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監督ブログ  wecker

「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

遅ればせながら舞台「ヴェッカー1983」の出演者が発表されました。

http://alicein.info/


正式なHP公開は18日以降だそうです。


今回(も)決定直前にいろいろすったもんだ(;^_^Aあって、まだ全配役が決まっていないのが現状です。


こっそり?書くと今回の主人公である工藤かをる役は加藤里保菜さん。「ノエルサンドレ」のヴェッカーだったさおりーぬさんの妹分…だとか。

プロフィール写真見てほぼ直感!で決め、決めてもらいました。

今回のヴェッカー「C-83(シーエイティスリー)」はアイドリング!!の玉川来夢さん、「ノエルサンドレ」にも出演してくれた実力派・栞菜さん、ずっと前からヴェッカーになりたかった(らしい)船岡咲さん、となりました。


ほかには…

「エトランゼ」にも出演してくれた遠藤瑠香さん、金田瀬菜さん…そして「ヴェッカー」の舞台ではひそかに(?)3連続出演となる荘司里穂さん。僕のWSからの最後の?生き残り…でもある。


他にも過去ヴェッカーを演じた人に別の役を…とお願いした方もいるのですが、「ヴェッカー」に出るなら自分の役じゃないとイヤ、という嬉しい?お答えで決まらなかったりしました。


そして声優・関智一さんつながり…というか演出家吉久さんつながりで声優の長沢美樹さんに出演して頂く事になりました。


あとは「アリスインシアター」のやや常連である子や、みんないろんな分野で活躍している、「今とても”旬”な子たち」です。


またダブルキャスト含め総勢33人(いつもよりは少ないか)。これに加えて「カプセル兵団」のパフォーマーさんたちが参加、例によって全員女子のみ!となりました。


脚本をようやく(未だかつてなく推敲しました)入稿し終わり、キャスティングも着地したので、あとは皆さんと同じく、本番を楽しみにするだけになりました。


もちろん衣装や演出などの関してもアイデアもまだまだいろいろ「注入」していきますが。


何はともあれ1年(以上)ぶりの「時空警察ヴェッカー」

通算9代目・41人目(今回で一気に50人に)のヴェッカーの活躍を、ぜひお楽しみに!!!!






前にココにも書いた(けど反響なかった)「カプセル兵団」さんの飛び出す特撮演劇」笹塚ご当地ヒーロー「ササヅカイン」がついに開幕しました!


なんとか僕も観に行きたいと思ってたんですが、こちらの新作のクランクインと重なり、どうしても時間が取れず(日帰りで行って帰るのがムリなので、最短3日休まなければならないので)泣く泣く断念しました。


「ヴェッカー1983」の演出を託す吉久直志さん渾身の作!

70年代テイストの熱血人情ヒーロー!

スーツアクター&声優さんコラボ!という部分も激しく共感します。


観に行かれた方はぜひ感想お聞かせください!


「特撮」を映像を使わず人間の体ですべて表現する!というパワーマイム演出、女子ばかりの「ヴェッカー」でどう活かされるのかも楽しみです。

「ヴェッカー1983「は、これまでのヴェッカーの中でも一番アクションの比率が高いと思います。

何より合計10人のヴェッカーが登場!!しますから。

それでも、女の子ばかりでやってる意味、というかならではの部分は入れたつもり。

吉久パワーマイムと畑澤的リリシズム…どう融合するでしょうか?



こっち(中国)では逆に等身大ロボットキャラクターを全てCGで表現して実写の人物と共演させる、という作品に再挑戦してます。

ずっと蓄積している(いつまで蓄積してるんですか?)技術を日本での作品作りに活かせればとも思っています。


気が付いたら「ヴェッカー1983」の開演までもう1カ月ちょっとに迫っていました。

半年以上、1年以上前から構想、準備していたのに、結局なんだかいつものペースですね。

脚本・設定・キャラクタデザインそしてメインキャストキャスティングと、僕がやるべきこと(やれる事)はやったと思います。

あとはキャストと、演出他スタッフの方々を信じるしかない。


またHPが立ちあがったものの、ずっと放置しっ放し(;^_^Aだった映画「ドラゴンフォース」HPも今週劇的に(?)更新される筈です。

ここに書くつもりだった「ドラゴンフォースへの道」もそちらの方でコラムとして定期連載されていきます。

前にここに書けなかった事も書いてますので、チェックしてみてください。更新は毎週金曜日だそうです。

こちらの方も、映像の方はあと少しで完成。…とはいえ3カ月は遅れています。

情報公開が遅れてたり、公開時期が決まらないのはそのせい(゚ー゚;です。


「ヴェッカー1983」は言うまでもなく僕自身待ちに待ったヴェッカー最新作。

遠慮容赦なく(?)やりたい事を脚本に突っ込んだつもり。

いつも「これが最後かも」と思ってやってるし、また「ここからがスタート」とも言ってる気がします。


「ドラゴンフォース」は僕が1年半、中国でやってきた事のひとつの集大成的作品であり、日本での再スタートのきっかけにもなれば、と思っています。


どちらも、僕の作品には違いないのですが、どちらも「総監督」「監修」的な関わり方で、直接現場で指揮を執ったり、直接手を動かして書いたり描いたりはしてない(「ヴェッカーは衣装デザインも自分でやりましたが)のが少し寂しい気もします。


