他の業界からSEを眺めてみる
読者の皆様、いつも読んで頂いてありがとうございます。
就職活動もそろそろ佳境に差し掛かってきた頃でしょうか?
このブログをご覧になっている就職活動中の学生の皆さんはIT企業を志願しているものと思いますが、もしIT企業しか見に行ってないのなら、できれば他の業界の企業も何社か見て回ることをお勧めします。
商社、建設業、小売などIT業界とは若干縁遠い業界が特にお勧めです。こういった企業でも当然コンピュータシステムは導入しています。そして社内SEも募集しています。しかし、こういった業界の企業の採用説明会に行くと、SEの扱いがとても小さい印象を受けると思います。
IT業界では当然SEが主役です。しかし、例えば商社では主役は営業であり、SEはあくまでバックオフィスです。
私も就職活動をしていたときは、元々IT系を志望していたことから、コンサルティングファームやSIer、他の業界といってもせいぜい外資系金融機関くらいしか行ったことがありませんでした。こういった業界ではITコンサルだとかSEと呼ばれる部隊が比較的中心にいます。こういった業界の企業だけ見に行っていると、他の会社でもシステム部門というのは結構中枢的な役割を果たしているんじゃないかと思いがちです。が、他の業界を見に行くとそうでもない企業が結構たくさんあることに気付かされます。
1度IT業界に就職してしまうと、なかなか他の業界のそういった側面を見れなくなってしまいます。将来お客様になる方々なので、是非就職活動中に見に行ってみてはどうでしょうか?就職活動自体にもプラスの影響があると思います。
日本と外国のシステム開発のスタイル
読者の皆様、いつも読んで頂いてありがとうございます。
以前、うちの会社の海外部門の役員が日本に来たとき、
「日本と欧米のシステム開発のスタイルって何か違うところありますか?」
という質問をしたとき、
「日本人はとても長い時間をかけて計画をして、素早く実装するが、欧米では計画時間は短く長い時間をかけて実装する」
実装というのは、プログラムを実際に作ることです。
彼自身も、別にどちらが良いというわけではなくスタイルの違いだと言っていました。
私もそう思います。
私はまだ海外部門で働いたことがないので日本のことしか分からないのですが、それでもみんな慎重だなぁと思うことがあります。「この人は石橋を叩きすぎて割るんじゃないか」と思うくらい。
例えば、数百人に対してアンケートを行ったり調査をする場合、当然その内容については入念にチェックをするのですが、その入念っぷりが半端じゃなかったり。
1.作成者が分担してアンケート作成
2.作成者間でのクロスチェック
3.同プロジェクトの他のチームの人に試しのアンケート
4.上司のチェック
ここらへんまでは普通だと思ってます。
4.近い同僚数人による試しのアンケート
5.アンケート対象者からランダムに10人程度選んでためしのアンケートその2
6.アンケート提出
そんなにたくさん試しのアンケートやらなくてもいいんじゃない?
って思いましたが、結構毎回改善点が出てくるんですよね。
スピードと作り込むレベルはトレードオフの関係にありますが、どこに重きを置くかは人や地域で変わるのかもしれません。
企業の女性活用
読者の皆様、いつも読んで頂いてありがとうございます。
今週の日経ビジネスに、女性の社会進出についての特集が載ってました。
「だから女性は働かない ~見せかけの女性活用の落とし穴~」
というタイトルでした。なかなか刺激的なタイトルですが、要は日本の企業の多くは女性活用に積極的ではあるものの、企業イメージを崩さないために口先だけの企業や、女性活用とはいってもどうして良いかまだよく分からない企業がたくさんあり、現状はまだまだであるという趣旨の記事です。
最後の方に成功事例としていくつかの企業の例が載っていました。
・アメリカンファミリー生命保険(アフラック)
・ゴールドマンサックス
・ユニクロ
3社だけですが、うち2社が外資系ですね。外資系というと女性にとって働きやすいイメージがありますが、やはり実情もそうなんでしょうか。
私の勤め先に限って言うと、女性にとってはかなり働きやすい会社なのではないかと思います。去年まで私と一緒に仕事をさせて頂いていた女性社員は、1年間の育児休暇を経て職場復帰しました。1年間ずっと給料が出ていたわけではないと思いますが、休暇明けのアサインも子供の世話を見るために夜間の仕事がほとんどないプロジェクトにアサインされたようです。1ヶ月に2,3回お子さんが体調を崩して在宅勤務になるのですが、周りもかなり協力的でした。(主にその時の作業をかぶっていたのは私ですが…)
会社の中も広いので、部署によってはそこまで進んだ雰囲気でないところもあるのかもしれません。しかし海外にある本社からも昔相当プレッシャーをかけられたようで、かなり昔から全社的に女性活用の取り組みはやっているようです。今の制度を見ても、「そこまでやる?」というものまであります。男社会の日本に女性活用の文化を根付かせるためには荒療治が必要だったのかもしれません。
私の知人、友人の女性は同じ会社の人に限らず、私の知る限り全員結婚しても仕事に戻って働き続けたい方ばっかりです。結婚したら家庭に入りたい女性って日本にいるんだろうかと思うくらいな状況です。彼女達には是非、正しい女性活用を行っている企業に入ってほしいと願うばかりです。