大切な栄養素「ミネラル」しかし、吸収しなければ働きません。
ミネラルは十二指腸で吸収されます。
骨粗しょう症や貧血は十二指腸の老化や吸収力の低下も原因です。
ミネラルは様々な働きをしています。
Ca 体を維持 血小板凝固
筋肉細胞にとって潤滑油のような役割で筋肉の働きを良くする。不足すると、筋肉が痙攣を起こす。
神経の伝達機能及び興奮の抑制などの役割を持っていて精神状態が安定。
高血圧は、塩分の過剰摂取が原因といわれていますが、実はカルシウムが不足で高血圧にもなります。
不足すると、副甲状腺ホルモンなどが働きだし、心臓や血管の収縮を助長することで血圧の上昇に関与します。
胃がん、大腸がん、肝臓がんの三種の細胞にカルシウムイオンを加える実験を実施し、がんの治療にカルシウムが役立つ可能性があることを細胞レベルの実験で確認されています。
★欠乏症と過剰症
カルシウム不足は骨や歯の軟化、成長不良、骨粗鬆症などを引き起こす他、脳神経・腎細胞などの組織呼吸を低下させます。
また、神経が過敏になり、精神面に支障をきすといわれています。
カルシウムの吸収を高めるために、マグネシウムもいっしょに摂る必要があります。
Mg・マグネシウム、偏頭痛対策のミネラル!
現代社会人の代表的な慢性疾患である偏頭痛の予防にマグネシウムが期待されています。
また、中性脂肪や血圧の安定などの効果もあり、生活習慣病予防にも役立ちます。
Zn・亜鉛、「味覚の正常を保つ効果」特に、「女性ホルモンの正常作用」や「コラーゲンの生成」
Se・セレン(セレニウム)には体内の余分な活性酸素が悪さをしないように除去する働きがあります。
Cr・クロム、正常な糖代謝や脂質代謝を維持するために重要なミネラル。
特に血糖値の調節に対する作用。
S ・硫黄、皮膚や髪などの健康を保つ働きがあります。
また、水銀やヒ素などの有害ミネラルの蓄積防止や細菌感染の抵抗力向上などの働きがあります。
Cu・銅、快適な睡眠のために!
Co・コバルト、バイオリズムを正常化にします。海外でコバルトの不足により羊や牛が貧血や筋萎縮
Mo・モリブデン、老廃物である尿酸の代謝に有効。
モリブデンは、肝臓や腎臓で有害物質を分解する酵素の働きをサポートするミネラルです。
また、鉄の働きを促す酵素の主成分でもあり、血液に深く関わるミネラルです。
I・ヨウ素、甲状腺ホルモンの成分として発育を促進しますので、幼児には大事なミネラルです。
基礎代謝を高めたり、脂肪を分解する働きがあります。
不足が続くと甲状腺腫を引き起こします。
Mn・マンガン、疲労の蓄積を防ぎ、消化を助ける働きやタンパク質の合成やエネルギー生産に役立ちます。
愛情ミネラルとも呼ばれており、不足は愛情志向がなくなるといわれています。
K ・カリウム、高血圧の予防や筋肉の収縮を補助します。
腸内の筋肉収縮を促進して便通を促進します。
Fe・鉄、赤血球の主成分のヘモグロビン、筋肉中に酸素を蓄えるミオグロビン、脳に酸素を蓄えるニューログロビンの原料です。
成人女性の5人に1人は、鉄分不足による貧血といわれています。
脳内ホルモンのセロトニン、ドーパミン、メラトニンの生成。
体温や筋肉運動のエネルギー源(ミトコンドリアのATP生産に必要)活性酸素の除去(SODの働きを活性化)免疫機能(リンパ球、好中球の働きの維持)、爪や髪の毛を形成する為にも必要です。
海草物語には全てのミネラルが含有されています。
ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」
井草克一&仲みゆき
放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC190320_Dr_K_Egao.m4a