体質改善「玄米菜食、マクロビオティック、断食療法とビオネ式食養生」 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

病気を癒す為の体質改善とは?腸内フローラと血液の改善です。

病気の原因は血液の汚れと血液の循環不良、そして体内酸素不足です。

血液を変える為には、腸内フローラの改善と小腸上皮細胞の修復が必要です。

誤った食生活で、腸内腐敗菌が増殖し血液を汚します。

腐敗菌の細菌毒素や農薬や有害添加物、その他化学物質により、小腸上皮細胞に炎症が起きます。

食養生の基本は、腸内で腐敗、酸化する食品を止めて、発酵する食品を食べる事です。

断食療法は、無菌で生まれた新生児の生後1週間の腸内フローラの再現です。

何も食べない為に、腸内細菌のエサがありません。その為に腸内細菌が激減します。

断食後、重湯、お粥、発酵食品、野菜など乳酸菌が発酵しやすい食品を食べて、腐敗菌が増殖する動物性食品は、善玉菌優性になってから食べます。

昔の玄米菜食では、陰性の食品を控えて陽性の食品を摂取する事を重要視して、腸内フローラの事は、あまり理解されていませんでした。ナトリウムの多い食品を陽性食品、カリウムの多い食品を陽性としていました。

塩、油、高温調理を陽性と判断して、野菜に塩、油をまぶして、炒めた指導がありました。

これは、腸内細菌理論から考えると健康管理には間違っているかも?

油は瞬時に酸化が促進され、腸内で更に酸化が進み、腸粘膜に負担をかけます。

塩分の摂り過ぎは、塩分を好む雑菌が繁殖します。

野菜炒めなどの高温調理は、発癌性物質「アクリルアミド」を生成します。

最近のマクロビオティックの料理でも揚げ物やオーブンを使った高温調理などが多いのが気になりますね。

ビオネ式食養生は、腐敗菌が増殖する食べ物を止めて、善玉菌のエサになる食品を食べる事です。

炒め物、揚げ物、焼き物などの高温調理はせず、煮炊き物や蒸して調理をします。

基本は和食で、発酵食品を種類多く食べる事と動物性蛋白質を控えて、小魚や豆類、ゴマで蛋白質や脂質を補います。

一番重要な事は、小腸の善玉菌・乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母菌を増やす事と、大腸の善玉菌・ビフィズス菌や酪酸菌を増やして腐敗菌を抑制し腸粘膜を修復する事です。

二番目に重要なのは、善玉菌はアミノ酸やビタミンB群など様々な栄養素を造ってくれますが、ミネラルだけは造れません。その為には、植物ミネラルを補う事です。

食事の基本は玄米菜食(動物性食品や添加物などの化学物質は控えましょう)

玄米(無理なら胚芽米か雑穀入りの白米)、雑穀、豆類、味噌汁その他各種発酵食品(梅干、粕汁、各種漬物、酢の物、甘酒)、野菜(緑黄色野菜、芋類、カボチャ)、海草類、根菜類、ゴマ、小魚(缶詰でも可)、ナッツ類などを食べましょう。

調理方法は、煮る、炊く、蒸すにし、栄養素を壊す高温調理は避けましょう。

炒め物、揚げ物、焼き肉と甘い物は避けましょう。

(どうしても肉類が欲しい時は、量を少なめにして、鍋物か湯がいてポン酢でお召し上がり下さい)

今月のプレゼント「乳酸菌生産物質」は、常在菌の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母菌、ビフィズス菌、酪酸菌、全てを元気にしてくれます。

そして小腸上皮細胞の修復も行います。

腸の粘膜細胞は1150gもはがれ落ち、34日で全て入れ替わります。

小腸上皮細胞は善玉菌のお家で大事な場所です。

ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」

井草克一&仲みゆき                                         

放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC180418_Dr_K_Egao.mp3