コラムニストの尾藤克之です。
ご訪問ありがとうございます!
2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」 (WAVE出版)
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本を読んでいて、わからない表現や言葉があったらどうすればいいでしょうか?ドンドン飛ばしてかまいません。
これまで多くの人が、「本は最初から最後まで読まないといけない!」という間違った呪縛にしばられていました。
学校でも精読することを推奨しますから仕方のないことかもしれません。そのようなときには、何を目的にこの本を読むのか?という原点に立ち返ることが大切です。
また、私が、本文以外で注目しているポイントに図表があります。一般的な意味と異なる業界用語などが使われていることがあるからです。もしくは、言葉の指す意味を誤解しないように注釈しているものが多いです。
カッコ書きの補足も注目します。専門用語や言葉の意味、略語の正式名称などが対応されているからです。
一方で、脚注で説明している用語などは飛ばします。説明が長くなる場合、脚注で説明していることが多いですが、読まなくても全体の意味はつかめるのです。
飛ばし読みの効果に関する研究事例は多く、読書のスピードや理解度を向上させる有効な方法であるということが科学的にも実証されています。
発達性読み書き障害の児童に対してテキスト読みのスキルを測定した研究では、視覚的な音韻意識訓練は、飛ばし読みの技術を向上させる効果があると考えられました。
電子書籍のメディア特性と読書行動の変化について分析し考察した研究では、電子書籍は飛ばし読みの効率を高めるメディアであるとの結果が導き出されています。
飛ばし読みとは、本のなかで必要のない部分は読まずに、必要な部分だけを読むことを意味します。飛ばし読みは、時間を短縮し、興味や目的に応じた情報を効率的にインプットしてください。
あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。
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