全世界待望のMORPG「The Division(邦題:ディビジョン)」のクローズドベータテストに参加してきました。
---The Divisionとは?---パンデミックが発生し、
荒廃した現代のニューヨークを舞台に、自警団ライクな組織「ディビジョン」の一員となって、
無法をはらたく
犯罪者たちと戦いを繰り広げる、オンライン専用のアクション・RPG(※)。
※…公式におけるジャンルは「
アクション・RPG」となっていますが、
サードパーソンシューティングの方がしっくりくると思います。
この作品の見どころは、大きく3つ
①
リアルに再現(Fig-1参照)されたオープンワールドのニューヨークで、
市街戦オンリーというところ。
②時代設定も
ほぼ現代です。ガジェット系では近未来の技術が散見されますが、
登場する重火器はメジャーな現代の銃器です。
③キャンペーンやマルチにシームレスに移行できるオンライン仕様
Fig-1 左が現実のマップ、右がゲーム内マップ

(権利やプレイ上の都合から、多少簡略化されていますが、通りの名前や建物の位置関係などは概ね現実と同じであることが伺えます) これは私の経験上ですが、
シューター×現代×オープンワールド×協力(Co-op)という条件を満たしているゲームは、実は意外と少なく、
あるようで無かった作品だと思います。
以下に、ベータ版をプレイして入手した情報をいろいろ記載します。
実際にプレイしないとわからないような部分について記していますが、
ここに記すのは、
全てはベータ時点の情報なので、
製品版では変わる可能性が十二分にあるということを承知の上、ご覧ください。
なお、今回のベータでは、拠点強化システムや、装備品のクラフト、PERKはロックされておりましたので、そこには触れません。
読むのがかったるい人は、一番↓の
総評をどうぞ。
--システムについて--・ゲームオプション(言語、操作、オーディオ設定)は、キャラクターごとに保存可能。(めずらしい!)
・言語(字幕)設定はゲーム中でも任意で変更可能。(字幕版と吹替え版を別売りするどこぞの糞ローカライズとは違う)
・キャラクターは最大4キャラまで作成可能。
・接続地域は選べない。(ここは修正希望!)
・自分や周囲のプレイヤーやの帯域(ping)は見れない。(ここも修正希望!)
・アイテムの保管箱はキャラクター共通。別のキャラからアイテムの受け渡しが可能
・他のプレイヤーとのトレード要素は無い。
--操作性について--・プライマリ、セカンダリ、サイドアームの切り替え速度は同じ。(Yボタン一回でプライマリ⇔セカンダリ、Yボタン二回でサイドアーム)
・リロードするより武器を変えた方が速い。
・カバーtoカバーが可能。
・角にカバーしているとき、スティックを倒すとカバーしたまま角を曲がれる。 (画期的かもしれない。あるようで無かった要素)
(四角い柱にカバーすると、スティックを倒すだけで右側面にも左側面にも行ける)
・Aボタン二回で回避(ローリング)可能。
・カバーしていない状態でのしゃがみ、伏せはない (残念!たぶん仕様無し)
・障害となりそうなボタンの重複(回復したいのに梯子上っちゃうとか)は特に見受けられなかった。
・Bボタンで障害物を乗り越えるが、背丈以上の高い塀も乗り越えられる。
・オートエイムは無し(?)デフォルトで無いだけかもしれない。
--マップについて--・ニューヨークの中のみが範囲となり、
移動手段は徒歩のみ。
・区画によって敵のレベル帯が決まっている。その区画に入る時に、「ここはレベル5-8対象」と表示される。
・マップには複数の拠点が点在しており、
拠点に対してのみファーストトラベルが可能。(
拠点以外へのFT不可)
