今年最後のDIY 1 ブレーキフルード交換 | black・knight

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いや〜、寒くなりましたね。



つい最近まで、シャツ1枚で外出出来ていたのに、、、もう朝夕は死んじゃうくらい寒くなりましたね。



この時期、僕には苦行が待っています。



それは、、、。







スタッドレスタイヤへの交換作業なんですが、今年はちょっと手間がかかります。



その理由は、2回目の車検を控えているからなんですね。







何やら新しい工具が見えますね。



はい、我が家の新兵器です。











加圧式のブレーキブリーダーを使ったブレーキフルードの交換に挑戦します。



今まで、負圧式やペダル踏み踏み式を試しましたが、ABSへのエア噛みを極小にするには、この加圧式ブリーダーを使うのがベストだという結論に達しました。







コイツは、ストレートのブリーダーキットですが、ブツはほぼJTCのものと同じですね。



イジワルなのが、汎用アダプターしか付属していなくて、ヨーロッパ車用アダプターはセットで20000円もするんですよね。



ま、まずは汎用アダプターで作業開始です。







パサートの広大なエンジンルームに、コンパクトな1.4TSIエンジンが載っかってます。



そうなんです。



このクラウンを超えるボディをカローラ並みの1400ccのエンジンで走らせているんです。



そのエンジンの片隅に







ブレーキマスターのフルードリザーバータンクがあります。



この中には、ブレーキパッドが減ったらブレーキ配管の中に補充されるブレーキフルードが入っています。







中には茶漉し状のフィルターが入っていて、異物の混入を防いでいます。



先ずはここから、古いブレーキフルードを抜き出します。







このスペシャル浣、、、じゃなくてサクションガンで、古いブレーキフルードを吸い出していきます。



作業は簡単、ただ吸い出すだけです。







ん〜、やっぱり劣化して黄ばんでますね。



ま、でも、ヨーロッパ車に使われるDOT4ブレーキフルードには、無色透明よりも黄色っぽいものが多いですよね。



気をつけて頂きたいのが、このブレーキフルード、吸湿性と塗装への攻撃性が強いということです。



ですから、万が一フルードが塗装面に飛び散った際は、無害化する為に予め水道水を満たしたバケツなどを準備しておいた方がいいですね。







さて、リザーバーから古いフルードを吸い出したら、この汎用アダプターでリザーバータンクの給油口をロックします。



汎用といえば良さそうなイメージがあるかもしれませんが、固定や密閉度に不安が残ることに難点があると思います。







しっかりリザーバータンクに汎用アダプターが固定されているかを確認しつつ、万が一のフルード漏れ出しに備えて、ウエスでタンクの周辺を養生します。



さ、これで今日の下準備は終わったといってもいいでしょう。



作業はまだまだ続きます。