今期、最後まで視聴したアニメ12作品の感想です。

 


僕のヒーローアカデミア合格合格合格
いやああ熱い!!今期も熱かったですねええ!最後まで超良かった。

緑谷少年と轟少年の激アツバトル、ステインと三人の対決、サブキャラ達の活躍っぷり…

ヴィラン連合との決戦になる三期が待ち遠しいですね!

ベストシーン:やっぱり「 君の!力じゃないか! 」って所ですかね~

 あそこが一番しびれました。

ベスト演技:ステイン役の井上剛さんも凄い迫力でしたけど、

 やっぱり主役の山下大輝さんでしょう。

 


ゲーマーズ!合格合格合格
まず、オープニングのアニメーションが最高です。

古今東西のゲームの「ゲームオーバー」のシーンを集めたものですね。
私だけが良く使う言葉で”オープニング力(りょく)”と呼んでいる

視聴者を作品の世界に引き込む力のことを指しますが、
今期作品の中、最もオープニング力(りょく)を持った作品ではないでしょうか。
しかし、タイトルほどゲーム要素がない!!
けど、誤解が誤解を生むドタバタラブコメには毎回笑わされます。
ゲーマーの職業病というか性というか、キャラクターの考え方とか主張には、

結構「あるある」を感じます。
ちなみに、最終回では”思い出したように”ゲームの課金/DLCについて熱く語られる回となっており、この12話はゲーマー必見であります。
ベストシーン:第6話の、雨野くんが誤って告白してしまうところですよね。

 あそこが山場だったかな?個人的には、第1話のカウンターストライクのところも好きです。

クイックショットとかNoobの動きとか再現度がすごい。
ベスト演技:雨野くん役の藩めぐみさんではないでしょうか。上原君もアグリもよかったけど。

 ついこの前の「リトル・ウィッチ・アカデミア」のおちゃめ女子とは打って変わって、

地味少年というあまりに違う役に、クレジットを見るまで解りませんでした。
演技達者ですね~。今後の活躍に期待です。


Re:CREATORS (2クール目)合格合格
シビアすぎるスマブラとか、MUGENのアニメ化とかいろんな表現があると思いますが、
媒体や趣も異なるエンタメ作品のキャラクターが現実に飛び出してきて…という話。
過酷な作品のキャラクター達が揃って創造主を恨むという描写や、

多くの人の認識によって事実になる=承認力という設定(?)が印象的でした。
かくいうこの現実も、勝者達が創りあげてきた"事実"の上に立っているのであるからして「設定」と一蹴できないのが恐ろしい。
(あまり触れないほうが良いかもしれないが、スフィアのうち戸松遥さんだけが出演していない。政治的なキャスティングが行われていない証明なのかもしれませんが、かわいそう…)
ベストシーン:第13話全般
 総集編=時間稼ぎというの暗黙の了解を逆手に取った、興味深い実験的な一話。 (銀魂っぽいと言えば伝わるかな?)
ベスト演技豊崎愛生さん。クエイサーの時もそりゃ驚きましたけど、今作においても、とてつ もない怨念が感じられる鬼気迫る演技でした。 最大限の拍手を捧げます。
余談:もっともっと多用な世界のキャラクターが飛び出してきて、もっと派手に戦うような作品も見てみたいですね。 →スピルバーグのReady Player Oneに期待?

はじめてのギャル合格合格
いかがわしい同人作品のようなタイトルですが、内容は全年齢対象。
今期のコメディ枠では一番おもしろかった。
ランコ、かしいさん、ねねのこれでもかってぐらいド直球な配役も良かった。
パギャルとなったねねがwikipedia(真面目w)を見ながら単語確認をしたり、砂のお城のディテールにこだわっちゃうかしいさんとかの細かい描写も好きだったし、
OPの「二人きりで」という所のカットが毎回変わる所も結構好きでした。
ベストシーン:9話のラスト
 温泉回と言えばのぞきですよね。(のぞき行為は立派な性犯罪です)
「温泉回×のぞき」と言えば、フルメタなのです。
フルメタルぱにっく・ふもっふの伝説的なシーンにオマージュを捧げた9話はおすすめです。
ベスト演技豊永利行さん
 圧倒的すぎる存在感のシンペイが絡むところは全体的に爆笑の連続でしたね。

