働くママのバイリンガル子育てブログ -153ページ目

日本語を話さない主人の「バイリンガル教育」の役目

私の主人は、英語のみです。


日本語は聞くのが50%くらい?話すことはほとんどXです。



私の周りには、日本語が話せるアメリカ人のご主人もいます。


羨ましいです・・・・



私たちは、出会って18年、結婚して15年なのに・・・・いままでいろいろ日本語を勉強した(つもり)なのに・・・

驚きです。こんなにできないものなのでしょうか・・・



・・・と言っても、主人を責めることもできません。


日本に住んだことがないですし。


私の英語も、たかがしれていますから(笑)。





うちの主人は、「外国語」には慣れています。仕事上、外国人に囲まれていますし、「英語じゃないとだめ~」という人ではないのが幸運だったと思います。


なので、娘に日本語を教えよう!と思ったときも、


「そうだ!そうだ!」


僕も一緒に勉強しよう!という感じで、サポーティブでした。が・・・・





あっという間に、娘に日本語のレベルを追い抜かれ、しょぼくれるうちの主人。



でも、聞くほうは、どうにか慣れ、娘と「こそこそ話」をしていても、見抜かれます(笑)。




こんな「日本語教育に役に立たない主人」・・・・かと思ったら、大間違い!




「日本語ができる自分」として娘は、アイデンティティーを確立し、「日本語ができないかわいそうなパパを助ける」役目をしたりしています。


私が2階にいて、娘に「ねえぇ、パパにオーブン消して、って言ってくれる?」


というと、ちゃんと、英語で、


「Hey Daddy, mom said "turn off the oven"」


と訳してくれるのです。



娘の訳を聞いていると、ただ文章を訳しているだけではなく、ちゃんと、TPOを考えて訳しています。



ちゃんと理解してるんだなぁ・・・


素晴しい。


これが、日本語が話せるパパだったら、娘がどのくらいまで理解しているか分からないですよね。


主人が話せないことによって、日本語⇔英語と訳す娘をみることができるのです。




時々、思い立ったように、日本語の勉強をする主人。


その時には、補習校の先生よろしく、


「パパ、私が先生になって、教えて上げるよ」


と、二人仲良く椅子に腰掛けている姿は、微笑ましいものです~。ラブラブ



「主人が日本語ができないから、うちでは、日本語教育は無理だ」


と思っている方!


私もそう思っていました。でも、違います。

それで諦めたら、ご主人を無駄に責めることにもなりかねません!


ご主人が分からない言葉を話しても特に問題ない、というサポートが受けられれば、日本語教育は続けられます。


もちろん、家族全員での会話は、英語なり、訳すなり、パパも会話に入れてあげましょうね~ニコニコ(じゃないと、いじけるから)あせる


文章を書かせる

補習校の宿題には「作文」や「絵日記」があります。メモ


これは、娘には、すごく大変です。


言葉を話すことができても、自分で考えた文章を書くというのは、全く違うことなんですよねー。



あまりに文章が書けないので、最初は、ほとんど私が作って、それを書かせるようにしていました。


まあ、それはそれで、「聞き取り」の勉強になるか、と思っていました。



「たまには、自分で書いてみなよ~」



というと、


「え~、私、日本語で文章なんてかけないよ~ガーン


というのです。



そこで、考えたのは、



「まず、英語で考えてごらん」



と、だいたいの内容を英語で言わせ、


「いいねぇ~。いい内容だねぇ~」


と褒める。


そして、


「それを日本語に訳せばいいよ」


これで、すこしずつ、ヘンテコながらも書くようになりました。




補習校の先生もおっしゃっていましたが、作文など、自分でクリエートしたものは、あまり批判しないほうがいいみたいです。


ヘンテコな文章でも、


全然、意味がわからい文章でも、


「いいねぇ~すごいね~すばらしいね~ラブラブ


と褒めまくる。



褒められるのに弱い子ども。



そして、


「素晴らしいから、取っておこっ!」


と、フォルダーに入れる。




このパターンを続けていたら、いつしか、自分で書くようになりました。


(それでも、1年くらいかかったのですが)



あるとき、「自分で書こっ!」


というようになりました。



そうすると、黙って書かせておいて、


「終わったよ」


と言われたら、


「え~読んで、読んで!」


といい、声を出して読ませます。




ここで、「え?その言い方違うな・・・」


と思っても、しばらくは黙っていました。


ただ、ただ、褒めるのみ・・・・



しばらくしたら、ちょっとづつ、「ここはこういう言い方のほうがいいよ」


と指導していきます。


(少しづつです・・・でないと、頭ごなしに、あれもだめ、これもだめ、だと諦めてしまうので、1つの作文に1つ位の割合で)



未だに「ちょっと違うだろ」


という文章を書きますが、少しづつ直していくことによって、いつかは、立派な文章がかけることを、私の密かな目標としています!

「補習校に行きたくてたまらない」?!

