遅ればせながら、ブーツィー・コリンズ @ Wisdome LA | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

今年始めに、ロサンゼルス・ダウンタウンで開催されたライブのご報告がまだでした。こちらの続きですね。

 

https://ameblo.jp/blackbyrdmcknight/entry-12568584030.html

 

前日のリハーサルで、突然、リハーサルを仕切ってって頼まれた時には、ほんと、倒れそうになっちゃいました。まぁ、仕方ありません。Pファンク軍団の元ミュージカル・ディレクターがいれば、誰だってそいつに頼むでしょう。でも、ありがたいことに、ライブ当日にはノーウッドが戻ってきてくれました。

 

 

この日はライブの前に、別のドームでサイン会が開催されていたようですが、ブーツィー、サウンドチェックには顔を出しません。ブーツィーのアンプは用意されていませんので、どうやらMCの様ですね。

 

BB:”良かったよ、ブーツィーがこのサウンドチェックを見ていたら、きっとぶっ倒れてる。”

 

ブラックバード、中々、辛口です。もっとも、彼が本当に納得するライブはほとんどありません。ただファンカティア達がみんな喜んでくれれば、”Fuck Me(自分はどうでもいい)”、そうそう、みんな揃って楽しむことができれば、それが最高のショー。

 

リハーサル中、プロモーターの姪っ子ちゃんが面々の様子をスケッチしていました。こちらブラックバード。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Beautiful art by Azure #artist

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アンクルが忙しくなっちゃったみたいで、Mrs.と一緒に過ごす羽目になった彼女、たまたま近くに座っていたアーティストからペンをもらって、嬉しそうに描いていました。この日はペドロ・ベルのアートをフィーチャーしたイベント、なんか、いい感じです。

 

さぁ、そうこうしている内に、やっと、開場、開演なのですが、始まる気配も無い中、ブラックバードの兄貴と話をしていると、突然聴こえてくる、あの哀愁のアルペジオ。なんと、マゴットブレインではありませんか。

 

ええ、なんだよ、この展開?

 

 

慌ててビデオ撮りを始めますが、頭の上にはクエスチョンマークがいくつも飛び交います。大盛り上がりを見せる会場ですが、マゴットブレインが終わっても、するっと次の曲に進まず、どこか気まずい空気が流れます。そう、引き延ばしてたんですよ、実は。ブーツィー達、会場にいなかったみたい。長尺のマゴットブレインはこんな時、便利だったんですね。いやー、色々起きるもんです、ライブって・・・。

 

さらに、やりたきゃ、どこまでも引き延ばせるレッド・ホット・ママで繋ぎまくる面々。やっとこさ、フレッドの姿を見た時には、ほっとしたよ。さすが、ファンキー・フレッド・ウェスリーですね、このグルーブ。もちろん、グレッグも。

 

 

さて、この日のメインイベントはもちろんブーツィー・コリンズ。一向に現れないなぁと、流石に心配になって来たMrs.でしたが、ついに登場。

 

image

 

会場のファンカティア達は、みんな大熱狂です。

 

 

ごめんなさい、腕の力が急に抜けて、スマホ、支えられない時があるの。後半、音だけになってます。ミュージシャン達とひとしきりハグ合戦の後、後ろに埋もれているブラックバードを見つけたブーツィー、前に来る様促してくれました。

 

 

この光景、ファンクUバンドを思い起こさせますね。

 

やっとこさ登場したブーツィーですが、ノーウッドと一緒にジャンプしてたと思ったら、もう、引っ込んじゃいました。いくら何でも早すぎねーかと思ったMrs.ですが、その後、NAMMショーでLA入りしていたギャレットが飛び入りしてくれたので、One NationやKnee Deep等、おなじみのナンバーで会場はファンク・グルーブ一色。ちょっと、終わり、尻切れトンボっぽくなっちゃったんですけれども、致し方ありません。Pファンクから参加しているリズム隊はブラックバード一人。流石に、アトミック・ドッグになだれ込むと言う訳には、行かなかったみたいです。