自分で出来る健康管理と食事の基本①  | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

体調が優れなくて、長期間通院されている方が多くいます。

健康になりたいと思っても中々改善出来なくて、お薬を飲み続けている事に不安を感じている事でしょう。確かに改善しにくい病気も多くありますが、食事や運動など、生活習慣を改善すれば治る症状も多くあります。

そうなれば、お薬を止める事も出来ます。

それは病名、症状から判断せず、血液の問題点を改善する事が、健康回復への道です。

症状の原因の多くは、血液の汚れと血液の循環不良、体内酸素不足です。

きれいな血液を造り正常に循環する体になれば、自然治癒力が働きます。

生活習慣でチェックすべきことが幾つかあります。

食事の傾向では、腸内で発酵する食品(ご飯、穀類、発酵食品、緑黄色野菜、海草、根菜類、煮炊物)を食べて、甘い物、腐敗する物(焼き肉)、酸化する物(炒め物、揚げ物)を控える事です。

甘い物が欲しくなる人は、ご飯(お米)を食べない人と、小腸の吸収力が低下している人です。

すぐに実行できない人は1~3日おき~1週間おきに短い目標を決めて実践する事です。

排便のチェックも重要です。

2日に1回など毎日排便がない人は便秘です。

便秘と便が臭い人は腸内腐敗で血液が汚れます。

主食(米)、発酵食品、食物繊維などの不足と消化管の機能低下で腐敗菌が増殖し、腸の蠕動運動も悪くなっています。

血圧と脈のチェックもしてください。

低血圧体質は脈が弱い。

現在、高血圧でも元々低血圧体質の人は脈が弱い傾向があります。

不整脈の人は心筋の酸素不足です。(冠動脈の血流を改善する)

高脂血症や体脂肪の多い人の手首の筋肉は霜降りのステーキ肉の感触です。

中性脂肪が高い人は低体温の傾向があります。 

日本人の平熱体温は36,9度です。

36,5度未満は低体温(小腸、大腸の腐敗)で、夜間の多尿は冷えがあります。

血液検査(基準値は範囲が広いのでバランスが重要、上限と下限の真ん中ぐらいが理想)

赤血球(男性460~480万、女性410~430万)少なければ貧血、多ければ多血症。

白血球 4000~7000 多ければ炎症の可能性があります。

平熱36,5で冷えがあり白血球の多い人は元々低体温の可能性があります。(炎症による微熱)

血小板18~28万(30万以上は血栓が出来やすい可能性)

総コレステロール200以下、TG(中性脂肪)130以下が理想(発酵食品、繊維質の摂取)

善玉HDLは50以上が理想で、少ない人はゴマ、小魚、クルミ、青味の魚の煮付けを食べる(煮汁をご飯に少しかける)

元々低血圧の人は血清総蛋白、赤血球、中性脂肪、クレアチニン、尿素窒素、肝機能、尿酸値等いずれかが低目の人が多いです。

低血圧体質でも首の筋肉の緊張や高脂血症等、酸素不足で高血圧に移行する人は多いです。

血液循環不良の原因(90%以上の人が該当する。改善すれば体調は良くなる)

赤血球などの血液細胞の老化(加齢と共に、小腸の老化から促進される)

高脂血症(酸っぱい発酵食品、繊維質の多い食品を食べ、肉、油料理、冷たい物は控える)

高血糖は膵臓の機能低下、十二指腸のホルモン「インクレチン」不足、ミネラル不足です。

ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC240522_Dr_K_Egao.mp3