シンバイオティクス(乳酸菌とオリゴ糖)と食物繊維、酪酸菌が体を守る | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

ラジオ大阪の番組で、一年ほど前から、腸内フローラとシンバイオティクスの話をしてきました。

今年はシンバイオティクスの時代に突入です。

TVCMでもシンバイオティクスが出てきましたね。

プロバイオティクス(乳酸菌やビフィズス菌)は生きたまま腸まで届く乳酸菌。(通過して定住しない)

プレバイオティクス(オリゴ糖や水溶性食物繊維)善玉菌の餌(短期間でビフィズス菌が増殖)

バイオジェニックス(乳酸菌生産物質)乳酸菌や酵母菌の発酵物質で、腐敗菌を抑制し、乳酸菌を増やす

シンバイオティクス(乳酸菌とオリゴ糖)の併用で、最近、善玉菌増殖効果が一番と言われています。

シンバイオティクスは、昭和60年(1985年)何と33年前に世界で初めて考えた人がいます。

そして1985年に「乳酸菌生産物質」と「フラクトオリゴ糖」を配合した製品が開発されました。

私は1980年から乳酸菌生産物質の研究を始めて、小腸の乳酸菌は増殖出来ますが、大腸のビフィズス菌を増やす為にはどうしたら即効性があるかを考えていました。

明治製菓さんがフラクトオリゴ糖を世界で初めて開発し、「これだ」と思って「乳酸菌生産物質とオリゴ糖」の配合を考え、出来上がったのが「ビオネA」でした。

何とシンバイオティクス・ビオネは発売から33年になります。

その後、平成5年に日本甜菜製糖さんが、さとう大根(ビート)から世界一高純度のオリゴ糖、ビートオリゴ(ラフィノース)を開発して、真っ先に購入してビオネに配合しました。

ビオネは、幼児でも飲める甘酸っぱい味です。詳しくは「谷口医院ビオネ」を検索頂くと、詳しい説明が掲載されています。谷口医院さんは、産婦人科、小児科、皮膚科のクリニックですが、アトピーなどの皮膚科の患者さんに16年ほど前から使用されています。

関西の病院では神戸アドベンチスト病院の売店や阪大病院の薬店でも入手出来ます。

阪大病院の薬店は、病院内コンビニの奥に薬店があり、ビートオリゴなどは常時置いていますが、ビオネも取り寄せてくれます。

百貨店は高島屋、上本町近鉄百貨店、神戸大丸なども扱っています。

その他、自然食品店や治療院などでも、お取り扱いがあります。

エビデンス(人に対しての効果)も女子栄養大学大学院の研究で、病院の患者さんを対象にした治験データが学会で公開されています。

NASH(脂肪肝、肝臓癌)の患者さん28日間、飲んで頂き、高脂血症(コレステロール、中性脂肪)、肝機能、免疫アップ、糖尿病、活性酸素の低下などが確認されています。

ラジオのリスナーさんでビオネ愛好者も沢山いますね。

関西だけでなく、四国、九州、長野県などでもお聴き頂いている方がいます。

今は遠方でも、インターネット(ラジコ)で聞けますから。

ビオネは子供さんでも喜んで飲んでいるのですが、たまに酸っぱいという人がいます。

酢の物、梅干などが嫌いな方ですが、逆に甘いのが気になるという方がいます。

そこで開発したのがビオネFタイプ。

甘味料のフラクトオリゴ糖シロップなどを配合せず、シンプルに乳酸菌生産物質とビートオリゴだけを配合しました。

乳酸菌生産物質とビフィズス菌の栄養になるビートオリゴを配合しているので、今月のプレゼント「ビオネF」も話題の「シンバイオティクス」になります。

乳酸菌生産物質は不思議な働きがあります。

飲んで良し、塗って良し、最近新発売のビオネケアローションも好評発売中ですよ。

酪酸菌のお話は来週にさせて頂きます。

 

ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」

井草克一&仲みゆき                                         

放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC180425_Dr_K_Egao.mp3