ナチュロパス びんせい -52ページ目

ローフードと酵素ジュース

昨夜の統合医療健康増進会は大変興味深い話でした。
ローフード研究家アティーバの森睦美先生による糖尿病のローフードと酵素ジュースによる改善例
非常に短期間で重度の糖尿病から薬を無くすところまで行けた例です。症例数は少ないものの改善の仕方がすごい。
そして白川先生の解説が面白い。
昨夜の新しい情報は、糖尿病が下がった患者さんの血液から酵素ジュースに入っていたトリペプチドが検出された事。何回か解説したので知っているとは思いますが、腸管からのたんぱく質の吸収はアミノ酸まで分解されないトリペプチド、ジペプチドでの吸収が70%以上で吸収されているのです。酵素ジュースでは植物酵素によって分解合成されて有効なペプチドが含まれている可能性があるのです。これがおそらくこのダイエット(食事療法)でここまでいい結果が出てのではないかというのです。発見されてのはGlu-Glu-Alg だといいますが、いかにも血管を修復してくれるような組み合わせに思えてしまいます。(ペプチドでは化学的な根拠はありません)

しかしもう一つ新しいタームを学ばせていただきました。グルコース抵抗因子Glucose Tolerance Factor (GTF)  クロムが糖尿病に効くことは知っていましたが、クロムはイオンで摂るとやばいのはご存知のとおりです。GFTではこんな格好でいるようです。


 GTF(グルコース・トレランスファクター)は母親から生まれてときに授かるそうで大体60年で枯渇するといいます。(やばいもうじき無くなる)
今まで60歳ぐらいで糖尿病になる理由が良く判っていなかったのですが、それにもかかわらず肥満をターゲットにした指導が行われてきました。しかし日本人の糖尿病の体型のピークはBMI24.2でほとんど正規分布です。(BMI24は標準体型です)したがってメタボ理論は眉唾。しかしGTF枯渇理論ではうまく説明が出来ます。実際にはインスリン抵抗性、代謝低下、遺伝子など複合的に絡んでいるのでしょう。

さてそれではGTFが枯渇するのを黙ってみていればいいのでしょうか?
実はGTFは腸内細菌によって合成されます。しかし原料であるクロム大変吸収されにくいのです。そこで酵素ジュースが功を奏したのかもしれません。
クロムはサプリではビール酵母から摂る事が出来ます。麦芽糖に酵母を加え発酵させるのですが、麦芽糖の栄養はすべて酵母が食べつくします。その排泄物がアルコールと炭酸ガスです。はっきり言って栄養はありません。いつも飲んでいれば体の栄養を使い果たします。しかしビール酵母を摂ると栄養を少し取り返すことが出来るわけです。とは言うもののビール酵母はそこまで強い糖尿病の改善効果はないようでした。
しかしこのような細菌の働きですが、やはり酵素ジュースの中でも行われているのでしょう。そして細菌はクロムなどを使い腸内菌に食べやすくしているかているか、GTFを直接つくっているのかもしれません。
森先生は白糖を加えて甘い酵素ジュースを造っていますが、これで糖尿病が改善するのか実は疑っていました。実は発酵を促すだけなら白糖のほうがうまくいくといいます。
糖尿病は尿の排出量が増えます。この時多くのミネラルも体から放出されます。これでは代謝障害が起こりやすくなります。野菜のミネラルは人間には大変吸収しやすい形なのでぜひ多くの野菜を食べ今年は酵素ジュースも摂りましょう。

ENHANCE コレステロールを下げても動脈硬化は進行

ENHANCE試験後もGLに沿わない処方が続く
こういう試験が行われたことをしらない専門家もいるかも知れませんが、コレステロールを下げても循環器の問題は解決しなかったのです。

エゼチミブの動脈硬化抑制に疑問を呈した試験後も米国での処方量は減らず
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/jama/201408/537958.html
・エゼチミブは2002年にFDAからLDL-C降下薬として承認され、既にスタチンが広く投与されている世界各国で速やかに売上げを伸ばしていた。
・ENHANCE試験は、家族性高コレステロール血症患者を登録して、シンバスタチンのみ、またはシンバスタチンとエゼチミブの併用に割り付けて、頸動脈アテローム退縮作用を比較した。
シンバスタチンのみの場合に比べて、エゼチミブの追加によりLDL-C値の低下は有意に大きかったが、頸動脈内膜中膜複合体厚を指標とするアテローム性動脈硬化の進行抑制効果は認められなかった。こうした結果が明らかになった直後から約半年間は、エゼチミブの売上げは特に米国で急速に低下した。
しかしその後再び、世界的な売上げは増加している。
http://blog.livedoor.jp/cardiology_reed/archives/14957846.html 出展