この人がデュラララの帝人だったなんて信じられません。
誇張されたオタクに見えがちですが、緊張して"ども"っちゃう所とか本当にあるあるなので、実は結構等身大なキャラを演じられていたように思います。
オタクが人生で言ってみたい台詞ベスト3に入る「ここは俺に任せて先に行け!」を言えたのは素晴らしい経験だったかと思います。
余談:パンツマイスターなる特殊な役職が設定されたアニメですので、そういう意味でも興味深い作品。


ナイツ&マジック合格合格
全体から漂う90年代臭。レイアースとかエスカフローネとかっぽいんでしょうか。
特筆すべきは、格好いいロボットのデザイン(と感じるかどうか)と、

ものすごいスピードのストーリー展開。(まさかそこを一言で省略する!?っていう)
どのぐらいのスピード感なのかっていうと、一話の間隔が数ヶ月とか下手したら年単位のレベルで、半端じゃない。
地道な作業や過程は徹底的に省略され、それでもちゃんと成立しているから凄い。
整備された環境下でも、ロボット1体作るのにどう見積もっても年単位かかりますが、
今作は毎話新しいロボットが登場します。

一体、劇中の年月がどのくらい経っているのか知りたいものです。
これが原作通りなら、それもそれで凄いですが、原作から割愛しまくった脚本ならば、

賞賛すべき決断力と言えるでしょう。
難しい所が無いこの内容だったら夕方6時に再放送しても、ふつうに受けると思います。そんな作品でした。
ベストシーン:11話の因縁の対決シーン
 あんまり人の死を映さない作風ですが、あの人の死に様は良かった。井上さん最近こういう役多いですけど、


サクラクエスト(2クール目)合格合格
P.Aの新たな代表作になったと思います。
クールの初めは、ヒロイン小春がSHIROBAKOのみゃーもりに似てると誰しもが思ったことでしょう、私もそう思いました。
みゃーもりとこはるんの決定的な違いは、夢があるか、理想があるかという点でしょうか。 みゃーもりは漠然とであるがアニメが好きという理由がありました。
こはるんは、とくにやりたい事は見つからないまま社会人化しており、今まで一番視聴者に近い、等身大なキャラクターだと思います。
そんな普通の人が、ひょんなことから主人公になってしまう話。
田舎の過疎という、とてつもなくシビアな話題を扱うことに当初は驚きましたが、それでも成立させちゃうのがPAだけど、
本当の田舎に暮らしている人からすれば、こんなのは夢物語で、幻想かもしれない。
それでも、厳しい現実の中にも微かに希望があること/別の道があるかもしれないことを示している作品。
この脚本、この落とし所になるまで、ものすごい葛藤と苦難・多くの議論が有ったことを想像すると、胸が熱くなります。
初めはどんな絶望的な話になるのかと不安でしたが、

終わってみれば、とても心温まる作品でした。
あと、忘れちゃいけないのは、本作のしおりちゃんが、今期アニメのベストヒロインの候補である点です。 リアルと二次元のバランスがすばらしい。
メインヒロインを補佐する2人目のヒロインというのがまた憎い。
ベストシーン:17話の教授最後の授業回でしょう!
 ベストエピソードであると、強く主張します。 これは本当に感動的な話でした。
ベスト演技:絶賛思春期の黒川ともよさんも、マキちゃんの落ち着いた感じも凄い良かった。

 やっぱり「だんないよ」の上田麗奈さんかな!!いやほんと流行語大賞あげます。


ようこそ実力至上主義の教室へ合格合格!!
第一話の衝撃展開から、最終話の最後の一言に至るまで釘付けでした。
学校という限られた空間で色々やる作品は数多くありましたし、これからも増えるでしょう。
しかし今作の主人公は視聴者をも騙す強者なので、待望の二期ではその性質を存分に活かして活躍して欲しいです。
ベストシーン最終話の最後の数秒間!ほんとに衝撃の一言でした。
ベスト演技:感情が希薄な主人公綾小路君役の千葉翔也さんも良かったですが、
 桔梗ちゃん役の久保ユリカさん初のダークな演技が良かったと思います。