予算も時間も何もかもなかったけど、何もかも自分でやった「ヴェッカーシグナ」が懐かしい。


「もうそういう立場で、いいトシなんだから仕方ないでしょ?」と言われるのですが、やっぱり僕は現場でスタッフ・キャストと、そしてお客さんと共にありたい…と切に思います。




円谷英明さんが著された「ウルトラマンが泣いている」というショッキングなタイトルの本が話題になっています。

「ぜひ読んでほしい」と僕のもとにも届きました。


何度も頷いたり、声を上げたり、笑ったりしながら読み、最後に泣きました。


ほぼ僕らと同世代(5歳ほど年上)の円谷英明さんの子供時代からの円谷プロとの関わりがセキララに書かれています。


いわゆる暴露本と呼ばれるジャンルのものなんですが、円谷英二の孫であり、円谷浩さんのお兄さんである英明さんが語る…決して悪意を持って書かれたものではないと感じました。

円谷一族の中で唯一の理工系だという英明さんが経理的な面から書かれたビジネス書でもあると思います。


本文中「仮面天使ロゼッタ」の名前と共に登場する円谷映像は僕も何年かご一緒させて頂いた会社であり、代表をされていた円谷粲さんにはその後もいろいろお世話になりました。

英明さんには一度しかお会いしてないですが粲さんは平山亨先生と共に、ずっと師匠だと思っている方であり、モノ(映像)づくりの大変さ、難しさ、そして楽しさを教えてもらいました。


円谷家のお家騒動に関しては僕は傍観者でしかなく、どこまで本当の事か、誰が悪いのかなどにも興味はないんですが、今の円谷プロがかつての円谷プロではなくなっている…のは遠くからみていても感じました。その是非はともかくとして、個人的には会社が続いていく事よりも、作品が続いていく事の方が、僕は大事だと感じています。

作品は作り手(あまつさえ会社)のものではなく、最終的には視聴者やお客さんのものだと思うから。


最終章にあたる「中国事業への挑戦」は今の僕にとっていちばんリアルな話。

とても共感しながら読みました。

詳しくはぜひ本書を読んで頂きたいのですが、僕が中国へ来て以来直面した問題や、今も継続している問題に近い事も話題にされています。

もう他人事とは思えず、涙なしでは読めませんでした。


ただ、いちばん違うのは、既に映像業界から完全に退かれているという英明さんと違い、僕はまだ中国でその渦中にある、という事。


そして僕は、もともとお家騒動になるような家名などない、後ろ盾も資金も何もないところからのスタートでした。


この書を「一番の参考書」にしながら、僕はまだまだこの理不尽な国で戦い続けます。





また少しご無沙汰してしまいました。

「1983年」にたくさんコメントありがとうございます。


できるだけ脚本・演出に「注入」してってます!


前に「完成度が高い」と書いていた脚本をさらに推敲してます。


「カプセル兵団」のパワーマイム演出も活かせるような場面作りもしていってます。


そしてキャスティングもメインキャストはほぼ決まりました。


前からこだわってる主役・工藤かをると今回のヴェッカーの主役・サナ(名前初公開か)役はけっこううるさく言ってわがままも言わせてもらいました。


残念ながらこれまでの(舞台も含めて)「ヴェッカー」からの客演はありませんが、チラホラ、知った顔もキャストの中にいたりすると思います。


なによりこれまでの作品と地続きである事を強調したい。演出の吉久さんも「なるべくこれまでのヴェッカーの要素をたくさん入れたい」と言ってくれてます。


…と、こんな時に日本にいれないのがとても残念です。


現在中国で放送中の僕の原作・総監督作品(実写×CG作品)は気がついたら大ヒット作になっていて、もう5回も再放送し、関連商品も記録的な売上になっています。


街中にそのキャラクター商品が並び、子供たちがそれをねだる姿を見られるとヒットを実感します。


そんな訳で(?)その作品の続編の制作が急遽決定し、なんと今月5日からクランクイン!となりました。


「これから」まだまだ中国での仕事は続いていくようです。


でも、なんとしてでも8月は日本へ帰りますよ!

長いこと皆さんともお会いしてないし、長いことナマで日本の女の子を見てないぞ(笑)。ちゃんとした日本語を喋る女の子とお話したい!


まだまだ「これから」ヴェッカーも始まるんだから!