・マップのどこにいても、マップからクリアしたミッションに挑める。(ミッションはインスタンス制)
・ダークゾーンは隔離されており、シームレスには移行できない。(ゲートを通るときに別のサーバーになる)
・ダークゾーンの中ではファーストトラベルができない。
FTは拠点に対してのみなので、
目標に一番近い拠点へFTしてあとは徒歩移動というのがセオリーでしょう。
FTできるポイントから遠いときは、やり残しが無いか、よく確認したほうがいい。(
またそこまで走る羽目になるので)
--難易度について--・ミッションには適正レベルがあるが、一度クリアしたミッションを再度リトライすると、自分のレベルに調整された敵が出現する。
・ミッションの難易度は「イージー」と「ハード」の二種類。ハードの場合は同レベル帯のプレーヤーが3人以上いないと厳しい。
難易度イージーでも敵のレベルは自分と同等なので、基本的には一人では難しい。
どのミッションも
二人以上のプレイが前提になっていると感じた。
--戦闘について--・プレイヤーのHPは3ゲージ(段階)ある。そのゲージの中で受けたダメージは自動回復するが、それ以下になると自動回復しない。
・敵は人間のみだが、RPGなので、全体的にHPはかなり高い印象。 倒すまでにヘッドショット十発とかは普通。
・ヘイトが存在する。
・カバー中でも被弾する。(特に腰の高さ) 敵も同様で、完全にカバーできるポジションは限られる。
・NPCの敵に対して、制圧(サプレッション)効果が存在する。
・NPCの敵に対して、プレーヤーのHPは基本低い。
・経験値は、与えたダメージの割合で分配される模様。
・敵のドロップ品はプレイヤーごとに異なる。
以上のことから、敵のヘイトを集めているプレイヤーは攻撃しない(隠れる)ことが望ましい。
敵に撃たれている状態で反撃すると確実に、手痛いダメージを受ける。
そのため、ヘイトを集めているプレイヤー以外の別のプレイヤーが敵を攻撃することが望まれる。
すると、今度は敵のヘイトが移るので…というように、
自分以外を撃っている敵を攻撃する=
複数のプレイヤーが互いに援護しあう、ターン性のような銃撃戦がセオリーだと感じた。
--マッチングについて--・パーティーは最大4人まで。
・オープンワールド上(ダークゾーン含む)に居るときは付近のプレイヤーと自動マッチングされる。(このときはMMO)
・ミッションはインスタンスダンジョン制。(このときはMO)
・クリアしたメインミッションは再度プレイ可能。 都度マッチングもできる。
オープンワールド上と、ミッションの回線は特に支障を感じませんでしたが、
ダークゾーンは非常に回線は劣悪です。こちらはうってかわって、プレイに支障を来たすレベルです。
誰も居ないところで延々で撃たれ続けたり、超ラグアーマー(体力500%増し)や瞬間移動は当たり前。
ダークゾーンのマッチングについては、大改善が必要です。
しょうじき、このままではプレイするのがためらわれるレベルです。
--武器について--・登場する武器の種類は、アサルト、マークスマン、サブマシンガン、ライトマシンガン、ショットガン、ハンドガンの6種類。
ボルトアクションライフルもマークスマンに分類される。
・武器の弾薬は、上記6種類ごとに分かれ、各地の補給箱から補給する。弾薬を購入するシステムはない。
なお、
ハンドガンの弾薬は無限。(救済措置だろうか?)
・登場する武器は、現代のメジャーな武器が、実名もしくは準拠した名称で登場する。(名前は版権の都合上仕方ない部分がある)
以下はベータ版で確認できた武器
アサルトライフル=M-4,AK-47,416,ACR,SCAR-L
マークスマンライフル=M14,SCAR-H,モシン・ナガン(?)
