2020/02/04…「追加情報」を更新。

2013/07/29…細かい部分を修正


危険地帯-OSS Pistol Glove

この武器の思想としては、肉弾戦において、銃弾を確実に当てる為に作られたものであり、

対象に銃口を押し当てて発射することで、絶対に外さない様になっています。


使い方

1.グローブをはめる

2.弾を込める(おそらく片手でリロード可能です)

3.対象を殴る


以降2~3の繰り返し です。


長所

「相手に押し当てる」という動作がトリガーとなっている事と、ハンズフリーであるため

片手がふさがる事がありません。


短所

単発のみであるため、毎回リロードが発生


ぐらいでしょうか、この武器はそもそも主兵装ではなく、本当の緊急時のみに使用するものであり、

かつ、ハンズフリーという事で、確実な0対1以上の効果(装備することでマイナス面が無い)が見込めます。

私としては、非常に優れた装備という認識でおり、なぜ現代も運用されていないのかが疑問です。

もしこのグローブをメリッシュ(プライベートライアン)が装備していたらと思うと…


名称について

これは厳密に「銃」と分類されるかは微妙です。

実包を使用した激発機構は持つものの…大昔の兵器にもガン・シールド/ガン・ソードなど実包を使用した武器は存在していますし、こんなナイフも多数

上記はいずれも「銃」の扱いでは無いので、実際には「装飾品」「装備」に分類されるのかなぁと思います。


名称すら確かではない模様であり、

・Glove gun (グローブ・ガン)

・Glove pistol (グローブ・ピストル)

・Fist gun (フィスト・ガン)

上記のどれでも画像はヒットします。


海外の大手銃器辞典サイトでは「(OSS) Pistol Glove」と呼称されています

しかし、日本のメディアガンデータベースではグローブ・ピストルと呼ばれている ので、

記事のタイトルではそちらで呼んでいます。

しかし、上記はいずれも呼称であって、正式名称と判断できる資料はありません。

一番有力と思われるのが、海外のネットオークション?のこちらの一品。

この武器の試作品らしいのですが、政府公認の機構説明も付属。

本体に「Fist gun」とはっきりと刻印されてますし、資料にもちゃんと書いてあります。


なので、一番有力な名称は「フィスト・ガン」


余談

北京の博物館にも現物が展示されているという…(どこかの外人さんの観光日記より)

また、世界中の映像作品から(映画・ドラマ・アニメなど)を探しても、

映画「イングロリアス・バスターズ」および日本アニメ「バッカーノ」

全世界でたった二作のみ その後記事にコメント頂いた通り、「デュラララ!!」のアニメ化の際にも登場しましたね! しかし依然として映像作品にはほとんど登場していない珍しい武器。


 


追加情報…2020/02/04

記事を初めて投稿したのは2012年らしいです。それから約7年ぶりに更新します。

なんと、この武器の正式名称が明らかになっていました。2012年当時はWikipediaの日本語記事は無かったのですが、先日ふと調べたらね、あったんですよ! 林さんという方らしんですが、作ってくれたんですねぇ。


その名も、「Hand Firing Mechanism, Mk 2(手動発射機構、Mk2)

Wikipediaの記事では、通称として、「セッジリー OSS .38」として登録 されています。

長年のシコリがとれて、ひとつスッキリしましたニコニコ


なんと、2015年に執筆中だった記事を発掘して、5年後しに投稿…

これはあまりにもクソザコ。5年前のニュースを今更って…ねぇ?

しかし、シコリが残るのも嫌なので、一応公開します。

画像左の出典元は「護身グッズ・防犯グッズ・テロ対策グッズの通販|レッドライン -RED LINE- 」様のページより

 

 

イロモノ武器紹介シリーズ「KRISS KARD」の紹介記事のノリで、今回は2012年のゲーム「コール・オブ・デューティ:ブラックオプス2」より登場するCQC用武器「Combatant Suppression Knuckles」またの名を「Galvaknuckles(;ガルヴァナックル)」について。

ゲームのストーリーモードにて「Combatant Suppression knuckles(;コンバタント・サプレッション・ナックル)」という名称(…長い)のメリケンサック状のスタンガンが登場します。 同ゲーム内のゾンビモードにおいても「Galvaknuckles(;ガルヴァナックル)」という名称で登場します。両者は名称も、外見も微妙に違うのですが、機能的には同じ。

