シンポジウム Funk The Influence | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

ジョージからお誘いがあったので、ダウンタウン・ロサンゼルスの少し北は、ハイランド・パークに出没した我が家。場所はロッジルーム、ディーン・ウィーン・グループのライブに飛び入りしたの、このクラブでした。
 
なんのイベントか、よくわからないままやって来た我が家。この辺りにはパブリック・パーキングがほとんど無いんですよ。路上にメーターがあって、駐車できるんですが、昼間は2時間まで。この謎のイベントは約5時間の予定なので、我が家、少し離れた民家の並ぶ路上に停めて歩きました。なんとタダです。少し離れたと言っても、歩いて5分くらいしか離れていません。これ、コツですよ。ハイランド・パークに精通していく我が家。
 
ロッジルームの隣のお店の前を通る時、外に出したラックに、キーボードや音符をあしらったスカーフらしき物が掛かっているのが目に付きました。手に取ってみると、”I love jesus(イエス様を愛してる)”と書かれています。アメリカではバンパー・ステッカーや、キーチェーンなど、イエス様を称える小物が沢山出回っているのですが、ブラックバードはその手のものは一つも持っていません。ちょっとキャラ違いの様な気もしますが、音楽関連のものは何でも欲しいブラックバード、お店の中に入って行きます。
 
どうやらアンティーク・ショップの様です。中古レコードや、70年代の香り漂う古着や靴、ポスターなどが所狭しと並んでいます。日本語のポスターもありました。スカーフは新品の様でしたが、たったの5ドル、もちろん買うでしょう。早速身につけるブラックバード、似合ってます。ジーザスの文字も目立ちません。
 
 
最後列に陣取る我が家。イベントはトラゼイのライブで始まります。
 
 
当然ながら、メインイベントはずっと後の話。それでもこの席が気に入った我が家、もう、うろつけません。DJがかけてくれるPファンクの曲でノリまくり、続くパネル・ディスカッションもちゃんと聞き、別のバンドの演奏も楽しみ、そして、ついにジョージとフリーの登場です。一応、司会進行役が二人いますが、質問を一つ投げると、この二人、勝手にどんどん話を展開してくれるので、ほぼほっとらかし状態のステージ。
 

 

ジョージの様々な発言、引退宣言した親父のものではありません。

 

GC:”どの業界でも、世代交代ってやつがある。若いもんに道を譲るのは当たり前のことだ。でもな、サンプリングのお陰で、居座る言い訳ができたんだ。どこにもいかないぞ、は、は、は!!!!”

 

GC:”ああ、チリペッパーズとのツアーはとても良かったよ。もっとやるって?勿論さ、Fuck Retirement(引退なんてくそくらえだ)!!!!!”

 

そうそう、居座る言い訳を、どんどん考えてね、パパ。ジョージ・クリントンが引退なんて、社会の損失以外の何物でもありませんから。