図解 世界のサッカー愛称のひみつ
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典型的な企画モノだけど、W杯終わっても売れてんのかな。
★
エアライン敗戦
![]() | エアライン敗戦―格安航空来襲とJAL破綻 (中公新書ラクレ) 杉浦 一機 中央公論新社 2010-03-10 売り上げランキング : 60152 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
長年の殿様商売のツケだろう。
★★
ダライ・ラマ「語る」
![]() | ダライ・ラマ「語る」 (小学館101新書) ダライ・ラマ 相馬 勝 小学館 2010-08-02 売り上げランキング : 266553 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
別にノーベル平和賞中国人受賞記念という訳ではないんだけど、ノルウェーへの報復ってどうやるのかな。日本人みたいに人質にとられても、屈することはないだろうし、EUじゃないからやりやすい部分もあるだろうけど、やっぱ三文魚輸入停止とかそんなところか。北極圏へはロシアにガードされて入れないだろうし、さすがに死刑まではやらんだろう。その点、チベットに対しては報復し邦題だった訳だが、中共も憲章08に署名した漢民族はチベット人やウイグル人みたいに、どさくさに紛れて民族浄化する訳にもいかない。早速、高橋さんを解放したのも日本ではなく、西欧に言質を与えない為だろうが、民主党が法律を曲げて叩頭外交してもできなかったことが、第三者のノーベル賞一つで解決するんだから、菅とか仙谷が中国に対しては放棄した「人権」カードの有効性というものを考えなくてはならない。ダライ・ラマも相馬勝さんも日本政府には何も期待できないという点では一致しているのだが、クジラの件でも世話になっているし、せめてノルウェー産サーモンの中国向けキャンセル分くらいは引き取って欲しいね。
★★
実践!多読術
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こん人のは金持ちの道楽。
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物語 エルサレムの歴史
![]() | 物語 エルサレムの歴史―旧約聖書以前からパレスチナ和平まで (中公新書) 笈川 博一 中央公論新社 2010-07 売り上げランキング : 142927 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
著者は70年代にエルサレムのヘブライ大学に留学した人らしい。専門が古代エジプト言語学ということで、古代の話も多いのだが、その一方で時事通信の記者経験もあり現代中東学も専門だという両刀使いなので、現代の話も意外に充実していた。出エジプト記は記録魔だったエジプトに当時の記録が全く無いのでインチキか、遥かに規模の小さい移動ではなかったのではないかという説は興味深いが、紀元前2000年なんて時代の話を史実として捉える感覚は確証はなくても半万年の歴史を誇る国と違って、日本人としては難しいものがあるな。まあそれを根拠に未だに戦争だの洗脳だのをしている訳だから、それこそ「核心的利益」なんだろうけど。パレスチナ人が実はイスラム教に改宗したユダヤ人だという説はシオニズムというより、イスラエルのナショナリズムの関連で出てきたものかもしれないが、西欧やアメリカではわりとよくキリスト教に改宗するユダヤ人が中東世界でイスラム教に改宗するという話はあまり聞いたことが無い。オスマン・トルコの統治に入る前に改宗したグループは周囲に同化されたのだろうか。エルサレムとテルアビブの経済格差がそれほど顕著なものとは知らなかったが、考えてみればエルサレムなんれ岩の上の不毛の地で宗教的意義意外に人間が定住する土地ではないか。産業は観光くらいだろうけど、テロの危険もあるし、世俗派はテルアビブに住むのが正解ではあろう。かつて満洲国を承認した過去もあるエルサルバドルがイスラエル政府の説得でエルサレムに大使館を置いたこともあったはずだが、今は国連決議もあり外国公館は全館撤収したのだという。台湾は中国と国交回復後に追っ払われたんだろうけど、事務所はどこに残しているんだろうか。エルサレムのアルメニア人地区というのも前から気になっていたものだったが、現実がどんなものであるかは分かった。宗教はもちろんのこと言語もキープしているのか。国籍についてはイスラエルなんだろうけど兵役はどうなっているんだろう。
★★★
スティーブ・ジョブズvsビル・ゲイツ
![]() | スティーブ・ジョブズvsビル・ゲイツ (PHPビジネス新書) 竹内 一正 PHP研究所 2010-02-19 売り上げランキング : 44857 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
類本は腐るほどあるのだが、PHPビジネス新書というのも珍しいから読んでみた。この著者は前に「経済界新書」でジョブズ伝を書いた人か。アメリカでも日本でも圧倒的にジョブズ派の方がゲイツ派より多いんだろうけど、まさか本当にアップルがMSを抜きさる日が来るとは思わなかった。IBMのPC部門みたいにMSが中国に身売りするなんていうことは考えただけで恐ろしいが、アップルとの戦略的合併はあるかもしれんね。ゲイツも引退したとか言ってるが、結局両社ともオーナー企業であることは間違いないんだから、後継者の世代になるとキツイだろうね。