この記事中では、呼びやすい「ガルヴァナックル」で進めます。

CQCの戦闘における武器や装備は、その機会が減っているとされる現代においても依然、模索されている中で、私は、このガルヴァナックルがCQC用の武器として、可能性を秘めていると注目しました。 というのは、スタンガンとメリケンの両方の利点を持つ合理的な武器だと思うからです。 以下に、スタンガンとメリケンサックの欠点・利点をあげながら、 具体的にガルヴァナックルのどういった点が優れているのか考察していきたいと思います。

一般的なスタンガンは主に片手で扱うもので、形状は様々ですが、スタンガンという性質上の欠点と利点を挙げてみます。

スタンガンの欠点
装備を敵に奪われる危険性。(これは全ての近接武器に共通するものですが)
・敵と戦うとき、敵が厚着(特に防弾ベストなど)を装着していると電気が通らないことがあり、精度が不確かである。(適当に当てれば良い物ではなく、使用者の熟練も問われる。)
・そして一番怖いのは(相手と接触していたり、雨や湿気等により)自身も感電してしまう危険性を持っている点。
・上記など状況により、電撃が使用できない環境下では全く役に立たない。(せいぜい鈍器として使用できるか否か)
ハンズフリーではない点。片手が必ずふさがってしまう。
※テーザーと異なり、敵と接敵しなければ使用できないという点もありますが、今回はCQCでの使用を前提としているため、除外します。

スタンガンの利点
・威力が使用者の筋力に依存しない、一定の威力が期待できる。 (ちゃんとヒットすれば、それなりの効果が期待できる)

予備動作が少ない。武器を振りかぶったり、色々やらなくていい。押し当てるのと同時にスイッチを押すだけ。

一度のヒットで無力化が期待できる。(スタンガンの真の期待値である) 敵が麻痺している間に、逃げることも、拘束することもできる。
威力が調節できる。一瞬怯ませる威嚇とするか、完全にダウンさせる制圧とするか、選べる点。

・テーザーガンと異なり、複数回使用できる。

次に、一般的なメリケンサックの欠点と利点を挙げてみます。

メリケンの欠点
・威力が使用者の筋力に威力が依存する。

 (腕力だけでなく、技量も問われる。 実はこれが致命的な欠点でもある)

一度のヒットで無力化が期待できない

 (上記と同じように使用者の技量が高く問われる。)

 

メリケンの利点
ハンズフリーである点。 メリケンサックを装備しつつ、他の武器を持つ事ができ、両手に装備することもできる。
・敵に奪われにくい点。 (指に通す性質上、単に握る銃やナイフよりは奪われにくい)
自身を傷つける危険性があまり無い点。(形状にもよりますが、スパイクなどがあっても、通常は手の甲側にあるので)

さていよいよガルヴァナックルの考察です。
ガルヴァナックルの利点を考えてみると…どうでしょう
 

ガルヴァナックルの利点
・威力が使用者の筋力に依存しない一定の威力が期待できる。 (スタンガンからのDNA)

予備動作が少ない。(スタンガンからのDNA)

一度のヒットで無力化が期待できる。 (スタンガンからのDNA)
威力が調節できる。 (スタンガンからのDNA)
ハンズフリーである。 (メリケンからのDNA)
・敵に奪われにくい。 (メリケンからのDNA)
・自身を傷つける危険性があまり無い点。(メリケンからのDNA)

 

実は、両者の利点を完全受け継いでいるではありませんか。
逆に、欠点はどうでしょう。

 

ガルヴァナックルの欠点
・敵と戦うとき、敵が厚着(特に防弾ベストなど)を装着していると電気が通らないことがあり、精度が不確かである。 (同時に使用者の熟練もある程度問われる)
環境下によって自身も感電してしまう危険性を持っている点。

 

この2つぐらいではないでしょうか?
しかしながら、たとえ電気が通らなくても、メリケンサックとしての打撃力がある程度期待できる分、普通のスタンガンよりはマシなのでは。

 


↓そして新事実!実は既に商品化されていた!↓

 

