Fallout(;放射性降下物)…死の灰
核戦争によって地上の生物の大半が死に絶え、大地に舞い落ちた放射性降下物によって生態系が一変した世界。
その過酷な世界で繰り広げられるアドベンチャー大作

FALLOUTが帰ってきた!!

これから買おうとしている方、買おうかどうか迷っている方に向けた感想文です。

プレイ時間:100時間ほど
到達レベル:55
Fo3、FoNV:プレイ済み

早いもので、前作のニューベガスから6年ですね、6年。
年末年始これでもかというほどやりましたが、まだまだエンディングに到達できていない。 たいへんにボリュームのある作品。
詳細を語りだすとキリがない+ネタバレするとゲームの持ち味が損なわれてしまうので、中身にはあんまり触れないように感想を述べたいと思います。

【はじめに:前作からの変更点】

・死体あさりがシームレスに可能。
 都度ウィンドウを出さなくても、死体や箱からアイテムを取れるようになりました。
 なれるまでに時間がかかりましたけど、とても良い改善ポイントだと感じました。
 
・武器と服の耐久度がなくなった
 これもデカい。FO3から悩みの種だった武器や服の劣化が、なんと廃止されました。
 古い武器を修理しながら使うというのは、FOの世界観に沿っている反面、煩わしい仕組みでした。
 FO3ではDLCで「エイリアンエポキシ」なんてのが出たことも。
 修理用にアイテムをストックしておかなくてよくなったので、単純に楽になったし、好印象でした。

・パワーアーマーの使用が有限になった
 上記の代わりなのか、パワーアーマーだけは耐久力が設定され、しかも動力源が有限となりました。
 初めはびっくりしましたが、心配する必要はありません。ガンガン使っちゃいましょう。
 ちなみに、下記に記載するように、パワーアーマーも、6つのパーツ(頭、胴体、右手、右足…)に別れているので、
 細かいカスタマイズが可能です。

・衣類の他に、アーマーという装備品が存在
 服とアーマーが別れたことで、より詳細なカスタマイズが可能となりました。
 アーマーは6つのパーツ(頭、胴体、右手、右足…に別れていることと、各パーツごとに異なる強化が可能なので無限大のバリエーションが存在!
 
・建造物のクラフトが可能に。
 前作でも武器のMod作成・自宅の内装をある程度作ることが可能でしたが、
 なんと街ごとカスタマイズできるようになりました。
 簡易的ではありますが、オブジェクトの配置、木または鉄の建物を作成することもでき、自分だけの要塞(!!)が構築可能です!
 街の要塞化は本当に楽しい!

・ジャンク品が今まで以上に重要になった
 FO3では売るだけだったジャンク品。
 NVでは一部のジャンク品が武器改造に必要だったジャンク品。、
 今作からはそのジャンク品を使って武器や衣類の強化・MOD作成、パワーアーマーの修理・強化、そして街の配置物を作成します。
 街の構造物作成には「木」や「鉄」、タレットの作成には「オイル」、武器のカスタマイズには「粘着剤」などがキーアイテムになってきます。
 木や鉄は、大抵の物の分解で入手できますが、オイルに至っては「ペンキ缶」「石鹸」「オイルライター」などから、
 武器やパワーアーマーの改造に重要な「粘着剤」は「ダクトテープ」や「ワンダーグルー」から入手できます。
 長年…謎の存在だったワンダーグルー!(地味に重くて邪魔だったあのワンダグルーですよ!!)
 これが今作は重要です!(きっと皆さんが思っている以上に重要です!)
 ダクトテープとワンダーグルーは、見つけたら必ず持って帰りましょう。
 ジャンク品を集めることが重要になったので、所持重量との葛藤は増すばかりです。 

【マップ】
この作品でマップについて述べることは避けられません。
FO3はロス、NVは名前通りベガス、そして今回はマサチューセッツ州の大都市ボストンが舞台となります。
マップの中央にMITがある感じで、各名所やらボストンという都市に関わる歴史などが多数登場するので、
是非ともプレイ前にボストンの観光名所を調べておきましょう!楽しさが倍増すること間違い無し!
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%80%80%E8%A6%B3%E5%85%89&ie=utf-8&oe=utf-8&hl=ja
過去作やスカイリムと比べてマップの広さは減っている(海外プレイヤーなどが検証済)のですが、
中央部はほとんど都市なので、街や建物がめちゃくちゃ多い
オブジェクトが多い=次の目的に向かうまでの目印がたくさんあるので、ファーストトラベルで引き返すことが楽になりました。
散策・旅が本当に楽になっています。