毎週土曜日の日本語補習校。


「も~行きたくて、行きたくて、たまらないっ!毎週土曜日が楽しみっ!」


と言っているのは・・・・



うちの娘ではありません。(;^_^A


うちの主人ですむっ




主人はもともと社交性がある人で、人と話すのが大好き。


週末も、家でのんびりしたい私と違って、誰かと会ったり、お出かけしたりするのが大好きです。




他の補習校の保護者は、パパかママがお迎え・お見送りに行きますが、うちは夫婦。


日本人がごっそり来る補習校に、やはりアメリカ人のパパは目立つので、


「夫婦揃ってお迎えで羨ましいわぁ~あせる


といわれることもあります。(恥ずかしいガーン


それを、ポジティブに捉えるのも、これまたアメリカ人。


Oh, Thank you. I love Hoshuko!ラブラブ


ほんと・・・に、行間読め~




しかし・・・・なぜそんなにアメリカ人の主人は、補習校が好きなのでしょう。


別に、自分が勉強に言っているわけでもないんですけど。



1) 補習校を通じて知り合ったパパ・ママ友達と雑談できる


2) その後、お昼に一緒にいったりして・・・


3) 補習校パパ・ママとなにやら、イベントをする


4) ホームパーティーに誘われたりするこもあり



などなど・・・・・補習校が主人の社交の場になっているからなのです。




補習校の外でも、仕事帰りに、音楽好きの補習校パパと落ちあって、スタジオを借りて演奏したり・・・


飲みにいったり・・・


電話でペラペラ話したり・・・・



楽しんでおります、補習校ライフを(主人が)。



もし、うちの娘が、どうしても補習校を辞めたいといったら、一番悲しむのは、うちの主人でしょうね。



そんなにウキウキして補習校の送り迎えをされていると、うちの娘も、イヤイヤ行くこともできず、毎週ちゃんと通っております。



これも、「補習校に通わせる」ポジティブ・エナジーとして、活用させていただいています音譜

周りと違う言葉を話すとき

私が娘に日本語教育をさせるにあたって、


「どこででも、日本語を話す」ということをモットーにしています。


これは、「日本語(2か国語)を話すことに誇りを持つ」という意思表示になると思うからです。


人前で話せない言葉=カッコ悪い、恥ずかしい、など、


ネガティブなイメージを娘に持たれないように、気をつけています。






しかし・・・・


以前は、人前(周りがアメリカ人)の時は、英語で話していました。




私と娘が日本語で話すと、周りが、居心地悪く、「シーン」となることがあったのです。


また、「何話しているかわからな~い」と他の子供に言われることもあります。



義理家族の間でさえ、そうです。


「3ヶ国語話せる」義理母にでも、日本語は、聞き慣れない言葉ですので、私と娘が日本語を話すと、みんな聞き耳をたて、周りがシーンとなります。


で、義理母は、その後一言、


「全然分からないわ。私も日本語勉強しないとね叫び(←本当にこんな顔をします)」


これはイヤミです。ショック! 


(そうだよ、本当なら、ちゃんと勉強しろよ・・・ロゼッタ・ストーンのソフトまで買ったくせに)




最初は、「居心地悪いんだな」と周りを配慮し、日本語でなく英語で娘に話していたのですが、これは良くないと感じました。


ある時に、


「人前では英語で話して」


と娘が言ってきたとき、最初は、同感・・・と思ったのですが、あとで、「これは日本語に対するネガティブ感につながる」と思いました。



そして、その後は、


「え~、日本語で話そうよ。ママとだけしか分からない言葉なんて、スパイみたいでかっこいいじゃん。暗号だよ」


と、ここで、009如く、ポーズを決めるにひひ


「スパイか・・・・(ここで数十秒)・・・・・・そうだねにひひ


スパイとかシークレットエージェントの真似をして時々遊んでいる娘は、なんとなく、納得。



それからというもの、人前でも日本語を話すことになりました。





働いている私としては、娘と会う時間が絶対量ちがいますから、お出かけ先も、日本語の習得の時間にしたい。


娘に「人前でも日本語OK」と思わせることができたのは、すごくラッキーでした!



何につけても、「ポジティブに」というのが最終的なToolとなることは間違いありません。



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ピンクレディー

いきなりですが、


うちの娘は、「ピンクレディー」が好きなんです。


たまたまYouTubeで見せたら、ツボにはまっちゃったらしいのですが。


昨日も、シャワーに入りながら、鼻歌が「UFO」でした。ニコニコ


踊りも教えてます(笑)。


30年くらい前なのに、体が覚えているもんですね・・・音譜



「UFOの歌詞がわかんな~い」


というので、YouTubeで見せました。(私も歌詞が怪しいところあり)


日本の歌番組は、歌詞がでるので、いいですよね~(夜のヒットスタジオ。懐かしいねぇ・・・)




うちの娘が、


「私が一番好きなところは『地球の男に、飽きたところよ、ア~』ってところ」


あはは・・・・・早熟ですな。にひひ



家では日本語を話しているのに、意外とボキャブラリーが少ないことを発見。


「UFO」の最初の部分の「手をあわせて見つめるだけで~」


というところの、


「手をあわせて」



「見つめる」


という言葉を知りませんでした・・・・・ 意外だな。



まあ、日常生活で「手をあわせて」とか「見つめて~』とか言わないものね(笑)



みなさんも、懐かしの番組を使って、日本語教育してくださ~い。


(ちょっと変わった日本人になるけど、ウケは良い 笑)