冒頭の写真でネタバレなんですが、実は既に、もう商品化されていて発売されてますね。

グリップが太いので、ハンズフリーに関してはまだまだ課題がありそうですが、CQBの実戦活躍できる可能性は大いにあるのではないか、と私は思います。

まあ、現実の軍隊は、生活面にも使えるナイフが支給され続けることに変わりないと思いますが。

https://www.google.com/search?q=%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3&client=firefox-b-ab&sxsrf=ACYBGNRuv2Y_uyFnnD5R-sBS9-ts795iHg:1580717960770&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwi4tqqk-bTnAhXDNKYKHb7WCR8Q_AUoAXoECAwQAw&biw=1353&bih=646

 

6アンダーグラウンド(2019)
映画の開幕で、レッドブルのヘルメットを主人公がかぶっていて、「レッドブルが一番のスポンサーなんだなあ」と感じました。(こなみかん) ちょっと今ままでのマイケルベイらしくないなと感じたのは、時系列の前後です。もともとベイの映画ってカット割りを多様する節があるので、更に時系列の前後をやられてしまうと、現在なのか過去なのか混乱する場面が、とくに前半多かったように思います。 もう少しわかりやすいように工夫した方が良かったような。 困惑する部分もありましたが、前半の怒涛のカーアクションや、後半のドンパチは「これぞマイケル・ベイ」っていう感じで、凄まじい迫力。とくにカークラッシュの部分は、間違いなくレベルアップしてます。ネットフリックスらしく、人体破壊描写(ようするにグロも過激になってます。 人体が車に轢かれてもみくちゃになったり頭が吹っ飛んだりするので、そういうのが苦手な人は覚悟しましょう。 ベイ好みのヒロインもいい味出してました。 豪華ダブルヒロイン体制で「Belko experiment」のヒロインを演じたアドリア・アルホナさん、「Now You See Me」でICPO捜査官を演じた メラニー・ロランさんの二人とも格好良かったですね。 ベン・ハーディとデイヴ・フランコも良かった。 あとサウンドトラックも好き

移動都市/モータル・エンジン(2018)
移動都市同士の戦いという場面が皆無だったの残念でした。 というか、劇中登場する「移動都市」は、巨大な都市「ロンドン」以外は有象無象の「町(town)」ぐらいの小さいのしか出てきません。 ほかの大規模都市が出てこないので、肩透かしを食らった感じがしたのと、作中の悪人=ロンドンの頭目が白人で、善人=ゲリラのリーダーと、要塞のリーダーが2人とも中国人っぽく、 反政府軍のような要塞がおもいっきり万里の長城みたいで、誰が見てもわかるような「中国 vs ロンドン(欧米)」という構図なって来ます。 そう、映画の後半がかなりキナ臭い。政治に敏感ではない人でも、あからさますぎる中国アピールに政治臭を感じるのではないでしょうか。 Wikipediaの制作会社を見ると、案の上「パーフェクト・ワールド・ピクチャーズ」という中国企業が製作会社の一部になっていて、匂い立つ中国資本に、ちょっと嫌な気分になりました。中国企業が絡むとどんな映画にも中国が出てくるのは勘弁してくれ。
あと、主演ふたりがパッとしないのも微妙だった。

ダイヤモンドの犬たち(1975)
メタルギア・ソリッドの「ダイヤモンドドッグス」というネーミングの元ネタらしい?けど、内容はMGSとつながりは感じられなかった。 映画としては普通におもしろいスリラーで、ダイヤ採掘企業の私設部隊から強盗団に潜入したものの、潜入の事実を知る人が死んでしまったのでやむなく本物の強盗になってしまうという、潜入捜査モノの話でした。このストーリーラインは、「インファナルアフェア」「ディパーテッド」の元祖?なのかもしれません。 ただ、いち企業の警備がなんでそこまでするんだというツッコミはしたい。 劇中、とてもイチ企業とは思えない暴れっぷりでどこの軍隊だよって思いました。 ダイヤ強盗団の顛末も哀愁漂うものがあり、強盗映画としても楽しめる良作でした。 あと、オープニングが長い(3分間歌だけ)

