文章を書かせる
補習校の宿題には「作文」や「絵日記」があります。
これは、娘には、すごく大変です。
言葉を話すことができても、自分で考えた文章を書くというのは、全く違うことなんですよねー。
あまりに文章が書けないので、最初は、ほとんど私が作って、それを書かせるようにしていました。
まあ、それはそれで、「聞き取り」の勉強になるか、と思っていました。
「たまには、自分で書いてみなよ~」
というと、
「え~、私、日本語で文章なんてかけないよ~」
というのです。
そこで、考えたのは、
「まず、英語で考えてごらん」
と、だいたいの内容を英語で言わせ、
「いいねぇ~。いい内容だねぇ~」
と褒める。
そして、
「それを日本語に訳せばいいよ」
これで、すこしずつ、ヘンテコながらも書くようになりました。
補習校の先生もおっしゃっていましたが、作文など、自分でクリエートしたものは、あまり批判しないほうがいいみたいです。
ヘンテコな文章でも、
全然、意味がわからい文章でも、
「いいねぇ~すごいね~すばらしいね~」
と褒めまくる。
褒められるのに弱い子ども。
そして、
「素晴らしいから、取っておこっ!」
と、フォルダーに入れる。
このパターンを続けていたら、いつしか、自分で書くようになりました。
(それでも、1年くらいかかったのですが)
あるとき、「自分で書こっ!」
というようになりました。
そうすると、黙って書かせておいて、
「終わったよ」
と言われたら、
「え~読んで、読んで!」
といい、声を出して読ませます。
ここで、「え?その言い方違うな・・・」
と思っても、しばらくは黙っていました。
ただ、ただ、褒めるのみ・・・・
しばらくしたら、ちょっとづつ、「ここはこういう言い方のほうがいいよ」
と指導していきます。
(少しづつです・・・でないと、頭ごなしに、あれもだめ、これもだめ、だと諦めてしまうので、1つの作文に1つ位の割合で)
未だに「ちょっと違うだろ」
という文章を書きますが、少しづつ直していくことによって、いつかは、立派な文章がかけることを、私の密かな目標としています!