サブマシンガン=MP5-A5,ベクター,MP7,UZI,テック9ぽいマシンピストル
ライトマシンガン=M-249B,RPK,L86-LSW
ショットガン=M870(ノーマル&タクティカル),M4-スーパー90,SAIGA-12,ダブルバレルショットガン
ハンドガン=ベレッタM92FS,コルトパイソン,P×4ストーム,
・
武器にはそれぞれ特性=タレントが備わり、固有になる。(Fig-2参照)
・武器の
タレントには使用条件が指定されるものもある。(Fig-2参照)
Fig-2

この銃には2つのタレントが備わっている。 レアリティが高いほど複数のタレントが備わる。
「タレント:スウィフト」を有効にするには、銃器特性とスタミナ特性の一定値が要求される。
特に強力な武器はダークゾーンでしか入手できないので、
武器には偏りが出ること必至。一部の強武器だけが溢れるような、Detiny初期のようなことになりそうな…
いやな予感がします。
また、武器の外見は
買ってからでないと確認できないのは痛い。買う前に外見を確認したいところです…
--武器カスタマイズ(MOD)について--・MODの種類は、スキン(塗装)、サイト、バレル、アンダーバレル、ストックの5種類が存在。
・サイトには長距離・短距離と種類があり、レアリティによって特性値が変わる。
また長距離サイトを装着すると、エイム時にスコープモードに移行可能。
・バレルにはコンペンセイターやサプレッサーが存在。サプレッサーを装着すると、ヘイトを抑制できる。
・アンダーバレルにはグリップ系と、レーザーサイトが存在。グリップ系はエイム時、レーザーサイトは腰だめ時を、それぞれ強化する。
・ストックは、ストックを保有している武器のみ選択可能。 最初からストックが無い武器には装着できない。
・
MODはいかなる状況下でも着脱可能。 つまり、戦闘中でも可能。(これは
斬新なシステム)
複数の倍率スコープを持って歩けば、戦況に応じて異なるスコープを付け変えることができるということで、戦術の幅が広がります。
--装備品について--
・装備品はボディアーマー、ガスマスク、ニーパッド、リュック、グローブ、ホルスターの6種類。(Fig-3参照)
Fig-3
・それぞれの装備品は3つの特性値(銃器、スタミナ、電子機器)を持っており、全ての合計値がプレイヤー特性となる。
・銃器特性=銃器ダメージに影響
・スタミナ特性=最大HPや、自動回復速度に影響
・電子機器特性=プレイヤーアビリティの威力や再使用時間に影響
・装備品は外見に直接反映される。 装備品は特性値以外にもカラーリングや形状が異なる。
・ガスマスクは特定の汚染エリアに入ったときだけ装着する。
--キャラクター外見について--・外見アイテムは能力値に影響しない。
・外見アイテム(服)は、帽子、スカーフ、上着、インナー、パンツ、靴の6種類。
帽子はニット帽と野球帽のみ確認。 スカーフはネックウォーマー。上着はいろいろなジャケットなどがある。
・外見はいつでも変更可能。
6種類の装備品と、6種類の外見アイテム(服)で、キャラクターカスタマイズの
ポテンシャルは非常に高いと思いますが、
帽子に至ってはニット帽と野球帽の二種類と言ってよく、テンガロンハットとかバンダナとかそういうのは一切ありませんでした。
また、服装に至ってもジャケットやコートなどあれど、
ほとんど色違いレベル(しかも紺、茶色、黒、グレーなど暗い色のみ)で、
どのプレイヤーも大差ない感じがしました…
ベータ版ではバラクラバやサングラスなどは一切なかったのでとても残念。
製品版ではもっといろいろな種類の服装や、アイテムが出ることを期待します。
--ダークゾーン(以下、DZ)について--・DZの中ではFTできない(前述)
・DZの中では
フレンドリーファイアが有効になる。
・
特に強力な武器はダークゾーンでしか入手できないので、DZへの参戦は任意とされつつも、半強制的ではある。(前述)
・DZの中でのみ
