なんと、2015年に執筆中だった記事を発掘して、5年後しに投稿…

これはあまりにもクソザコ。5年前のニュースを今更って…ねぇ?

しかし、シコリが残るのも嫌なので、一応公開します。

画像左の出典元は「護身グッズ・防犯グッズ・テロ対策グッズの通販|レッドライン -RED LINE- 」様のページより

 

 

イロモノ武器紹介シリーズ「KRISS KARD」の紹介記事のノリで、今回は2012年のゲーム「コール・オブ・デューティ:ブラックオプス2」より登場するCQC用武器「Combatant Suppression Knuckles」またの名を「Galvaknuckles(;ガルヴァナックル)」について。

ゲームのストーリーモードにて「Combatant Suppression knuckles(;コンバタント・サプレッション・ナックル)」という名称(…長い)のメリケンサック状のスタンガンが登場します。 同ゲーム内のゾンビモードにおいても「Galvaknuckles(;ガルヴァナックル)」という名称で登場します。両者は名称も、外見も微妙に違うのですが、機能的には同じ。

この記事中では、呼びやすい「ガルヴァナックル」で進めます。

CQCの戦闘における武器や装備は、その機会が減っているとされる現代においても依然、模索されている中で、私は、このガルヴァナックルがCQC用の武器として、可能性を秘めていると注目しました。 というのは、スタンガンとメリケンの両方の利点を持つ合理的な武器だと思うからです。 以下に、スタンガンとメリケンサックの欠点・利点をあげながら、 具体的にガルヴァナックルのどういった点が優れているのか考察していきたいと思います。

一般的なスタンガンは主に片手で扱うもので、形状は様々ですが、スタンガンという性質上の欠点と利点を挙げてみます。

スタンガンの欠点
装備を敵に奪われる危険性。(これは全ての近接武器に共通するものですが)
・敵と戦うとき、敵が厚着(特に防弾ベストなど)を装着していると電気が通らないことがあり、精度が不確かである。(適当に当てれば良い物ではなく、使用者の熟練も問われる。)
・そして一番怖いのは(相手と接触していたり、雨や湿気等により)自身も感電してしまう危険性を持っている点。
・上記など状況により、電撃が使用できない環境下では全く役に立たない。(せいぜい鈍器として使用できるか否か)
ハンズフリーではない点。片手が必ずふさがってしまう。
※テーザーと異なり、敵と接敵しなければ使用できないという点もありますが、今回はCQCでの使用を前提としているため、除外します。

スタンガンの利点
・威力が使用者の筋力に依存しない、一定の威力が期待できる。 (ちゃんとヒットすれば、それなりの効果が期待できる)

予備動作が少ない。武器を振りかぶったり、色々やらなくていい。押し当てるのと同時にスイッチを押すだけ。

一度のヒットで無力化が期待できる。(スタンガンの真の期待値である) 敵が麻痺している間に、逃げることも、拘束することもできる。
威力が調節できる。一瞬怯ませる威嚇とするか、完全にダウンさせる制圧とするか、選べる点。

・テーザーガンと異なり、複数回使用できる。

次に、一般的なメリケンサックの欠点と利点を挙げてみます。

メリケンの欠点
・威力が使用者の筋力に威力が依存する。

 (腕力だけでなく、技量も問われる。 実はこれが致命的な欠点でもある)

一度のヒットで無力化が期待できない

 (上記と同じように使用者の技量が高く問われる。)

 

メリケンの利点
ハンズフリーである点。 メリケンサックを装備しつつ、他の武器を持つ事ができ、両手に装備することもできる。
・敵に奪われにくい点。 (指に通す性質上、単に握る銃やナイフよりは奪われにくい)
自身を傷つける危険性があまり無い点。(形状にもよりますが、スパイクなどがあっても、通常は手の甲側にあるので)

さていよいよガルヴァナックルの考察です。
ガルヴァナックルの利点を考えてみると…どうでしょう
 

ガルヴァナックルの利点
・威力が使用者の筋力に依存しない一定の威力が期待できる。 (スタンガンからのDNA)

予備動作が少ない。(スタンガンからのDNA)

一度のヒットで無力化が期待できる。 (スタンガンからのDNA)
威力が調節できる。 (スタンガンからのDNA)
ハンズフリーである。 (メリケンからのDNA)
・敵に奪われにくい。 (メリケンからのDNA)
・自身を傷つける危険性があまり無い点。(メリケンからのDNA)

 

実は、両者の利点を完全受け継いでいるではありませんか。
逆に、欠点はどうでしょう。

 

ガルヴァナックルの欠点
・敵と戦うとき、敵が厚着(特に防弾ベストなど)を装着していると電気が通らないことがあり、精度が不確かである。 (同時に使用者の熟練もある程度問われる)
環境下によって自身も感電してしまう危険性を持っている点。

 

この2つぐらいではないでしょうか?
しかしながら、たとえ電気が通らなくても、メリケンサックとしての打撃力がある程度期待できる分、普通のスタンガンよりはマシなのでは。

 


↓そして新事実!実は既に商品化されていた!↓

 

冒頭の写真でネタバレなんですが、実は既に、もう商品化されていて発売されてますね。

グリップが太いので、ハンズフリーに関してはまだまだ課題がありそうですが、CQBの実戦活躍できる可能性は大いにあるのではないか、と私は思います。

まあ、現実の軍隊は、生活面にも使えるナイフが支給され続けることに変わりないと思いますが。

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