新書野郎 -204ページ目

アメ横の戦後史



長田 昭
アメ横の戦後史―カーバイトの灯る闇市から60年

アメ横理事長が書いた一代記だから、武勇伝などもたっぷりだけど、これは意外と面白かった。フィリピン戦後賠償とか、東京五輪金メダルにアメ横が関係していたとは知らんかった。
★★★

世界の音を訪ねる



久保田 麻琴
世界の音を訪ねる―音の錬金術師の旅日記
岩波も新版になってイメチェンを図っているのか、これはCD付き。中身は中村とうよう教の話。久保田麻琴が裸のラリーズだったとは知らんかった。

恋の手紙 愛の手紙



半藤 一利
恋の手紙 愛の手紙

半藤さんには珍しい色恋ものだが、結構面白かった。
さてはシルバー恋愛してんのかな。
★★

図書館を使い倒す!

千野 信浩
図書館を使い倒す!―ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」
この本自体が図書館で借りれば十分。

援交少女とロリコン男

圓田 浩二
援交少女とロリコン男―ロリコン化する日本社会
電車の中で読むのに気が引けた。

「おまけ」の博物誌

北原 照久
「おまけ」の博物誌
好事家は研究者に勝る。
★★

キヤノンとカネボウ

横田 好太郎
キヤノンとカネボウ
両社に勤めた人のただの思い出話だけ。
キャノンではなくキヤノンだとは知らなかったけど。

ニューヨーク美術案内

千住 博, 野地 秩嘉
ニューヨーク美術案内
私は美術音痴なのだが(音痴は変、美痴?)、さすがにこの著者二人の名前くらいは知っている。一方は芸術一家としても知られるかなり高名な画家だが、もう 片方はスイス銀行に口座を持つなんでもライターだろう。でもって、こちらさんの方が私と同じ美術素人なのだが、この組み合わせだからあり得たやたらハード ルの低いニューヨーク美術入門書となっている。しかし千住博というと、なんか気難しそうな芸術家といった響きがあるのだが、この軽さはなんだ。眉間を寄せ て鑑賞し、講釈を垂れるのは学芸員とかの仕事であって、自分で描いている画家や素人は好きな様に見ればよいとか。意外なことにこの人はポップアート好き で、ただ画面に白一色塗っただけのロバート・ライマンなんかマジかよと思うけど感動したとか書いている。困ったら耳を見るとかもなるほどと思った。まあこ うした素人に優しい入門書なら私も読める。結局、画家かて人間だから変人とか偏屈とかではなくいろんな人間がいて当然なのだが、最近の盗作騒動のあの画家 の開き直りにはある種すごいものを感じた。かつて川上宗薫はコトの真っ最中に細君に踏み込まれ、ここ(女体)を越えてあっちへ行こうとしただけだと素っ裸 のまま弁明したそうだが、男の浮気と画家の盗作はどんなにバレバレでも、認めてしまったら最後というお約束がある。今日の新聞によると遂にパクリを認めて 謝罪なんてことに落ち着いた様だが、最後までシラをきって、世間を唖然とさせる様な言い訳をどんどん編み出してほしかった。それもまた芸術ではなかろう か。音楽関係ではそれが「常識」なんだけど。
★★

良心の自由と子どもたち

西原 博史
良心の自由と子どもたち
愛国心の強制がいかんなら、反日思想の強制もいかんやろ。
この人たちの理論でいけば、ウルトラ愛国主義教育を行っている「アジア」の隣国の教育は大変悪いということになるのだが、反日だから良いのかな。

乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない

橋本 治
乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない
で、それで何?って感じ。
何を書いていいのかわかんないなら最初から書くなよ。