PVPの対象となるが、他のプレイヤーを殺害することは任意となる。
・DZの敵は非常に硬いので、ほかのプレイヤーとの共闘が好ましい。
・
DZ固有のランクが存在し、DZで購入するアイテムは、
通常のレベルとDZランクの両方が要求される。(Fig-4)
Fig-4

・DZで購入するアイテムは
DZ固有の通貨が必要。これはDZの中で敵を倒すことで入手可能。
・DZの中でアイテムを入手すると、
腰の後ろに黄色いポーチが出る。
黄色いポーチを持っているプレイヤー=何らかの戦利品を持っている。
ただし、その中身についてはわからない。(アイテムを入手するときに一瞬、レアリティの色に光る!?のでアイテム入手している瞬間を目撃すれば…)
・DZの中で入手したアイテムは
例外無く汚染されているので、回収地点でヘリに回収させるしか方法が無い。
・ヘリを要請するとヘリが到着するまでの時間がほかのプレイヤーに知らされる。(ヘリ到着まで90秒)
これにより、他のプレイヤー(略奪狙い含む)が必ず集まってくる。
・DZの中で死亡すると、入手したアイテムは
全てドロップする。
・DZの中でドロップしたアイテムは、他人に拾われるまで残るが、他人に拾われた場合、殺害して取り戻すことができる。
殺害せず入手する方法があるかどうかは不明。(拾った人がアイテムを捨てれば、拾えるかもしれない。)
・DZの中で他のプレイヤーを攻撃すると
「ローグ化」する。ローグ化すると他のプレイヤーに位置が知らされ、賞金首となる。
・「ローグ」状態で他のプレイヤーにダメージを与えると、ローグ時間が加算される。
ゼロになるとローグ状態解除・戦えば戦うほど長引く。
・「ローグ」プレイヤーを倒すと、多い経験値・DZ通貨がもらえる。 逆に、ローグ化している時に死ぬと、DZ経験値(とアイテム)を失う。
一定以上DZ経験値を失うと、DZランクが下がる。
・ヘリへのアイテム回収は、同時に6人まで可能。その6人はチームである必要はない。
ダークゾーンのプレイでは、基本的に互いに干渉せず、
ヘリの回収地点においても 互いにけん制し合って裏切りがないようにしつつ、
全員で一緒に回収(win win)…
というのが一般的なプレイと感じました。
下手にローグ化すると賞金首となるので、どうしても裏切るのであればヘリの回収直前にすることが推奨されます。
ローグ化することのリスクが結構大きい(ハイリスク)割には、
他人の持っているアイテムがしょぼかったりする(
ローリターン)ので、
個人的にはあまりローグ化する必要はないと思いました。
--その他--・マップに居るとき、市民に話かけられるときがある。この市民に物資を提供すると、アイテムをドロップする。
基本レアリティは最低が、金の足しになる。 また、
外見アイテム(服)もドロップするので、避ける理由はない。
・序盤のイベントで外見アイテム(服)を各自に入手できるポイントがありましたので紹介。(Fig-5)
4キャラで回せば10個以上の服が入手できます。
Fig-5
【総評】あるようでなかった、ボダランライクなリアル系TPS。
武器も装備品も豊富なバリエーションがあるし、キャラカスタマイズ要素も豊富。
他のプレイヤーときちんと連携する必要のある、頭を使う
銃撃戦も楽しいです。
普通にco-opをするぶんには目立ったバグもなく、基礎がしっかりしている印象。
なので、それこそ
ボダランぐらいに楽しめそうです。
ただし
レベルがカンストするとそこで終了といった感じがしますので、
あまり寿命が長そうには思えませんでした。
最近は現代を舞台にしたシューターが少ないので貴重な一本。
そっち系のファンには
かなりオススメできる一品。ただし、ダークゾーンにおける回線は非常に心配。
面白いことは間違いないです。
購入を検討中の人は、今後のコンテンツの状況(今回のベータで実装されていなかったところとかアップデートの計画とか)
を考慮した上で決めるのがいいのではないでしょうか。