新書野郎 -206ページ目

大阪弁「ほんまもん」講座

札埜 和男
大阪弁「ほんまもん」講座
予想通り、大阪弁は大阪人以外喋るべからずってとこか。
それにしても「日本笑い学会」とは何ぞや。
★★

世界森林報告

山田 勇
世界森林報告
定年教授の旅の思ひ出。
★★

丸山眞男の時代

竹内 洋
丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム
今さら丸山眞男を読みたいとも、読んだふりをしたいとも思わないが、これなら読める。ていうか抜群に面白かった。
★★★★

江戸の性風俗


氏家 幹人
江戸の性風俗―笑いと情死のエロス
再販ものだったのか。いずれにしても使えるものではない。

生老病死を支える

方波見 康雄
生老病死を支える―地域ケアの新しい試み
この手の本はまだ要らない。

サンクト・ペテルブルグ

小町 文雄
サンクト・ペテルブルグ―よみがえった幻想都市
よくある歴史街歩きものだが、中公新書ではちょっと珍しい。この手のものは写真をメインに勝負するのが王道である以上、活字オンパレで最後まで読ませてくれるのも著者がペテルブルグ文化大学名誉博士であることと無関係ではなかろう。著者が言うようにこの街はパリやローマの倍以上の人口を擁する大都市なのだが、いかんせんモスクワがロシアの顔となっている以上、どうも不当にマイナーな位置に貶められている気がする。外から見れば、東京に対する大阪も同じような感じだろうか。とはいってもこの街がドイツ風の名前を持つことから分かるように、ヨーロッパではスラブ=ロシア=アジア=野蛮なイメージがあるモスクワに対して、ロシアのヨーロッパ文化を代表する都市として知られているらしい。しかし、私の記憶にあるのはやはりレニングラード(レーニングラードじゃないんで、そこんとこヨロシク)である。かかつてソ連は偉大なる社会主義の母国という先生方の共通認識があったので、私などもせっせとレニングラードやら、スターリングラードなんて街の名前を地理の時間に覚えさせられたりした。もうそこでは四六時中、人々が赤旗もってインターナショナル歌ってるんではないかというイメージこそ持っていたが、都教組オルグ先生のレニングラード男はみんな赤フンだというのはさすがにウソだと思った。日本の郵便ポストが赤いのも郵便労働者のおかげだというのはちょっと信じたけど。そんなステキなレニングラードもカウリスマキ映画の「レニングラード・カウボーイズ」辺りからイメージが変わってきて、ほどなくソ連邦消滅とともに、時代がかった名称に戻ってしまった。ホーチミン・シティなんかもいつかサイゴンに統一される日が来るのだろうか。豊田市も至急挙母に戻すべきだと思う。トヨタ市なら嫌だけどまだ許せるかな。
★★

起業家の条件

黒崎 誠
起業家の条件
英雄伝説はもうたくさん。

少年事件に取り組む

藤原 正範
少年事件に取り組む―家裁調査官の現場から
この手の問題にはすっかり関心がなくなってしまった。

チンギス・カン

白石 典之
チンギス・カン―“蒼き狼”の実像
その筋ではちょっと話題になった新書らしい。チンギス・カンについては義経説からジンギス鍋に至るまで多種多様に語り継がれている訳だから、英雄でも暴君でも蒼き狼でも何でもアリなのだが、チンギス・カン考古学者を名乗るのは世界でこの著者が唯一なのだとか。なるほど、そうした星の数ほどある英雄伝説をひもとくために、考古学見地からの発掘物語は大変面白い。チンギスさんは別に石器時代の人ではないので、結構ザクザク遺跡が出てきて、謎とされている墓以外は、著者もその現場に多く立ち会って来たらしい。金銀財宝は何もありませんと再三強調するのは何だかアヤシイ気もするが、当時の遊牧民の生活というのは(現在でもだが)、質素なものであったことは確かであろう。ここまで発掘が遅れていたのは、長らくロシアに倣ってチンギス・カンが世紀の暴君とされていたからで、その反動か今や偶像化が著しい。遺跡も観光化が進んでおり、著者にはやりきれないものがある様だ。となるとロシアのチンギス・カン否定は破壊から守ったとも言えるが、内モン側は文革で破壊しつくされたことは言うまでもない。そして現在の脅威はチンギス・カンの中国人化である。義経だとか言うのは夢見物語に近いものだが、中国は政府絡みで成吉思汗を中華英雄に仕立てあげようとしているから恐ろしい。観光チンギスにはそういう側面もあろう。しかし、元寇は「中華民族」ではないから、中国は外国に侵略したことは一度もないとか言い張ってる癖に、ホントにてめえに都合が良い解釈ばっかりだなあの「大国」は。
★★★


三島由紀夫の二・二六事件

松本 健一
三島由紀夫の二・二六事件
途中から三島がどうでもよくなってないか?
★★