インテリジェンス読書術
![]() | インテリジェンス読書術―年3000冊読破する私の方法 (講談社プラスアルファ新書) 中島 孝志 講談社 2008-04 売り上げランキング : 48216 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
さすがに3000はないだろと思ったら、全読ではないのか。
★★
国際正義の論理
![]() | 国際正義の論理 (講談社現代新書) 押村 高 講談社 2008-10-17 売り上げランキング : 89728 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この著者は「政治学、政治思想史、政治文明論、国際関係論、国際関係思想史、欧州地域研究、EU論、フランス政治論、ナショナリズム論など研究対象は多岐にわたる」人なのだそうだ。ああそれで納得という感じで、バラバラでまとまりがないテキストを読んだ気分。学部で国際政治の試験でもあると、こうしたバラテキを一夜漬けすれば良いんだろうが、新書としてはどうか。現代国際政治学は欧州の古典思想が基礎になっていることは認めるが、「国際正義」について世界のコンセンサスが出来ている訳ではないと思う。「国際」も「正義」も欺瞞に満ちた概念であることを前提にしないと、いつまでも「勝者の裁き」で終わってしまうのではなかろうか。もちろん著者としても、「正義」が文明の数だけあることを説明しているのだが、日本の隣国に「武力」が「平和」を意味する国もあるのだから、その違いは西洋とか儒教とかイスラームとか「文明」ではなく、「政治」の論理ではないかという気がする。そうした「違い」を表すデータの幾つかは興味深いものがあったのだが、日本人と中国人の8割は脱税は完全に間違っているとしているのに対し、ウクライナとベラルーシで、そう答えた人は3割程度とのこと。日本人の8割というのもアレだが、日本人の8割と中国人の8割は、たまたま同じ傾向が出ただけで、完全に別次元の答えではなかろうか。著者の様な西欧の思想に興味を持つ人間が日本には大勢いるということが、リー・クワン・ユーが奨める「アジア的価値観」の範疇に日本を含めるのは困難であることの証左になるのではなかろうか。
★★
コスプレ
![]() | コスプレ-なぜ日本人は制服が好きなのか (祥伝社新書128) (祥伝社新書) 三田村 蕗子 祥伝社 2008-09-26 売り上げランキング : 92391 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「コスプレ」じゃなくて、「制服」だろ。
★
大統領になりそこなった男たち
![]() | 大統領になりそこなった男たち (中公新書ラクレ) 内藤 陽介 中央公論新社 2008-09 売り上げランキング : 155612 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この切手政治学者も今度はラクレかと思ったら、『中央公論』に連載されていたものだという。もはや月刊誌など、ほとんど読むことはないので、元がどんなものだったのか知らないのだが、「切手」ものじゃねえじゃん。もっとも、元はA5版1ページだというから、切手話を大幅に加筆した結果、切手は、ただの口絵になって、本文が評伝になってしまったのかもしれない。ちょうど選挙期間中の連載ということで、企画ものではあったのだろうが、大統領ではなく、大統領候補だった人物に焦点を合わすのはさすが、大統領の切手は幾らでもあるが、候補の切手となるとレアなものが多いのかもしれない。第一章のハミルトンという人は名前ぐらいしか知らんかったが、ワシントンではなく、この人を初代大統領とする向きもあるらしい。そんな「合衆国生みの親」の最期が決闘というのは何ともアメリカらしいというか何と言うか。暗殺された大統領は数多けど、決闘で死んだ大統領というのは聞いたことがない。アミン大統領が猪木と闘うなんて話もあったが、決闘した大統領は候補も含めてもそういないだろう。まあ時代は奴隷制度はもちろん、インディアン征服戦争もまだやっていたリアル西部劇の時代だから、決闘なんざ珍しくもないのだが、ブッシュの靴投げ程度で狂喜している現代は平和なものだ。マ将軍とか、ケネディア弟といった日本でもメジャーな人物も入っているが、ボビーは、あと40年もしたら黒人大統領が生まれてもおかしくないと予言していたのだとか。
★★
天然老人
![]() | 天然老人 こんなに楽しい独居生活 (アスキー新書 072) (アスキー新書) 秋山 祐徳太子 アスキー・メディアワークス 2008-07-10 売り上げランキング : 248701 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
家族がいないのが幸福の秘訣。
★★
もう一つの日本
![]() | もう一つの日本 失われた「心」を探して (ソフトバンク新書) 皆川 豪志 ソフトバンククリエイティブ 2008-10-16 売り上げランキング : 148351 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
何故にブータン。
★★









