元気な人は朝ごはん | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

皆さんは1日2食ですか?3食ですか?

1日1食の人もいます。

様々な健康法があって、1食、2食、3食?どれが正しいのか?

2食が正しいと思って、家族には朝ごはんを出さないお母さんがいます。

小学生の子供さんは昼の給食と晩御飯だけしか食べていません。

明らかに痩せていてアトピーや喘息などのアレルギーがあります。

アレルギーが原因で食事指導を受けて2食にされたそうですが、結果、治っていませんし体力もありません。

成長期は1日3~4食は必要でしょうね。

食事の内容も当初は玄米を炊いていたそうですが、だんだんパンやパスタ、炒め物、揚げ物が増えて行ったようです。

食事を3食に変えて、和食中心にしたら3ヶ月程で子供さんのアレルギーも良くなっていきました。

腸が弱っていたのでオリゴ糖や乳酸菌生産物質も併用しました。

では大人はどんな食事が理想でしょうか?

女性だけでなく、最近は男性も貧血、低血圧の人が多いので、1日3食が理想です。

また血糖値を気にして1日2食の人がいますが、朝食べないと昼食後の血糖値が上昇する血糖値スパイクの方も朝は食べた方が良いでしょう。

3食食べて糖尿病や肥満の原因になりませんかと思う人もいます。

それは食べる食事の内容によります。

和食中心にすれば大丈夫です。

★朝食(洋食)に多い物・パン、スープ、牛乳、ジュース、ヨーグルト、ウインナー、ベーコン、ハムエッグ、オムレツ、サラダ、フルーツなど

☆朝ごはん(和食)に多い物・ごはん、味噌汁(ワカメ、豆腐、ジャガイモ、野菜、とろろ昆布)梅干、漬物、酢の物、納豆、鰹節、海苔、ゴマ、小魚(シラス)、大根おろし、卵焼など

★朝食の問題点・野菜炒やトーストなどの高温調理は、発癌性物質「アクリルアミド」が生成します。

タンパク質と脂質の過剰摂取(過酸化脂質が多い)になりやすいので、腸内腐敗菌が増殖する傾向があります。

そして発酵食品と良質の炭水化物(徐々に吸収する米)、繊維質が不足気味になります。

便が臭くなりやすい(病気の原因)便秘、虚弱体質、低血圧、低体温、貧血の原因とも言われています。根気がない、不安、不定愁訴などは、朝食派や食事を食べない人が多い様です。

☆朝ごはんの長所・食欲のない人は、消化吸収の良いみそ汁とお粥、梅干(朝は消化管の働きが悪い) 

発酵食品はミネラルの吸収を助けるのと、発酵食品にはアミノ酸が豊富です。

ご飯、発酵食品、野菜は腸内細菌が発酵しやすい(腸内細菌がビタミンB群を作る)

米の炭水化物1gが腸内発酵すると50ccの水素ガスを生成し活性酸素を除去します。

体調不良時の調理のレシピが豊富で食品の種類も多いです。

朝食から朝ごはんに改善する為に必要な事。

一気に改善出来ない人は和食の比率を徐々に増やす。

食べた事のない物は少量から始める。

嫌いな物は好きな物で覆う(例・納豆一粒に鰹節やネギなどを沢山入れて、海苔で巻く)。

発酵食品は種類多く食べる。

発酵食品は種類が多く、発酵している乳酸菌や酵母菌は同じ漬物でも菌の株(種類)が違うので数種類を少しづつ食べること。

梅干、納豆、味噌汁(具を沢山入れれば、おかずになる)、糠漬け、沢庵、酢の物、粕汁、甘酒、干芋、干柿、その他、無添加の調味料(味噌、醤油、みりん、酢、めんつゆ、ポン酢、酒粕など)、各種漬物(胡瓜、白菜、キムチ、ナス、菜っ葉、ラッキョウ、にんにく漬、粕漬など)

出来るだけ、ご飯、穀類、発酵食品、野菜、根菜類、海藻類が好ましいですね。

日本人の腸内細菌は海苔の繊維を分解する酵素を作ります。(欧米人には無い)

海苔は、植物の中で唯一、ビタミンB12を多く含む食品です。(赤血球の生成に不可欠)

そして調理は炒め物、揚げ物などの高温調理は控えて、煮る、湯がく、蒸すなど140度未満の調理方法が好ましいです。

特にこれから数か月は薄着で過ごす季節です。

ちょっと肥満が気になる方は、1週間の肉、油抜きもダイエットになります。

1週間が無理なら2日おきに実践してみてください。

肉⇒小魚、大豆、豆類

油⇒ゴマ、ナッツ類 

ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC240515_Dr_K_Egao.mp3