新書野郎 -26ページ目

名ばかり大学生

名ばかり大学生 日本型教育制度の終焉 (光文社新書)名ばかり大学生 日本型教育制度の終焉 (光文社新書)

光文社 2009-12-16
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上は昔の方がバカで、下は今の方がバカってこと?
★★

ヴァレリー

ヴァレリー――知性と感性の相剋 (岩波新書)ヴァレリー――知性と感性の相剋 (岩波新書)

岩波書店 2010-03-20
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岩波新書の西洋文学ものは名誉教授のシマというのが相場なのだが、こちらも1931年生まれの著者。ただ、ヴァレリーが日本で読まれたのは旧制高校の時代ということもあるのか、作品や知的側面ではなく、もっぱら詩人の女遍歴について紹介するという岩波新書にしては変わったスタイル。イタリアの血も入ったフランスの詩人ということで、ご他聞に漏れず、かなりお盛んであった様なのだが、思春期は20歳くらい年上、晩年は30歳くらい年下というのがストライクゾーンだったらしく、それが男の悲しい性か。沢尻エリカが話題になっているが、若い娘にとっては最初は惹かれても、最後はキモいで終わるのも自然の摂理という気もする。20歳も年下の女にポイ捨てされる中年男ほど惨めなものはないのだが、中田ヒデとも噂になったハイパークリエイターでも、結婚して攻めから守りに入ってしまっては、その辺の中年男と大した違いはない。その点、言霊の人は体の自由が利かなくなっても常に攻めの姿勢を保てる訳だから強い。まあ実際現代に生きていたら、毎日キモメール送ってくる爺さんとしてストーカー扱いされるかもしれんけど。
★★

河合栄治郎

河合栄治郎 - 戦闘的自由主義者の真実 (中公新書)河合栄治郎 - 戦闘的自由主義者の真実 (中公新書)

中央公論新社 2009-12-18
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中公の評伝は力作ぞろいだな。
★★

検証 シベリア抑留

検証 シベリア抑留 (平凡社新書)検証 シベリア抑留 (平凡社新書)

平凡社 2010-03
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ノモンハンに続き、シベリア抑留も岩波と平凡社の新書揃い踏み。著者は岩波の方を書いた毎日記者の親の年代にあたる人だが、元朝日記者で70年代にモスクワ支局長も務めたとのこと。その後、朝日の共産圏担当編集委員や、東海大教授を経て、現在は日露歴史研究センター代表だという。これを以て「ソ連派」の人間だったと断言することはできないが、ソ連も悪かったが、かといって日本は免罪されないという相対化レトリックで日本の罪を追求する御仁の様だ。つまり免罪されないのはソ連ではなく日本の方だということなのだが、「世界」に寄稿した朝鮮人抑留者についての文がきっかけとなって平凡社かた声がかかったという。今回、岩波新書の方はソ連批判が厳しいものだったから、集英社新書とともに、岩波に変わって新書界の最左派の座を狙っている平凡社新書がソ連より日本の加害性を強調したものをぶつけてきたのだろうか。
★★

グリーン資本主義

グリーン資本主義 グローバル「危機」克服の条件 (岩波新書)グリーン資本主義 グローバル「危機」克服の条件 (岩波新書)

岩波書店 2009-12-18
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テーマが漠然としている。

快眠で「やせる体質」

快眠で「やせる体質」 (朝日新書)快眠で「やせる体質」 (朝日新書)

朝日新聞出版 2009-06-12
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やせなくてもいいから快眠体質になりたい。

虚人のすすめ

虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)

集英社 2009-10
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で、書いてあることはみんな虚構なの?

裁く技術

裁く技術~無罪判決から死刑まで (小学館101新書)裁く技術~無罪判決から死刑まで (小学館101新書)

小学館 2009-12-01
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具体的すぎて、裁判員だけではなく、犯罪する側にも量刑の見当がついてしまうのではないのかな。
★★

人類対インフルエンザ

人類対インフルエンザ (朝日新書)人類対インフルエンザ (朝日新書)
山田 美明

朝日新聞出版 2010-01-13
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パンデミック本も病気と一緒で、流行中はどばっと出るのに、終息すると途端に出なくなる。この本なんかも流行中に企画されたんだろうが、ちょっとタイミングを逸したか。著者はイギリスのジャーナリストで英国を中心としたインフルエンザ世界史。類書は結構あるが、医者や役人が書いたものではないので、翻訳にしては読みやすい方。第一次大戦の研究もしているみたいで、インフルエンザが大戦に影響した話などは興味深い。スペイン風邪がなぜスペイン風邪と呼ばれるかというと、列強がインフルエンザの発生を軍事上機密扱いにした為、中立国であったスペインで最初の報道がなされたからだという。この名称に対してスペインは不満たらたらで、シベリアの方ではボルシェビキ風邪などとも呼ばれたらしい。香港風邪とか日本脳炎などは発見地なんだろうけど、やはり台湾の言う通りSARSは中国肺炎と呼ぶべきじゃないかなあ。
★★

漢字逍遥

漢字逍遥 (角川oneテーマ21)漢字逍遥 (角川oneテーマ21)

角川学芸出版 2010-01-10
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漢字新書の帝王阿辻哲次はこれで何社目だ。メジャーはあらかた制覇している感じ。白川静からパクった風のタイトルのこちらは東京新聞に連載していたものらしい。新聞なので下世話な話は避けたそうだが、ブルーフィルムとか豊胸手術の話を書いてしまったとかいsているのだが、「席」のところでさりげなく自身の童貞喪失時期まで書いているではないか。大学生になって随分たってからか。当時としては標準なものなのかな。「黄色」が中国語でエロい意味になったは1920年代の上海というのも意外。考えてみれば黄色は皇帝の色だった訳だが(タイでは今でも王様の色らしい)、それがエロくなったのはアメリカの「イエロー・キッド」というマンガからなのだとか。当時のことだから別にエロ漫画などではないだろうが、女をナンパしたりするだけでエロいとされたらしい。「ピンク映画」は「桃尻娘」と関係あるのかと思ったのだが、昔の女性の腰巻きが桃色だったからだったからなのだとか。恥ずかしながら腰巻き自体、直接穿いている現物をお目にかかったことがないのだが、桃色だったのか。「桃尻」とはその形状からとったのかと思ったが、これも違うようだ。ハリウッドの「聖林」が誤訳であることは、前々から気になっていて、カナダ国籍の香港人に指摘したことがあったのだが、そしたら「holly」とLが一つ多いのが誤記だと自信満々に言われてしまったことを思い出した。
★★