世界的に肥満を問題にしてコレステロールを下げさせる作戦は同じですが下記が動脈硬化学会の見解 (日本脂質学会とバトル中) ← 応援してます。

動脈硬化学会のコレステロールに対する見解
循環器疾患を減らすために出した見解はLDL悪玉コレステロールを減らすこと それにはアメリカではDASHダイエットがある(成功したダイエットで社会から高い評価を受けている) これに対して日本が提示したのは The Japanese Diet
誰か知っている?指導された人いますか?改善した人いますか? Naomi Moriyama だれだ?

結論
お金をもらって研究している人の話は眉につばをつけて聞きましょう。

LDL悪玉コレステロールは炎症を抑えれば下がります。LDLは悪玉ではありません。卵を食べると炎症が下がりLDLが下がります。

総コレステロール160を下回ると死亡率は1.6倍 240以上で0.76倍 このような実際の日本人の統計を使わないで海外のガイドラインに合わせている動脈硬化学会は動脈硬化しているらしい。






健康の指標は体型ではないようだ


糖尿病は太っているとなりやすいというのは日本では成り立たたないようです。愛知学院大歯学部の横田充弘教授の調査によれば内脂肪が増えて糖尿病になる。”諸悪の根源は肥満だ”とはならないようです。


今病気にならない最適といわれるBMIは22ですが、なんと22~24が糖尿病のピークです。一番健康なはずのBMIで一番糖尿病が起きているのをどう捕らえたらいいのでしょう?

更に痩せればいいのでしょうか?しかし女性はBMI21未満で、男性ではBMI23未満ですでに死亡率が上がり始めています。一方太っているほうでは女性は27から、男性は30になって初めて死亡率が上がるのですが、動脈硬化学会も肥満学会も早く薬を出したがっているようですが日本人には必要なさそうです。


ここにきて日本の動脈硬化学会と脂質学会でバトルが繰り広げられていますが、この図を見ると動脈硬化学会の主張するような精査された論文、つまり有名な研究でも欧米人を対象にした疫学調査は使えそうもありません。
国内の疫学調査を中心にした日本独自の病因を見つけることが重要なようです。
糖尿病は代謝障害といわれていますが、日本人と欧米人では代謝の問題が違うことが原因では無いでしょうか?欧米では日本人の3倍程度肉食に偏っています。たんぱく質の多食とビタミンミネラル不足で起きる酸性体質と活性酸素などの影響で脂質の酸化などは動脈硬化(粥状)の大きな要因になっているように感じます。(ちなみに石灰化はマグネシウム不足が一番の原因です。)

さて日本人がBMI 22~24で糖尿病が最多発しているというのであればインスリン抵抗性の問題よりむしろ基礎栄養失調の代謝障害を疑ってしまいます。
日本の糖尿病指導では食事制限を主にやっていますが、糖を摂らなければ糖尿病にはなりません。しかし基礎栄養が足らないことでも代謝が起こらず糖尿病を引き起こします。その様な栄養指導している医師がどれほどいるのでしょうか?
もともと栄養指導は医師の仕事ではありませんが、日本では医師が何でも1番ですので何も栄養の勉強をしていない医師でも栄養指導をしますが、当然考え方も違い結局薬を摂らなければ危険と脅すことが多いのです。
ちょっと肥満のエリアに入るとスタチン系の薬を出しますが、フィンランドではスタチン治療後25%が糖尿病を発症すると言う調査が出てきています。アメリカでも9%糖尿病患者になるとの結果でFDAも重い腰を上げラベルに記載することとなりました。 もともと細胞膜も合成を阻害されるのでどのような問題がこの先出てくるか怖いですね。婦人の認知を引き起こすことは良く知られています。やはり脳は脂質で出来ているようなものですから脳への影響は大きいのでしょう。

タイプAパーソナリティーという病気になりやすいタイプの人がいますが、これも血糖値をあげる重大なファクターです。痩せて几帳面な方に多いタイプです。これも日本人が気をつけるべき健康問題です。