彼女の新たな一面が発揮されたと感じます。


メイドインアビス合格合格
印象的なメロディーのオープニングが素晴らしいです。
絵柄に見合わず、非常に殺伐とした世界観が独特な作品なので、

見る人を選ぶ作風ではありますが、
驚愕の生物の数々と生態系の描写は圧倒的ですし、生死を賭けた冒険は興奮と達成感に満ちています。
人間の性である「探究心」「好奇心」について考えさせられるシュレディンガーの猫のような作品とでも言いましょうか。
自分の死を厭わないヒロイン”リコ”は常軌を逸しているようにも見えますが、何かを成し遂げる人というのは往々にして"狭間"に居るものです。
ベスト演技:ナナチ役の井澤詩織さんもすごく良かったので迷いましたが、

 レグ役の伊瀬 茉莉也さんでしょう!
瀕死のリコを前に号泣するところが最高でした…


NEWGAME!!合格合格
今回もキャッチーなオープニングが素晴らしいですね。
キービジュアルのコンペ、ねねっちのゲーム制作、インターン生との確執と和解など、
日常系の作品なので、あまり山場がある作風ではありませんが、

今期も安定した面白さでした。
個人的なわがままですが、この作品は、フォーカスされる登場人物がかなり少なめですので、プロジェクトに携わるもっと別のスタッフも見てみたいですね。


Fate/Apocrypha(13話まで)合格合格合格
7対7の戦争とはまさに発想の勝利という感じですが、
例外に次ぐ例外ばっかりで、良くも悪くも自由な作品。ギリギリ、破綻していないのが上手い。
最終局面に来て、まさかの赤黒チーム共闘という、熱い展開に驚愕。
そしてこれまでは、ダーニック率いる黒チームがルールを破った”悪”として、それを制裁する立場として”赤”チームが正義のように描かれてきましたが、
ここにきて”赤”チームがシロウ率いる悪として、それを阻止する”黒”チームが正義のようになってきました。
最後はチームがメチャクチャになって、誰がどっちだか全然判りませんが、
アストルフォの好感度が上がる一方で、一体どこまで好感度を稼ぐのか?
赤のセイバーは黒チーム側になるのか?
アヴィケブロンの野望は叶うのか? 
今期はほぼ出番が無かったジャック・ザ・リッパーやシェイクスピアの活躍は?
14話以降も目が離せません。
ベスト演技:アストルフォ役大久保瑠美さんで決まり!

 ジャンヌに負けないヒロインとして圧倒的な存在感!しかしという!!!

 何故男なのか!悲しいです。

 

魔法陣グルグル(2017)合格合格
幼少期にテレビで見たっきりだったので、ほぼ初見という感じでした。
どうやら、原作のシーンを大幅にカットしているようですが、 

(それこそ前作のアニメ数話を1話にぶっこむ感じで)
私は原作を知らないので気になりませんでした。
なにより驚くべきは、25年前のギャグが今もなお通用する点です。
ハイテンポな良質のコメディ作品でした。
ベスト演技:ニケ役の石上静香さんしか居ないでしょう!
       「下セカ」の例のキャラから、想像もできなかった演技です。とても同じ人とは思えない!

