新書野郎 -208ページ目

ああ、顔文不一致

勢古 浩爾
ああ、顔文不一致
なんじゃこりゃ。
これを書いたのが団塊の世代というのにも驚いた。

日本の漢字

笹原 宏之
日本の漢字
博士論文ものらしい。とりあえず、必要事項は網羅している。
★★

はじめての部落問題

角岡 伸彦
はじめての部落問題
これは面白かった。時代の変化を感じる。
★★★★

電車の中で化粧をする女たち

米澤 泉
電車の中で化粧する女たち―コスメフリークという「オタク」
このタイトルは逆説。
なるほどは、なるほどだけど、やっぱりこの世界はよく分からない。

死ぬまでにいちどは行きたい六十六カ所

谷川 彰英
死ぬまでにいちどは行きたい六十六ヵ所
こん中で死ぬまでにいちどは行きたい所はひとつもない。

奇跡を起こした村のはなし

吉岡 忍
奇跡を起こしたの村のはなし
在職期間日本一の村長がいた村のはなし。
何だかPRものっぽい。

医療の値段

結城 康博
医療の値段
分かりにくいことをまとめてくれたのはありがたいが、なんでインタビューが全然関係ない民主議員だけなの?当事者の自民になんで話を聞かないんだろう。
★★

お風呂の歴史

ドミニック・ラティ, 高遠 弘美
お風呂の歴史
読者にやさしくない仏語翻訳新書の文庫クセジュ。やめようやめようと思いつつ、己の読書傾向からついつい読んでしまう。おフランスの知性を象徴する文庫クセジュには何とも似合わないタイトルだが、このタイトルなら、やはり読まずにはいられない。これは文字通りお風呂の歴史の本。フランス人の風呂嫌いはよく知られているが、かつては日本と同様に銭湯も混浴も花盛りのお風呂文化があったという。それが温浴が軟弱だから水浴に、水浴が軟弱だから香水へと変化したらしい。この辺はよく分からんが、仕方なく廃業することになった風呂屋は理髪師と外科医に転身したという。これだとますます訳分からんが、これらの職業は中世ヨーロッパでは密接に結びついたものだったことは分かった。特に女性はもともと肌に潤いがあるので、入浴などはもってのほかとされたらしく、おばあさんなどは一生に一度も入浴したことがない人はザラにいるらしい。この辺は文化の違いだから、まあいいんだけど、シャワーにしても寝る前ではなく朝というのは、どうも馴染めない。バッチイまま布団に入るのはヤだし、それで男女の営みまでしてしまうのもどうもついていけん。この新書にしては珍しく訳者が「個人的経験」をあとがきに書いているのだが、風呂命の日本から来て、最初は失敗を重ねたが、慣れれば気にしなくなったとか。私は最後まで慣れんかった。すんません。

日本の文化ナショナリズム

鈴木 貞美
日本の文化ナショナリズム
何だか表面をなぞっただけな印象。
著者の思想は結構だが、著者が日本を念頭に批判している言説が、中韓のナショナリズムにより当てはまるのも滑稽である。

ペリー提督 海洋人の肖像

小島 敦夫
ペリー提督 海洋人の肖像
あのペリーさんの評伝。新書で平易ではあるのだけど、偉人なのか侵略者なのかよく分からん人だし、興味の対象外だったせいもあるが、なんだかあまり頭に入ってこなかった。著者は海員出身で、郵船や海事広報協会を経て海洋ジャーナリストになったという変わった経歴の人(海洋ジャーナリストというものがどういうものか分からんので、実はこれが一般的なのかもしれないけど)。よって、海の男としてペリーは偉人という観点から描いている。ペリーの末裔にも取材している様だが、前に米政府の国防長官かとかで日本になんかの交渉に来た人はあれは遠戚かなんかだったかな。あと「ペリル」という表記もたまに目にするけど、どっちが正しいんだろう。それから写真のペリーはどこか西郷どんを彷佛させる。