新書野郎 -15ページ目

法医学現場の真相

法医学現場の真相――今だから語れる「事件・事故」の裏側 (祥伝社新書200) (祥伝社新書 200)法医学現場の真相――今だから語れる「事件・事故」の裏側 (祥伝社新書200) (祥伝社新書 200)
押田 茂實

祥伝社 2010-04-01
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中華航空墜落事件で、フィリピン人乗客の家に電話したら本人が出たので「あなた亡くなってますよ」って。不謹慎だが笑った。
★★★

外交官が見た「中国人の対日観」

外交官が見た「中国人の対日観」 (文春新書)外交官が見た「中国人の対日観」 (文春新書)
道上 尚史

文藝春秋 2010-08
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韓国プロパーから、その「反日ストッパー」ぶりが買われて中国公使として、反日対策の先頭に立った著者の韓国編に続く中国奮闘記。ここ最近までの中国の気色悪い「親日」擦り寄り報道をみれば、著者の仕事は成果を上げたのだろう。現在は帰国して内閣官房入りしたそうだが、タイミングの悪いことに本の出版すぐにまた元の木阿弥に戻ってしまった。今頃は内閣官房でその対応に大顕わなのだろうが、こういう事態になったから言う訳ではないけど、この外交官の認識は甘過ぎるのではないだろうか。ちょっと前までの中国側の親日工作と連動しているとしか思えない。チャイナスクールではないから中国様の下僕となっている訳ではないけど、逆に中国が反日であることが自明な分、それに相反する動き、アニメの人気とか、日本を評価する声とか、日本に行った人たちの称賛とかそうしたものに浮かれてしまって、中国人の対日観の本質が見えなくなっている様だ。文化担当の外交官としては日本に旅行できたり留学できる富裕層や都市中間層、日本の事情を知る知識人とか、一流大学の学生だけを相手にしていれば良いと思っているのかもしれない。事実「対日関係」を考えれば、人口の圧倒的多数を占める農民とか日本製品にも日本旅行にも縁がない一般庶民を相手にする必要はないのだろうが、知識人も富裕層も大学生も総じて言えば、親日より反日の方が圧倒的であろうし、たとえ日本に理解を示したとしても今回の様な「核心」の事件で日本を擁護することは決してなかろう。ある程度情報を入手できる層は日本というより異文化に寛容になることが人間の質を高めるという意識がある訳で、むしろ外交官の仕事は上からの情報だけに縛られている層や、核心的反日層への浸透ではなかろうか。中国は大使館筋が日本の右翼団体に接触をかなりしているそうだが、日本の外交官が中国の若者と一緒に鉄腕アトムの歌を喜んでいる様では中国の掌で遊ばれているのと同じである。米国やEUは利害を共有できる反体制派や地下宗教家、少数民族独立運動などとも外交官が積極的に関係を構築している。中国や米国みたいに保釣団体にスパイを送ることは日本はせんでも良いから、対話を試みるくらいはできんのかね。
★★

「はとバス」六〇年

「はとバス」六〇年――昭和、平成の東京を走る(祥伝社新書208)「はとバス」六〇年――昭和、平成の東京を走る(祥伝社新書208)
中野 晴行

祥伝社 2010-06-30
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宣伝臭が。

ニッポンの海外旅行

ニッポンの海外旅行 若者と観光メディアの50年史 (ちくま新書)ニッポンの海外旅行 若者と観光メディアの50年史 (ちくま新書)
山口 誠

筑摩書房 2010-07-07
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HISと歩き方史は前にもあったな。
★★

スウェーデンはなぜ強いのか

スウェーデンはなぜ強いのか (PHP新書)スウェーデンはなぜ強いのか (PHP新書)
北岡 孝義

PHP研究所 2010-07-16
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PHP新書はデンマーク礼賛本を出したと思ったら、今度はスウェーデンか。そんな北欧教を震撼させたのが先日のスウェーデン総選挙での極右政党大躍進。人種差別などないはずだったのに、外国人参政権問題での援護射撃どころか逆風を吹かせてしまったスウェーデン。さすがにPHPは社会評論社ではないので、スウェーデンが人種差別などない地上の楽園などとはのたまう訳ではなく、外国人の失業者はスウェーデン人の約10倍なんて数字を最初に紹介したりもしている。今回の選挙の結果に関しては予想されていたことでもあるので、あらかじめ先手を打ったところはあるのだろう。著者は福祉畑の人ではなく金融関係の人らしく、人権の様な統計不可能な幻想体ではなく、年金や企業といったスウェーデンの地力が発揮されている点に着目している。北欧教のレッテルから逃れるには現実的に日本と同次元で語れる分野に特化する必要があろう。アイスランドの金融は破綻したが、フィンランドの教育、デンマークの福祉もどだい日本に移植できる性質のものではない。

国際貢献のウソ

国際貢献のウソ (ちくまプリマー新書)国際貢献のウソ (ちくまプリマー新書)
伊勢崎 賢治

筑摩書房 2010-08-06
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プリマーにしては分かりにくいな。結局NGOはダメってことか。

日本文化論のインチキ

日本文化論のインチキ (幻冬舎新書)日本文化論のインチキ (幻冬舎新書)
小谷野 敦

幻冬舎 2010-05
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まああらゆる学問はインチキなのだけど。
★★

「医師アタマ」との付き合い方

「医師アタマ」との付き合い方―患者と医者はわかりあえるか (中公新書ラクレ)「医師アタマ」との付き合い方―患者と医者はわかりあえるか (中公新書ラクレ)
尾藤 誠司

中央公論新社 2010-04-10
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付き合わないのが一番ではあるのだが。

台湾鉄路と日本人

台湾鉄路と日本人―線路に刻まれた日本の軌跡 (交通新聞社新書)台湾鉄路と日本人―線路に刻まれた日本の軌跡 (交通新聞社新書)
片倉 佳史

交通新聞社 2010-02
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鉄道特化でスタートした交通新聞新書の第13弾。片倉佳史さんの本がこんなところで読めるとは。日本の植民地鉄道に関しては朝鮮半島の研究書が幾つか出ているのだが、韓国人研究者だとどうしても「日帝侵略鉄道」という観点から逃れられない。「光復後」に植民地時代の路線を基盤として整備して発展したのは台湾も韓国も一緒なのだが、韓国には新幹線導入という選択があり得なかったのに対し、日本の新幹線輸出第一号となった台湾ということをみても両者の日本に対する視点が180度異なることは分かるだろう。それは議論を呼んだ総督府の建物保存も同じなのだが、台湾で日本時代の鉄道遺産がかくも愛され保存されているのも「倭色」を消しさることに懸命な韓国とは異なるところ。日本時代に鉄道に務めることが台湾人にとって憧れであったことはそのOBたちが今も誇り高く話していることなのだが、そうした日本人が語ると語弊がありそうなところは抑えつつ、台湾鉄道の歴史を隙間無く勉強できる良いテキスト。
★★★

40歳からの腸内改造

40歳からの腸内改造 (ちくま新書)40歳からの腸内改造 (ちくま新書)
松生 恒夫

筑摩書房 2010-06-09
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ヨーグルトは良い悪いのどっち?
★★