THE REFLECTIONあせる
個人的には凄く楽しみにしてい作品でした。
キャラクターもストーリーも魅力的です。
しかし、如何せん画に力が無い!!これがとても残念です。
奇妙な所を何秒も映したり、変な間があったり、全体的にアクションが少ない感じがしました。
すごい作品に成り得た可能性もあったのですが、本当に残念です。
キャラクターもストーリーもすごく良いので、今後の展開に期待。
さりげなく、三木さんの自然な演技が見れる貴重な作品という側面もあるかと思います。


なお、大変申し訳ございませんが、
 筆者の都合上、「プリンセスプリンシパル」「進撃の巨人 二期」は全然見れていません。

 (これから見ます)上記二つは後で追記したいと思います。


(勝手に決める)2017夏の総合賞
ベストシーン賞:「僕のヒーローアカデミア」の緑谷VS轟のシーン
ベスト演技賞:「Re:CREATORS」の豊崎愛生さん
ベストOP賞:「ゲーマーズ」
ベスト脚本賞:「サクラクエスト」
ベスト演出賞:「Fate/Apocrypha」
最優秀作品賞:「僕のヒーローアカデミア」


所感
今期は、Re:CREATORSの制作方針が印象的でした。
クールを使い切らない話数構成(全22話)にしておいて、その分クオリティ向上に務める。
はじギャルも全10話と短い構成だったので、似たようなことをやっていたのでしょうか。
こういう方針が周知されて、質の高い作品が増えればいいですが、

余裕を持ったスケジュールを組めるのは、ある程度の規模の所だけかもしれませんね。

アニメ業界は結構シビアで、DVD/BDやグッズの売上が、続編に直結すると言われています。
しかしながら、ネット配信サービスが当たり前になっている昨今、

わざわざ円盤を買う人がどれだけ居るのか疑問です。
(月額数百円でAmazonやNetFlix、HULUで見たほうがお得ですよね)
そんな、新たなビジネスモデルの確立が急務となっているアニメ業界ですが、

たとえ円盤の売上が少なかったとしても、続編が作られなかったとしても、
その作品が誰かの記憶に残れば、その作品の意味は価値はあると私は信じています。

本作は公開前から、You tubeで映画の冒頭6分が公開されています。
私はこの動画を見て「おひょ~っ」と変な声が出てしまうぐらい衝撃を受けました。

一言で言うと、この6分に、この映画の全てが詰まっています。
CGに頼らないカーアクション、音楽とアクションの同調、ユーモア…

この動画が良いと思えたら、本編も間違いなく楽しめます。

本作は「幼少期の事故で耳鳴りが止まらなくなってしまった主人公が常に音楽を聞いている」という斬新な設定で、ほとんどのシーンで音楽が流れています。(主人公が聞いている)

監督のエドガー・ライトという人は、「ショーン・オブ・ザ・デッド」でお馴染みの、

サイモン・ペッグの友達ですね。
「スコット・ピルグリム」や「アントマン」など、印象深い映画も撮っている人です。

この監督は音楽とアクションの融合をずっとやりかったそうです。(町山さんの解説より)
言われて見れば、

ショーン~の「ドント・ストップ・ミー・ナウ」のシーン、

アントマンのアタッシュケースの中のシーン、ありましたよね。

Wikipediaの項にも出てきますが、監督が担当した

”ミント・ロワイヤルの「Blue Song」のミュージック・ビデオ”というものを見ると、
実は本作の冒頭とほとんど同じことをやっていて

劇中のとあるシーンでもちらっと登場します。…なるほどね、たしかにやりたかったのね。

映画冒頭に逃走シーンを持ってくるという、

過去の偉大なゲッタウェイドライバー映画にリスペクトを捧げた構成にしつつ、
軽快な音楽に合わせて踊ったり銃撃戦をしたりカーアクションしたりと、ミュージカル的なことをスマートにやって独自の味も出しています。
色(配色)の使い方とかビジュアルも面白いですし、
音楽に合わせた数々のシーンも楽しいし、もちろん、カーアクションも。
これは、一見の価値あり。

こんな人におすすめ
・三度の飯よりカーアクションが好き

・コメディ系のアクション映画が好き
・ゲッタウェイドライバーに憧れている人
・銀行強盗 (参考資料として)
・犯罪立案人 (参考資料として)

・GTA V(ゲーム)が好きな人

関連作品
・「ザ・ドライバー」
・「ドライブ」
・「ザ・タウン」
・「ララランド」


余談
芸が細かいことに、脇役にミュージシャンが多く、

洋楽ファンには一層受けることでしょう。(私は全く解りませんでしたが)
あと、「マッドメン」のジョン・ハムがめっちゃ格好良いので、

ジョン・ハムのファン(日本にどれだけいるのか)も必見です。
見終わったあとに、幾つかの疑問…も残ります。
 Q1.なぜ、iPodなのか?
 Q2,.サングラスの意味は?
 Q3.グリフ(ジョン・バーンサル)は?