★
夏目漱石と戦争
![]() | 夏目漱石と戦争 (平凡社新書) 水川 隆夫 平凡社 2010-06-16 売り上げランキング : 46373 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
漱石と戦争というと、日清日露に第一次大戦なのだが、その作品からは戦前の牧歌的なイメージが印象に残るものの、漱石が作家とし生きたのは戦争の時代だったのである。たしかに戦争を背景にした作品も少なくないのだが、「満韓ところどころ」を根拠に漱石を「帝国主義者」と弾劾する言説が多く見られる。そうした批判がプロ文全盛の時代から存在していたのかそうかは知らんが、日本人が中国人、韓国人を侮蔑する→侵略→戦争悪という日本と中韓の関係性だけで近代史を説明してしまう乱暴な言説は、実のところ、日本が自己都合で「加害の発見」をして、それに中韓が反応した80年代以降のものではなかろうか。最近になってようやくそうしたゼロサムゲーム的な単純な見方は淘汰され、より多元的な見方で歴史が語られる様にはなってきているのだが、福沢諭吉の「脱亜論」同様、偉人とされる者を批判することは、反体制の陶酔感が得られるものなのであろう。漱石にしても福沢諭吉にしても、膨大な文章を残している訳だから、そのワンフレーズだけ取り出して、決め付けてしまうのは問題であろう。漱石が戦争に関して実際どう思っていたのかは、徴兵忌避に原点があるとも言われているそうだが、必ずしも否定的でもなければ肯定的でもないというのが実際のところの様だ(著者は否定論の方を押しているが)。今の時代みたいに、戦争反対や戦争推進を自由に叫ぶにはそれなりの覚悟がいったろうし、官職を降りた漱石には元々、そうした天下国家の一線からは距離を置きたかったところもあろう。「文豪」となったのはその死後に文学という世界が確立されてからであって、当時の「作家」が今日の様な知識人としてのオピニオン・リーダーの地位を得ていた訳でもない。何よりも「戦争」というものに白黒付けなくてはいけないという価値観が登場したのは戦後の「平和教育」が始まってからではなかろうか。
★★
漢語日暦
![]() | 漢語日暦 (岩波新書) 興膳 宏 岩波書店 2010-07-22 売り上げランキング : 3241 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日暦といっても、著者が選んだ漢語(中国語由来と日本語漢字語が混在)を365日分並べたもの。京都新聞に連載されていたものらしいが、2009年4月1日から2010年3月31日ときっちり1年分なので、連載漫画とか連載小説同様、締め切りに追われていたのだろうか。中国古典文学が専門らしいからネタは揃っていたんだろうし、タネ本も沢山ありそうだが、1日1語でも選ぶのは大変だろう。とも思ったけど、それが習慣化すれば1日3冊くらいの本を読んで感想を上げることも惰性で出来てしまうから、別に大したことないか。元日に始まって守歳に終わっていて、色々あるのだが、元日は中国でも元旦だと思いきや、王安石の詩では「元日」なのだとか。農暦と合わなくなるから春節はないが清明はある。湯婆子もあるけど文学者だから相原先生みたいにこれはダッチワイフだとか疑ったりはしないね。ちょっと意外だったのは日本の饅頭は中国人が創作したものだということ。これは中国の饅頭を参考にして日本で形成されたものかと思っていたのだが、肉の代わりに小豆を入れて日本で売り出したのは来日した中国人なのだという。まあ南方ではあんまんみたいのもあるから、元々中国にあったものだろうけど。★★
鉄道と日本軍
![]() | 鉄道と日本軍 (ちくま新書) 竹内 正浩 筑摩書房 2010-09-08 売り上げランキング : 51479 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
鉄道史と近代日本軍史のミックス。国策という性格上、当時にあっては軍が鉄道に関与するのは必然かと思うが、純粋に軍事面だけの利用で鉄道が採算をとれるということはあり得ない。ソ連や中国でそういうケースはあったのかもしれないが、一般的には軍事専用線というのは非常に限られた区間のみのものであろう。満鉄の経緯もあり、日本が外地に敷設した鉄道は侵略主義の尖兵の様に捉えられるのだが、その「負の遺産」が戦後も活用され発展していることもまた事実である。その点においては中国にODAで鉄道網を整備したり、新幹線の輸出を図るのも理に適った行為ではあるのだが、戦後の日本が一部の例外を除けば国防と鉄道を完全に切り離したのに対し、中国では鉄道と軍というものが未だ一体であるということは考慮せねばならないだろう。一時対日交渉カードとして圧力を受けてきた新幹線輸出計画も中国がパクリもの輸出を開始した今となっては、媚中議員の圧力に屈しなかったJR東海の葛西社長の英断を称えるべきであろう。今後中国は大日本帝国に倣って周辺国の鉄路を整備して植民地化を進めるだろうが、米国が事実上、ODA事業の中国企業参加を拒むことを決定した様に、こうした国へのODAが中国軍を利することが無い風に慎重になるべきである。
★★
ワールドカップは誰のものか
![]() | ワールドカップは誰のものか―FIFAの戦略と政略 (文春新書) 後藤 健生 文藝春秋 2010-05-19 売り上げランキング : 132318 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
新書の直接的便乗本はこれくらいか。
★★









