来週は敬老の日、人は毎年年をとります。
私も今年は初めて「年取ったんや」と自覚しました。
市のテニスコートを借りるのに、スポーツ施設の登録カードがあります。
今年のカードには大きく「高齢者」と書かれていました。
利用料金も半額になって嬉しいのですが、「高齢者」と書かれると何とも複雑な気持ちです。
シルバーでもいいのにね。
私の母も今月92歳になります。
毎年プレゼントのお花を送っていますが、いつまでも元気でいて欲しいので、毎月送っている物もあります。
老化は腸から始まりますので乳酸菌生産物質「ビオネ」とミネラルの「海草物語」。
私も長年愛用しています。
奇麗な血液、体内ホルモン、体内酵素を作る為には必需品です。
老化に伴いみんな経験するのが、視力低下。
老眼や白内障、網膜症、緑内障、黄斑変性症などのリスクが高まります。
さらに加齢に伴って増えてくるのが白内障です。
早い人では40代から、そして80歳以上ではほとんどの方に発症がみられるといわれます。
白内障は、本来透明の水晶体が、混濁してくる病気です。
多くの場合は老化現象によって起こってきます。
水晶体の構造は、蛋白質と水から作られています。
この蛋白質には水溶性と不溶性のもがあって、95%の光を通す水晶体の透明性は、水晶体の蛋白質成分の大部分を占めて、水溶性蛋白質によって維持されています。
加齢白内障は、水晶体内の加齢変性で、不透明な高分子凝集体が形成されて、光がうまく通過出来ない状態です。
簡単に言うと水晶体内のクリスタリンと言う蛋白質の糖化が原因です。
加齢黄斑変性は、モノを見るときに重要なはたらきをする黄斑という組織が、加齢とともにダメージを受けて変化して、視力の低下を引き起こす病気のことです。
私たちはモノを見るときに、目の中に入ってきた光を網膜という組織で刺激として受け取り、その信号を脳に送るために視神経に伝達します。
その網膜の中心部分が黄斑です。
加齢黄斑変性には「萎縮型」、「滲出型(しんしゅつがた)」の2種類があり、それぞれ原因が違います。
「萎縮型」は、黄斑の組織が加齢とともに萎縮する現象です。
症状はゆっくりと進行し、急激に視力が低下することはありません。
「滲出型」では、網膜のすぐ下に新しい血管(新生血管)ができて、この血管が黄斑にダメージを与えます。
新生血管は正常の網膜にはない血管で非常にもろく、成分が漏れ出て溜まる、あるいは出血を起こしやすいという特徴があります。
この血管から出た液体が黄斑の組織にダメージを与えて、視覚障害を引き起こすのです
新生血管の大きさや場所によっては、早期に発見できれば治療後の見えない部分を最小限に抑えることができて、視界にほとんど影響がなくてすみます。
日頃から、片目ずつモノがゆがんで見えないかチェックして、早期の発見も大事です。
加齢による様々な病気は、全身の毛細血管の減少と、体内酸素不足による筋肉の緊張も大きな要因です。
糖尿病、高脂血症などがあれば、改善しないと病状は進行していきます。
また、目の病気は首の凝りも影響します。
首のストレッチや指圧、クリスタリン糖化を防ぐ食養生も有効です。
基本は和食、特に発酵食品を種類多く食べる事。
炒め物、揚げ物など高温調理はしないで、煮る炊く蒸すが好ましいですね。
ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」
井草克一&仲みゆき
放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC190911_Dr_K_Egao.m4a