超レア!Knee Deepギターパート | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

近頃、Wisdome LAにご縁のある我が家。昨日、再度、繰り出していたのは、こちらのイベントに参加するため。
 
 
遂に出ました、ブーツィー・コリンズ!しかも、12月末にLAをグルーブの渦に巻き込んでくれたフレッド・ウェスリーも再登場です。あの泣く子も黙るBernard Purdieまで、なんてゴージャスなイベントなんでしょう。残念ながら、James Gadsonは欠席だったんですけれども・・・。
 
このWisdome LA、ロサンゼルス・ダウンタウンの端っこ、リトル東京を超えた辺りの工業地帯の中にあります。この一帯、アート・ディストリクトと呼ばれる、おしゃれなエリア、カフェや雑貨屋さんなどがたくさんあります。元々はとても荒んだエリアだったのですが、寂れた倉庫やテナントが去ったオフィス・ビルに、アーティスト達が好んで移り住み、道や壁におしゃれなグラフィティを描き始めたのがきっかけとなり、一気に活性化したんですよ。今ではロフトなど住宅の建設も進み、地価も高騰。ここをアートの街として蘇らせたアーティスト達を、追い出すことにならないといいのですが・・・。
 
Wisdome LAはその名の通り、5つのドームでアートの展覧会や、音楽イベントが開催されるアートセンター。フィッシュボーンのノーウッドが、色んなコンセプトのイベントをやっていて、ロードに出ていない時は、ブラックバードもお手伝いするんですよ。特にPファンクが看板のイベントだったら、やっぱり、Pファンク・アーティストがいる方がいいですものね。なぜいいかと言うと、まず第一に曲を知っている。特にリズム隊がいれば、他の人に教えてあげることも可能。
 
このイベント、前日に1日、リハーサルしただけなんですよ。しかもベーシストのいないリハーサル・・・。ノーウッド、別のライブでロードに出てたんですよ。これはいたしかた無しとしても、もう一人のベーシストは、多分、NAMMショー?
 
BB:”ブーツィーはリハーサルの鬼だ。1日だけのリハーサルなんて、絶対、ダメだ。”
 
ファンク・ユニティ・バンドでブーツィーをよく知るブラックバード、大丈夫かなと心配そうです。しかも、15曲ほどの候補曲は3日程前に知らされ、リハーサルの前日に、また変更となる次第。ブラックバードはPファンクの曲を練習することはまずありませんが、他の人のライブに参加する時は、めちゃくちゃ沢山聴いて、何度も何度も練習するんですよ。今回はJBやアレサ・フランクリンなど、普段、弾くことはあまりない曲が沢山含まれていました。練習しまくった曲が、変更で消えてなくなったのを見た時には、悲しかったな・・・。それでも救いだったのは、ちょうどNAMMショーのため、グレッグ・トーマスがLA入りしていたこと。それとドラマーはフィッシュボーンのフィッシュ。頼りになります。
 
当日のサウンドチェックは、リハーサル化。当然ですよね。Pファンクの曲は簡単ではありません。Knee Deepのギターパートを何度もやっていました。
 
こちら日本向け限定の、Knee Deepはギターパート。


 

そう、取り出して聴くと、こんな感じなんです。これがあの、鉄壁のグルーブの源なんですよね。そして怒涛の1日へとなだれ込む連中。