まだまだ暑い日が続き、疲れが抜けない人が多いですね。
元気の源は奇麗な血液とホルモンバランスです。
特に小腸の腸内フローラと食養生、ミネラルバランスが重要です。
血液、ホルモンはミネラルが無いと作れません。そしてミネラル吸収は十二指腸の働きが重要です。
ホルモンは主要なものだけで30種類以上あって、解明されていない未知のホルモンも多数あります。
ホルモンの役割とは、体内環境の変化や体外からの刺激に反応してそれぞれ特有の臓器で作られ、血液などに乗って移動して、他の臓器や血球などの細胞に働きかけ、体内環境を正常に保つように作用します。
私たちの食欲や栄養の供給もホルモンによってコントロールされていて、食事を減らしたり抜いたりすると、グルカゴンというホルモンが増えて、肝臓に貯蔵されたグリコーゲンを分解して血糖を上げてくれます。逆に血糖を下げるインスリンの分泌は抑えられます。
そして食欲増進ホルモンのグレリンの分泌量が増え、食欲が低下するホルモンであるレプチンは抑えられてお腹が空きます。
その他、ケガをした時もホルモンが活躍します。
細胞の修復を促すコルチゾール(副腎皮質ホルモン)が多く分泌されて、過剰な免疫反応や炎症も抑えます。
ホルモンの体内活動は、人の行動と密接に関わっています。
ホルモンの分泌は生物の活動や休息、1日の時刻とも連動しています。
多くのホルモンは睡眠と体内時計の影響を受けています。
ホルモン分泌は「主に睡眠による支配を受けるもの」と「主に体内時計の支配を受けるもの」の大きく2つに分けられます。
「体内時計による支配」を受けるホルモンには、副腎皮質ホルモン、甲状腺刺激ホルモン 、睡眠をつかさどるメラトニンなどがあります。
これらのホルモンは心身を目覚めさせたり逆に眠気をもたらす作用があるため、昼と夜のリズムに合わせて分泌を増減させる必要があります。
「睡眠による支配」を受けるホルモンの代表が、成長ホルモン、乳汁分泌を促すプロラクチン、男性ホルモンのテストステロンなどです。
一般的にこれらのホルモンは時刻とは関係なく、睡眠中に分泌が高まり、徹夜をすると分泌が抑えられます。
プロラクチンは、妊娠中の女性ホルモンの分泌調節に関わって母胎を安定させ、育児期には母性的行動の源となって子供を外敵から守るなどの行動をとらせます。
ホルモンバランスを整える為に重要なのは「早寝早起き」夜10時から深夜2時までの就寝時間が重要です。
病院に入院すると消灯時間が早いのもホルモンバランスを整え、病気を癒す為にも重要なのです。
就寝時間とホルモンバランスも大事ですが、寝不足による疲労やストレス、肌の乾燥も悪影響があると思います。
食養生では飲み物は温かい物、煮炊き物で和食中心に、発酵食品を種類多く取る事。
消化吸収の弱っている人やご年配の方は乳酸菌生産物質がお勧めです。
そして、鉄分などのミネラル補充には海草物語。
錠剤ですが植物の粉末をブレンドして、昆布とメカブで固めた食品です。
通常、錠剤を固める為に使用する、ショ糖脂肪酸エステルや大豆硬化油などは使用していません。
ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」
井草克一&仲みゆき
放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC190904_Dr_K_Egao.mp3