さて、また遅くならない内に、先週、Pファンクがハリウッドに出没した日のレポートをお届けしましょう。
でも、その前に、この日、スティーブ・ボイドがいなかったの。どうしたのかなと思っていたら、入院したらしいんです。早く良くなるよう、ファンカティアみんなでお祈りしましょう。
この日はドリーム・ワークス社の新ムービー、”Trolls World Tour”のプレミア・パーティーだとか。ジョージがこの映画の音楽を一部担当していて、ブラックバード達、Pファンクの面々も関わっていたんですよ。
おお、Pファンク・サインですね。
それにしても、なんで、こんな日にやるんだと不思議顔の我が家。
そう、この日はスーパーチューズデー。アメリカ大統領選、党の指名獲得を決めるとまで言われる一大政治イベントの日なんです。アメリカでは各州によって選挙の日が違うのですが、我が家のホーム、カリフォルニア州、今回の選挙から指名選を前倒しにし、スーパーチューズデーに実施することに。国内最大級の代議員数を誇るカリフォルニア、前回の指名選では、もう、方向が決まってからの選挙となり、盛り上がりに欠けること、この上無し。よし、スーパーチューズデーに実施することにしよう!となったんでしょう。カリフォルニアでは事前投票が可能なので、当日、投票に向かう必要はありませんが、メディアは午後3時頃から速報一色。佳境の所で出かける我が家。そのせいかフリーウェイは信じられないくらい空いていた。
この日のスケジュールは、インダストリー向け試写会の後、パーティー、そこでPファンクが演奏するというもの。スーパーチューズデーもさることながら、世間はコロナウィルスの話で持ちきり。アルコール消毒剤や飲料水、クリーナーなど軒並み売り切れちゃってる中、映画館に集合って・・・。我が家はもちろん、試写会には行きません。もっとも、選挙やコロナが無くても、演奏以外の場所にブラックバードが出没することはほとんどないんですけれども。
指定された8時頃会場に到着すると、近くの映画館からパーティー会場となるクラブに向かって、たくさんの人達が歩いています。メディアが言うほど、コロナウィルスに対してみんな神経質になっていません。ま、こんな時ほど、できるだけ普通の生活をするのが大切なんでしょう。試写会に行ったらしき面々もぞろぞろとやって来ました。ちょうどいいタイミングです。すんなりとパスを受け取り、中に入りましょう。
トロールズとは、キャラクターだったんですね。壁のスクリーンに映し出されていました。
3Dの映像が、Wisdome LAと同じノリです。この曲にとてもよく合っていました。
ショー終了後、クラブ内にはエレクトリックなディスコビートが大音量で流れ、みんな踊りまくっています。Pファンクの面々は12時までに会場を立ち去る様言い渡されていたにも関わらず、面々、何と、朝の5時まで飲み倒していたとか。パーティー開催者が飲酒運転の責任を負わないために、フードはフリーでもバーは自腹というパーティーが多い中、ここではアルコールまでフリーでした。そんな機会を、連中が見逃すはずもありません。我が家はもちろん、とっとと立ち去るのですが、その前にパフォーマンス後の一杯をひっかけたいブラックバード。太っ腹のバーテンダーが注いでくれたワインがすごかった。
一杯ひっかけるなんてレベルの話ではありません。もちろん、この夜は、お抱え運転手化するMrs.。