トマホーク/ガンマンvs食人族(2015)
ポリコレが騒がれるこのご時世に危険な題材の映画。 ネイティブアメリカンをガンマンが成敗しにいくっていう、言ってしまえばそれだけの映画。予算の都合上か、映画の大部分はロードムービーでした。 ほんとに最後の30分ぐらいまでの120分ぐらいは、ずっと食人族のアジトにいくまでの道のりやキャンプのシーンが大半です。 そして、最後の30分ぐらい突如として始まる闘い…本当に突然闘いが始まりますが、そのドライな残酷描写には度肝を抜かれました。 敵の食人族は、弓矢や投石や骨の武器を使う野蛮人ですが、それらの攻撃手段が馬鹿にできない、立派な殺人の手段であることを改めて感じる作品でした。 (骨の武器でそんなに簡単に斬れるかよwっていうツッコミ所もあります)ちなみに、劇中「教授」と呼ばれるネイティブアメリカンの人が 「奴らは我々とは違う」っていうフォローも、一応あります。このシーンだけのチョイ役なんですが、この教授の役こそ、知る人ぞ知るザーン・マクラーノンっていう俳優さんなんですね。 リメイク版「ファーゴ」ですごい殺し屋の役をやったり、ウエストワールドのシーズン2で重要な役をやってる人です。 この人がめっちゃ格好良いので、もっと登場シーンを増やして欲しかった(いっそのこと最後まで一緒に来てほしかった)ですが、このフォローがあるのでギリギリ企画が通ったのかな?と思いました。

 

 

映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱(2018)

2000年代の劇しんとしては、カスカベボーイズ・踊れアミーゴの次ぐらいに良かったです。

個人的には、初期の映画版以降は大人向けの要素が少ないと思うので、ここ数年の劇しんは、あまり楽しめてません。 でも本作は展開にヒネりがあり意外性があったし、この作品で伝えたいこと(テーマも明瞭なので良かった。 しかし、ラストの”あれ”だけは唐突感が否めない。ぜったい伏線を張っておいたほうがよかった。ここの脚本はマイナスポイント。 今回のヒロイン役は、潘めぐみさん。良い経歴になったと思います。 

 

 

このブログも、皆さまのおかげ様で、なんと10年目を迎えることができました。 お礼を申し上げます。 2019年はビッグバジェット(大予算)の新規タイトルが多数登場した珍しい年という印象。 今年プレイしたゲーム(去年以前の発売含む)は、大小合わせて27作品と例年より多めとなりました。 タイトルは以下、個別の感想記事があるものはリンクしてます。

・バイオハザード RE2(PS4)

・ANTHEM (PS4)

・ディビジョン2(PS4)

・SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE (PS4)

・RICO(PS4)

・Days Gone(PS4)

・EARTH DEFENSE FORCE:IRON RAIN (PS4)

・World War Z(PS4)

・Gun Club VR (PS4)

・Remnant: from the Ashes (PC)

・Black Desert 黒い砂漠 (PS4)

・ボーダーランズ3 (PS4)
・Dauntless (PS4北米版)

・ゴーストリコン・ブレイクポイント (PS4)

・メディーバル 甦ったガロメアの勇者(PS4※リメイク版)

・みんなで空気読み(PS4)

・コールオブデューティー:モダン・ウォーフェア(PS4)

・DEATH STRANDING(PS4)

・CONTROL (PS4)

 

19年以前の発売だが、今年プレイした作品

・オーバークック2 (PS4)

・PREY (PS4※2017年版)

・デトロイト ビカムヒューマン(PS4)

・Paladins (PS4)

・Alienation (PS4)

・Human:Fall Flat (PS4)

・Tricky Towers (PS4)

・コンバット サーチ&レスキュー (PS4)

 

クリアしてない作品も多いですが、今回も19年発売ゲームの中からマイベスト5を決めます。

 

BEST 5

・バイオハザード RE2(PS4)

 古臭い謎解きやキャラクターのもっさり感・必死さの欠如などストレスを感じる部分もありますがシリーズで最もリアルなゾンビや、戦闘or回避の戦略性シームレスに移動できるマップを駆使したタイラントとの鬼ごっこなど緊張感を楽しめる作品でした。

 

BEST 4

・World War Z(PS4)

 お手頃価格の割に、名作L4Dを真似した手堅い作品。大量のゾンビとの戦闘が楽しめる良作。思い出したときにやると楽しいです。

 

BEST 3

・コールオブデューティー:モダン・ウォーフェア(PS4)

名作映画を踏襲した、映画ファンに向けたキャンペーンモードと、充実したPvEモードがあるので個人的な評価が高めとなった作品。マルチは不満が多いですが、最高のカオスマップ「Shipment」は神マップと言えるでしょう。 Shipment再び降臨求む!!

