イメージング 「春の前の散歩道」
「今日は、すごい風だなぁ。![]()
でも、もうじき春だ」 ![]()
”春一番吹き荒れる…それは、春が来る証拠。
私にどんな困難があっても、同じように春は来るはず。”
私は歩きながら、ふと…そう思った。![]()
あの冷たかった風も、水たまりに氷を作るような寒さもない。![]()
![]()
ただ、暖かい風が強いだけ…。![]()
昔、読んだ童話?の中に太陽と風が人の服を脱がす競争をするという話があったよね。風は強い風を送り、洋服を脱がそうとするものの…人は襟を立てて抵抗する。太陽は熱く降り注ぎ、人はその熱さから洋服を脱ぐといった内容だったような気がする。
(あなたの服、あなたの襟は何ですか?)
太陽に出会えたら、服を脱ぎ捨てて自分をさらけだすことが出来るのだろうか?もう1人の自分に問いかけてみたが…答えは見つからなかった。私は、考えながら歩いていたので、水たまりに足を入れてしまった。
「あちゃ…。こんな所に水たまりかよ」
氷ではなかった。
道ばたには、まだ雑草しか生えておらず、春の気配は無かった。
もし、この道に小さな春があったとしたら、私は気が付くのだろうか?
(小さな春を見過ごしてませんか?)
気を取り直して、歩きはじめた。
色々と考えながら、歩いていても また水たまりにはまるだけ(笑)
こんな自分に対して、1人笑いをした。
「私って、ドジだよね」 「やっぱり、春はタンポポだよね。」 ![]()
…っと、ドジした自分自身に話題を変えさせた。
私は、タンポポがなんとなく好きである。アスファルトの脇にひっそりと咲くタンポポ。黄色は、幸せの色。
そよ風に乗って飛び立つ、あの白いパラシュートは…みんなに幸せの色を運んでいるんだよね♪
…っと、まだ来ていない春を思いながら、空を見上げた。
もう風は、やんでいた。
過ぎ去った嵐の後に小鳥たちの鳴き声が心地よい。
雲の隙間から差し込むいくつもの光の柱
強い風で消えていった雲と青い空
幻想的な虹の橋
真っ青な空に一直線に伸びる飛行機雲
私は、この瞬間を心のシャッターでスナップした。
それは、好きな瞬間である。
ウォーキングは、まだ続く…。