【ストーリー】
(当然ながら)主人公はVaultから出てウエイストランド(今回は「連邦」という名前)を冒険するのですが、
序盤の衝撃的な展開には驚かされます。
通例のように本筋(メインとなるキャンペーン的なシナリオ)が存在し、
その目的を追うことで、想像を絶する背景・組織が見えて来きます。
また、複数の派閥が登場しますので、どの勢力に属するか、またはどこにも属さないか、これも自由に選べます。
というように、だいたいシリーズと同じ構成なので、プレイの仕方が大きく変わることはありません。 言ってしまえばこれまで通りのFOです。
サイドクエストも数えきれないほど。

【コンパニオン】
ネタバレになるので多くの事は語れませんが、もちろんロボットやスーパーミュータントが存在します!
各キャラクターと親交を深めることで発生する、個別ストーリーも当然、存在していますし、
これまでどおり、装飾品や武器も任意の物を使わせることが可能です。
パワーアーマーを着用できるコンパニオン"も"居ます。(人間でも着用できない人も居ます)

【街のクラフト】
街の空きスペースに、構造物を設置可能で、内装も家具などを配置可能。(内装のデザインを変えることはできません。オブジェクトの配置のみ)
初めから人が住んでいる街もありますし、最初は無人の街もあります。
街に人を集めて、生活を維持させることが可能です。
人集めると、その分だけ食料やベッドが必要になりますので、作物やらベッドやらを配置する必要があります。
しかし、人の生活をまかなえる食料、水、ベッドを一度確保すれば、その街に住まう人に仕事を与えることができます
(普通に生活させるだけでも、水と収穫した作物が街に補充されます!)
なんと街にショップ(屋台)を設置することが可能なのです。 
街でつくられた資源を街のショップで売ることで、キャップが稼げるという、素晴らしいシステムです。
しかも、街の住人1人づつの武器・装備も変更できるので、全員軍隊のように装備を統一するもよし、ネタ系の格好にさせるもよし。
さらに、住人は街を移動させることもできます女性だけ/男性だけの街にするもよし!
ドレスを着た男性だけの街にすることも白衣を着た女性グールだけの街にすることも可能です!


【良い点まとめ】
・充実のサイドクエスト数
・驚くべきメインストーリー
・街のクラフト要素
・パワーアーマーや、服のアーマーなど細かいカスタマイズが可能
・コンパニオン、街の住人の装備が変更可能


【悪い点】
・細かいバグ

 このシリーズでは恒例のことなので、私は既に慣れてしまっているのですが、
 大抵のことはファーストトラベルで解決します。
 ハマって動けなくなったり、音が消えなかったり、重要な人がどっか行っちゃったり…

・武器の種類が少ない

 今作では、妙に武器が少ないのが気になります。
 5.56mm弾を使う武器がアサルトライフルという武器一つだったり、
 5mm弾を使う武器がミニガンという武器一つだったり、
 ショットガンもダブルバレルとコンバットショットガンの2種類しかなかったり、
 MODで色々な派生系が作れるのは良いのですが、似たり寄ったりなのでつまらないです。
 特殊武器も地味すぎる。
 私が未だ見ていない、特別な外見の武器があるのでしょうか?

・NPCにパワーアーマーを勝手に着られる
 街が襲撃されたりすると、勝手に着られることがあります。
 これはどうにかできないものか…本当に焦ります。
 対処法としては、NPCが行けないような空間を作ってそこにパワーアーマーを保存する方法があります。

・進行したくないクエストが進行してしまう。
 今作では、NPCに近づくと、一番新しいクエストの会話が自動的に始まります。
 そのため、同じNPCに関わるクエストが2つ以上あると、過去のクエストより先に最新のクエストが進行してしまうので、
 場合によっては、新しい方のクエストが終わらないと、古い方のクエストが進行できないこともあります。
 これによって不具合を生じることが、結構頻繁にありますので、修正に期待。

・致命的なバグ
 有志のWikiで、特定条件で発生する致命的なバグが報告されています。
 私も、「とある麻薬中毒者から薬を取り上げる」という、サイドクエストが進められなくなる現象が発生しましたし、
 放置したパワーアーマーを勝手にNPC着られて、脱がすことが出来なくなる(殺害してもフレームは回収できない)バグにも遭遇しました。
 これらは、セーブデータが残っていれば、再読み込みで解決します。
 

【総評】
やっぱり面白い!! どうしてこんなに面白いのか!!悩ましいっ!
年末年始は、夢の中でもやってました。(本当です)
それぐらいに奥が深いし、面白い。

これだけ膨大なクエストと選択肢、その結果が複雑に絡みあうのですから、
しょうじき誰しもが、必ず大なり小なりのバグと向き合うことになると思います。
シリーズ共通のことですから…慣れもありますが、 これだけ面白いのですから、ほとんど気になりません。

未だ見ぬ土地を、未だ見ぬキャラクターを、未だ見ぬイベントを、未だ見ぬ武器を求めて、
延々とさまようことができる最高のおもちゃ箱がここにあります。
フォールアウトとはなんぞや?と思う方も、この機会に是非やって欲しいと思います。
間違いなく、2015年最高峰の一本。 超オススメです。

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