学び舎は、青山の自宅兼サロン。
教室には、毎回お花が用意されているの。
この花達を使って、各々のテーマに挑む。
初心者から師範級も花材は、同じ。
私の最初の課題は、基本の基本の型。
久しぶりのガチガチの型。
器も配列も花の長さも全て決まってる。
ちょっと違うのは、正面からは生けない。
『生ける様子を人に見せる』が、主旨。
後ろから生けるから、前から全く見えず。
例えるなら、二人羽織みたいな感じ?
近いような、そうでもないような。
設計図が、頭に入ってないとだめなの。
どこに何度斜めにするとかね。
花達の後ろ姿で、生けるって事。
最近ずっと型から、離れてたので超難関。
正面から見られないって、辛いわー。
とはいえ、どうにか。
写真を撮る時に、正面を見た。
合格出来たのが、奇跡だ。
思ったのだけれど・・・
自由の時も『型』の延長なのよね。
ちょっと崩してるだけ。
型って、楽が出来る。
だって結果が、保証されてるからね。
『型破り』って、簡単に出来ないのよ。
先生が前に仰っていた。
『型がないと、型破りは出来ない』と。
深いなー。
メイクにも通じる。
型がないと、品がないの。
美しいって、品があるって事。
次は、自由。
チュールを、使いたい気分だった。
予備で持参していたの。
どうせならもっと多色にすればと、反省。
派手さが、中途半端だったかな。
『迷ったら、ぶっちぎれ』と、思った。
ラストは、ぶっちぎってみた。
自作リボンは、持参。
花を自由に表現する方が、好み。
元気でカラフルな山田ワールド。
良く見ると、アラがポロポロ。
次に生かそう。
無事『写真花』を、GET。
スクールHPに載るから、名誉なの。
相当派手なんだけど、写真は地味ね。
とにかく迷ったら、前進しちゃえ。
華道の規則は、左右対称にしない。
アンバランスが、基本。
これ、日本独特だと思う。
型が入ってないと、難しいんじゃない?
久しぶりに『型』をやって、正解。
基本に帰るって、大事。
自由の大変さと楽しさを、痛感。
先生、ありがとうございました。