 

BEST 2

・DEATH STRANDING(PS4)

つい先日、やっとクリアできました。プレイ時間はたぶんMWと並んで最も今年遊んだはず。 チャレンジ性、斬新さは、間違いなく19年トップです。 まさかこんなゲームが登場するなんて、驚きです。 辛い山登りや、カットシーンの煩わしさ(スキップが面倒)、ダンチョウとも思えるムービーなど、ストレスを感じる部分も多いですが、他人に貢献する喜び、助けて貰う喜びを感じられる秀作。しかし、人を選ぶ作品ではあります。

 

BEST 1 2019年My GOTY

・Days Gone (PS4)

感想記事も書けてませんでしたが、色々考えて、これがベストのような気がします。 とにもかくにも、ストーリーが素晴らしい。 無政府状態の中で問われるモラルや、友情と愛情の物語にはとても感動しました。 大群との戦略的な戦いや、人間の敵とゾンビの三つ巴なども楽しめました。2019年の個人的GOTY賞はこの作品に与えます。

 

【総評】

今年は例年よりオリジナル作品が多く、期待を以てのぞみましたが、全体的にパンチが弱かったような印象です。BEST5の作品も、両手を挙げて絶賛するレベルには無く 「神ゲー」と呼べる粋の作品は残念ながら一つもありませんでした。でも逆にクソゲーと呼ぶべき作品も全然無かったのは、とてもうれしいことです。例年ならば、憤慨するような作品が必ずありましたが、今年は無かったです。(ANTHEMは炎上したが、個人的には酷評するほどではなかった) 今後もこの調子を維持してほしいですね。 今後デスストのような野心的・チャンレジ性の高い作品が増えていったら楽しそうです。

 

 

さいごに…

特別賞/真打ち

・デトロイト ビカムヒューマン(PS4)

 前回:2018のマイGOTYはモンハンワールドでしたが、これ去年プレイしていたら、ベスト作品だったと思います。それぐらい魂を揺さぶる強烈なパンチ力を持つ脚本・演出です。ドラマ「ウエストワールド」 映画「アンドリューNDR114」のような、ロボットやアンドロイドの話を通じて、人間性とは何か?を強く問う作風。 デスストもDaysGoneも良かったですが、それを上回る衝撃作です。 たまにはこういうゲームを通じて、じっくり考えてみるのも良いのではないでしょうか? 私は以下の動画を見るまでどんなゲームかよく知らなかったんですが、これを見て即購入。 本当に良い出会いでした。 ありがとうございます!

 

 

トータルとしては秀作であると思います。
GOOD
 ・圧倒的SCP
 ・インゲーム資料の充実度
 ・意外と激しい戦闘の TPS

 ・ボリューム豊富 (クリアまで10時間以上)

BAD
 ・マップのわかりにくさ/迷いやすい
 ・一部ボスの異常な難易度
 ・ありきたりな攻撃手段

【ゲーム概要】
マックス・ペイン、アラン・ウェイク、クアンタム・ブレイク、などの独創的なオリジナル作品を多数手掛けるRemedy社の最新作にして、社の得意とする三人称視点アクション。 あらすじは、主人公はFBCという政府組織のメンバーとして、FBCを襲撃する未知の敵に対し、超能力を駆使して戦う…というもの。

本作は、発売するまでSCPをモチーフにしていることが伏せられていました。少しでもSCPについて知っている人ならば、触ってさぞ驚いた事でしょう。 私は本作がSCPを扱っていることを知って興味をそそられた後発隊です。 主人公の所属するFBCは英語訳だと「連邦管理局」という名称。 いったい何を管理する組織なのか?? 本作に登場するSCPライクなものは、作中「パワーオブジェクト」「変貌アイテム」と呼ばれる ”モノ” に限定されています。 家具や道具など一見、普通の"モノ" が超常的な何かを宿しており、それを管理(=CONTROL)するのが FBCなんですね。

