キュウリ、ナス、トマト、ネバネバ食品のオクラなど、夏野菜は夏バテ予防食品です。
糠漬けも美味しい季節です。
「ぬか床がダメになってしまった。上が白くなって捨てた。」と言う方が多いです。
白いのは酵母菌なので、混ぜればうま味の成分として働きます。
気温が高いと乳酸菌がどんどん増殖しますが、ぬか床は毎日1回は混ぜた方が良いです。
ぬか床の中には土壌菌もいるので、酸素が少ないと土壌菌が繁殖して臭いが出てきます。
別に害は無いのですがちょっと気になる方は、作り直す方が良いでしょう。
新規に作る場合は、糠の重さを計って13%の塩を入れてください。
水は少しパサつくぐらいの量で調整してください。
早く発酵させる為には白菜などの糠漬けや塩漬けを買って、その汁や漬物を少し混ぜれば乳酸菌がいっぱいいるので、発酵が早く進みます。
漬物を買う時には、賞味期限が短い商品を値引き販売している店があります。
その方が発酵が進んで乳酸菌も多いです。
今年もまだまだ暑い日が続きます。
夏バテ予防は、温かいものを食べて、発酵食品やスパイスを種類多く使いましょう。
食欲が無ければ、お粥に梅干や漬物、お腹が冷えたら甘酒や味噌汁、粕汁がお薦めです。
その他、ニラ、にんにく、ゴーヤは日本古来からの夏バテ防止食品です。
にんにくの酢漬け、味噌漬け、醤油漬け、シソ鰹漬けは臭くなく疲労回復効果バツグンです。
そして食欲減退時にはスパイス。
スパイスと言われるとご年配の人は何があるのかね?と思う人がいると思います。
日本でもスパイスは昔から山椒、ワサビ、生姜、ゆず、胡椒を使用していました。
唐辛子が使用されたのは江戸時代からです。
日本では唐辛子が入ってくる前は、うどんに胡椒を入れていたそうです。
今でもお蕎麦屋さんで柚子胡椒を出す店があります。
様々なスパイスは戦後、特に1960年代から多用される様になりました。
胡椒は754年に鑑真が持って帰ったとされるものが正倉院に残っていると言われています。
2500年以上の歴史がある胡椒は、強力な殺菌・抗菌作用が特徴で、冷蔵技術が未発達であった中世においては、大航海時代に食料を長期保存するためのものとして極めて珍重されました。
ヨーロッパの様々な料理に使われていて、インドへの航路が見つかるまでは、ヨーロッパでは非常に重宝されていました。
取引には、金と胡椒が同重量で交換された時代もあったそうです。
胡椒は主に2種類に分かれます。
ブラックペッパー(黒胡椒)とも呼ばれ、胡椒の木から取れた未熟な実を乾燥させたものです。
強い独特の風味があって、特に肉料理との相性が良い様です。
ホワイトペッパー(白胡椒)は、完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥ぎます。
ホワイトペッパーは、マイルドで魚料理等と相性が良いです。
辛味料は、免疫力を高めて発汗、脂肪代謝も促進してくれます。
スパイスには、発汗解熱作用のある物、咳止め作用、悪酔い予防、催眠作用、口臭防止、殺菌作用、下痢止めなどの整腸作用、視力強化、ビタミンCを含む物、母乳分泌を促す物などがあり、西洋の民間薬や漢方でもつかわれています。
特に夏のお勧めは「ターメリック」カレーを食べると腸内発酵が促進されて体内水素量が増加し、活性酸素を除去します。
生体ガス(体内ガス)中の水素は腸内細菌(酪酸菌とバクテロイデス)が食べ物を発酵させる際に増加します。
1gの炭水化物が腸内細菌で発酵すると150~200ccのCO2(二酸化炭素)と50CCの水素ガスを作ります。
実は皆さんが呼吸で吐き出す炭酸ガスは、50%が腸で作られたものです。
腸管から吸収された水素は呼吸から14%排出されています。
その他、皮膚から排出される水素ガスもありますから、腸で発酵して造られた水素の約80%が体内で消費されています。
それが活性酸素を除去して遺伝子や細胞を守っています。
腸内発酵を助ける食品としては、乳酸菌の餌になる玄米やご飯を食べないと、小腸の乳酸菌が増えません。
そして発酵を促進する物質は糠漬けやキムチ、白菜の塩漬けなどに含まれる乳酸菌発酵物質です。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC260805_Dr_K_Egao.mp3
