検証 シベリア抑留
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ノモンハンに続き、シベリア抑留も岩波と平凡社の新書揃い踏み。著者は岩波の方を書いた毎日記者の親の年代にあたる人だが、元朝日記者で70年代にモスクワ支局長も務めたとのこと。その後、朝日の共産圏担当編集委員や、東海大教授を経て、現在は日露歴史研究センター代表だという。これを以て「ソ連派」の人間だったと断言することはできないが、ソ連も悪かったが、かといって日本は免罪されないという相対化レトリックで日本の罪を追求する御仁の様だ。つまり免罪されないのはソ連ではなく日本の方だということなのだが、「世界」に寄稿した朝鮮人抑留者についての文がきっかけとなって平凡社かた声がかかったという。今回、岩波新書の方はソ連批判が厳しいものだったから、集英社新書とともに、岩波に変わって新書界の最左派の座を狙っている平凡社新書がソ連より日本の加害性を強調したものをぶつけてきたのだろうか。
★★