ついこの間、マーク・ウォールバーグ主演の「パトリオット・デイ」が公開されたので、

その繋がりで本作を見てくれる人が増えれば良いなと思い、筆を起こします。

 

話が逸れますが、彼が近年スターになっているのが、私はよくわかりません。
マーク・ウォールバーグと言えば、つい数年前まではマット・デイモンとかマット・ディロンに(顔や名前で)間違われたりする、二流俳優だったはずです。(失礼かな~、でも事実でしょ?)
私は別段嫌いでも好きでも無かったように(またまた失礼)

当時の評価は「可もなく不可もなく」という感じだったのでは。(更に失礼)
「ディパーテッド」からでしょうか?彼が一躍スター街道を登りだしたのは。

俳優人生ってのはわからないもんですね。
はい。 というわけで本作は、

マーク・ウォールバーグが、マット・デイモンとかマット・ディロンによく間違われていたであろう、2005年の作品です。

あらすじ
~ ある日コンビニ強盗に巻き込まれて一人の老婆が殺害された。
  老婆には養子の息子が4人居た。 散り散りに生活していた4人は再び集結し、犯人を探し出し、制裁を加えようとする… ~



サブタイの狼たちというのは、まさにこの息子たちのことで、

母へ復讐を誓うわけです。とてもシンプル。
息子の4人は全員養子なので、年齢も人種もまちまち。 (なかなか便利な設定。) 
長男がマーク・ウォールバーグで、次男がタイリース・ギブソンです。

三男は地味なんですが、四男が凄いイケメンで、ギャレット・ヘドランドという俳優さんです。
(余談ですが本作のギャレット・ヘドランドさんと、その後のギャップは凄いです)


本作の見所はずばり、中盤の銃撃戦シーンでしょう。
私は、本作の銃撃戦シーンがとても好きで、「この銃撃戦が凄い」に本作のシーンを入れるかどうか、最後の最後まで悩みました。
このシーンの何が良いって、唐突な始まりです。

あまりに唐突なので本当にビックリします。
撃たれた兄弟が名前を叫び合う所もエモーショナルで、BGMも最高。

(撃たれた兄弟が、涙と鼻水でぐちょぐちょになって叫ぶ迫真の演技は、本作屈指の名カット)
撃たれた人がすぐ死ななかったり、追い打ちや、リロードを使った演出も良い。
なぜ、軍人なのに二丁拳銃なのか?という永遠の疑問もありますが、

それでも素晴らしいシーケンスです。
残念なのは、終盤の盛り上がりに欠ける点でしょうか。
中盤の銃撃戦が激しすぎたせいで後半が霞んでしまいます。


こんな人におすすめ
・銃撃戦おたく
・マーク・ウォールバーグ出演作品に興味がある人
・復讐劇が好きな人
・G36 Love

余談:この映画がDVDレンタルされたときにレビューした記憶がありますが、レビュー記事が見つからなかったので、もう一回投稿です。

最初に言いますが、この映画は、あきらかにコメディとして作られています。

私は、どちらのシリーズも最初の3作品程度しか見ていませんが、

最初の1作目は、どちらも強烈な怖さを持っていました。

どちらもシリーズを重ねる毎に、

視聴者の慣れもあってコメディ色が強くなっていったようです。本作はお祭り映画

ということで、パラメータは「怖<笑」で、笑い側にMAXに設定されています。

(怖さを求めて、この映画を見ようという人はあんまり居ないと思いますが)

ポップコーンムービーという前提で、見ましょう。

 

 

