時はほんのちょっとで
なんか知らんけど
ほんと、｢なんか知らんけど｣ですよ
なんか知らんけど、完済できちゃった
そこで
僕は思いましたね
実はオレって・・・
存在給高いんじゃね？
自分のことを
そんなに存在給が高い方の人間じゃないと思ってたんですけど
実は存在給が高い方だったみたいっす
だってよ
何もしてないのに
一戸建てが自分のものになってるんだぜ
すごくないですか？
オレって、すごくね？
いやー
驚きですね
新しい自分を発見した気分ですよ
僕は基本的に
意識低い系人間ですけども
存在給高い系人間でもありましたね
実はアナタも存在給高い系人間かもしれませんよ
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