このFBCの本部を、「ヒス」という、精神体のような存在が襲撃し、職員たちの体を乗取って施設はたいへんな事態に。 管理下にあった”それら”が暴走し、天地はひっくり返り、地形は変化し、あたりは死体に溢れ、ポルターガイストは日常茶飯事、謎の細菌や怪物が暴れまわる地獄絵図と化します。まさしくカオス。 主人公は、弟を探すという真の目的を持ちながら、施設内で生き残った生存者と協力して事態の収集に奔走します。

 

 

ここから少しネタバレがあります。

 


【感想】
SCPをモチーフにしているだけあって、本物さながらの「収容手順」「事件ファイル」などの資料が膨大に登場します。 これらを読むのはワクワクしましたし、”それら”の及ぼす世界への影響を見たり、”それら”との闘いにも興奮しました。 また、Remedyお得意の劇中劇(テレビやラジオ)もかなりのボリュームです。 世界観がものすごく作り込まれているので、社の作風のファンならば、きっと没頭できることと思います。

アクション面は、予想以上にハード。難易度ノーマルでも、何十回も死にました。

(そのため、イージーより更に下の「ストーリー」という初心者向けモードがある)

劇中の主要な敵は、「ヒス」に乗っ取られたFBCの警備員・戦闘員との闘いで、主に銃火器で攻撃してきます。爆発物や念力を使った追跡ミサイルなどもガンガン使ってきます。 しかし、本作は自動回復がありません。 回復するには敵を倒して、死んだ敵が(必ず)落とす回復を拾うしかないので、とまどきのFPS/TPSのように、ダメージを受けたら隠れて回復…という手段が取れない。 というか一箇所に隠れていると爆発物でやられる危険が高いです。 そのため、障壁を作り出す(防御)や、高速移動(回避)もきちんと駆使しないといけません。 銃だけではクリアできないようになっている設計が上手いですね。

また基本的には単独行動・戦闘ですが、ストーリーを進めるごとに生存者を発見していき、彼らから情報を得ながら進んでいきます。 発見した生存者が拠点に集まっていく様子は、ソウルシリーズを彷彿とさせます。 FBC職員と共に戦うシチュエーションも度々あり、戦闘に起伏を持たせています。

本作には、いわゆる「ボス」が相当登場し、バリエーション豊富なボスたちも手強いです。
超能力と銃撃戦が忙しい、ハードなTPSでした。

 

戦闘の中身は充実していますが、個人的には ”画期的な” 戦闘が見て見たかったです。
念力で物を投げたり、高速移動での回避は、10年前のゲームでもできることです。
主人公が使う武器も、ショットガンやスナイパーのような、ありきたりなものです。
戦闘難の歯ごたえもあり、ビジュアルも綺麗ですが

”画期的な” ものは感じられなかったのが残念ですね。

あと、これはツイッターでも散見されたのですが、一部ボス難易度がやけに高いです。
終盤に登場するアンカーというボスで、ストーリー上のクリアが必須ではないのが幸いです。 (ヒント:時計回り)


そして、本作の最たる欠点は、複雑なマップのわかりづらさ、ではないでしょうか。バイオハザードや、ソウルシリーズのように、感覚的にわかるような物理的なつながりのあるマップ構成ではないのです。 物理的な空間や、建築物の構造を無視した、複雑怪奇なマップになっているため、とても迷いやすい。 例えばエレベーターで1階から2階に行くと、エレベーター以外の位置関係がまるで異なる自動生成ダンジョンのようなイメージです。

 

これは、そういう世界観だと理解はできるのですが、
地形が複雑な3次元構成にもかかわらずマップが平面図オンリーなのが難点。 1階と2階が重なっていて、とてもマップがみずらい。 デスストや、デッドスペースのように、マップを3次元で見れて、自分がどこにいるのか?目的地にどう行けば良いか?わかりやすいようにしてくれたら、ストレスが減ったと思います。


【感想まとめ】
SCPのファンにオススメの一本。 難易度「ノーマル」でもかなり難しいので、アクションが苦手な人は、「ストーリー」を選べばサクサク進められるかも?インゲーム資料が充実しているので、世界観に浸りたい人や、一つのゲームをじっくりプレイしたい人向けだと思います。

表紙からはあまり想像できませんが、かなりドッカンボッカンの激しい戦闘が体験できるので、アクションゲームのファンにもオススメです。

興味を持った方は、どんな感じのゲームか、少し調べてみるのがいいと思います。