本作で呪いのビデオが1週間から2日間に短くなっていたり、

例の家もレイアウトが変わっていたり、例の家の裏手に井戸があったりと、

細かい所が色々変わっていることには、少々驚きました。

とはいえ、

この手のコラボ系は、整合性を図るため、往々にしてこうなるものですので、

そう目くじらを立てることも無いでしょう。

我々は、貞子と伽椰子のバトルを見に来たのですから、そのぐらいは、ね。

 

序盤のうちに、伽椰子がいきなり連続2キルをして、更にはトシオ君とダブルキル。合計4キル

あっという間に4人も殺しちゃうこの場面は壮快でした。

 

すぐさま貞子側も応戦とばかりに連続4キル、いきなりのキル合戦で人間達は良い迷惑です。

このときの教授の扱いたまりませんねぇ。ここでも爆笑。

 

ここで突如、謎の霊能者コンビが登場し、

例の名台詞「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ」が出てきます。

あまりにも唐突な展開で、この辺も笑えます。

 

その後、伽椰子チームが更に2キルほど稼ぎながら最終対決へ。

正面から貞子が出てきて「キャーー!

後ろから伽椰子が出てきて「キャーー!

また貞子の方を見て「キャーー!

また伽椰子の方を見て「キャーー!

これで笑うなっていう方が無理です。

颯爽と登場した割には、作戦がぐっだぐだな霊能者コンビのへっぽこぶりにも笑えますし、

 

私はもっとバトルの所をたくさん見たかったので、物足りない感じがしましたが、

衝撃のラストは、なかなか上手いやり方だったと思います。

 

他にもまだまだツッコミポイントはあります。

説明無しで連続ビンタ攻撃をするドS霊媒師とか、(白石監督の十八番らしい)

頭突きで何故かすごいことになって死ぬシーンとか、

空気を読んで襲撃を待ってくれる、やさしい伽椰子とか、

しれっと生き返る伽椰子やとしおとか、

もうめちゃくちゃです。

 

そんなめちゃくちゃっぷりを、

「おかしーだろーw」とか「そんなばかなw」とか笑い飛ばせるような人には、おすすめです。

一回こっきりのお祭り映画です。楽しみましょう。

 

「ザ・コア」は、2003年の映画です。

私は学生の頃、この映画を見て、衝撃を受けたシーンがあります。
それは、とある博士が、

携帯電話に向かってガムの包み紙(銀紙)で笛のように音を鳴らしたあと
これで一生通話料無料になったよ」 みたいなことを言うシーンでした。
しょうじき、この映画で唯一覚えているシーンです。

似たような疑問を持っている方は、やはり居たようで知恵袋に投稿がありました。
その、頭の片隅にあった疑問が突如として今日解消されました。

それは、

スピルバーグの「Ready Player One」の原作本「ゲームウォーズ」を読んでいるときでした。
「ゲームウォーズ」は80年代前後のマニアックな知識がふんだんに登場する作品で、
実在したジョン・ドレイパーというプログラマーが


シリアルフード『キャプテン・クランチ』のおまけの笛の音(周波数)を利用して、

無料で長距離電話をかけられることを発見した…

 

という記述です。
もうそのまんまwww
wikipediaによると、”現在使われている意味でのハッカーとしては、初めてクラッキング(不正侵入)を行った人物と言われている。” とのこと。なんとハッカーの父だったのですね!

後に、この技術が用いられた「ブルーボックス」なるツールが、アップル社設立に繋がるらしいですが、ここから先は興味がある人が調べれば良いでしょう。

つまり、
ザ・コアのシーンは、(元ネタを知っていれば)

あからさまな、ギークネタだったのです。 

知っている人だけクスっとくるような、ほんとうにそれだけのネタ。(だと思う)

最後にオチですが、もうひとつの知恵袋で答えに近いモノが既にありました。

でも、この知恵袋があるのは2012年。映画を見た当初は無かったんですね。


この映画を見て、同じ疑問を持った人が、いつかこの記事にたどり着いて、

「そうだったのか~!」となれば、これ以上幸せなことはありません。