4月5日、30歳になりました。
関東にいた頃は誕生日にはお花見をしてたりしたのに、
まさかのホワイトバースデー。
雪がちらつく一日でした。
さ、寒かったー。
今年の誕生日は、特別な一日になり、
きっとこれからの私を支えてくれることになると思うから、
自分のために記しておこう。
誕生日を迎えるにあたり、決心していたことがある。
その日一日は絶対にイライラしない。
それが出来たら、30代は最高の年になる。
そんな願掛けみたいな感じでね。
薄々気づいていたんだけど、
ダンナに不満がある時、原因は私にもある。
優しくしてもらえない時、優しくしたくないような態度をとってる。
全然可愛くない態度も取ってる。
それで、「なんでそんな言い方するん?」って怒るのも違うよなぁ。
薄々気付いてたんだけど、どうにも修正できなくて。
悪循環を作っちゃってた。
30代は可愛い、愛されるヨメになりたい!
結果は…
イライラする要素なんてひとつもなかった!
私の決意なんて必要なかったんじゃないかって位、
幸せな時間が過ごせた。
それはダンナがいっぱい頑張ってくれたから。
愛を感じたというとすごく陳腐だけど、
大事にしてもらってるというのが伝わってきて、
それが嬉しかった。
あー、私、大事にしてほしかったんだなぁって思った。
きっと大事にしてくれてたと思うけど、
気付けてなかった部分がたくさんあったかもなぁ。
朝イチでダンナと娘の二人から「ハッピバースデー」のお歌を歌ってもらい、
娘はほとんど歌わなかったけど、「おめでとー」と言ってくれた。
そして朝からプレゼント。
全く予想もしていなかった物が…

ストウブーーーーーーーー!!!!!
欲しかったです、憧れでした、うっそ、まじーーーー!?
完璧予想外。
お姉の「プレゼント何がいい?」という嬉しい質問に、
リクエストしようかと思ってたものだったのだ。
さらに、娘の弁当を作ってと言われる。
今日は娘はお留守番。
で、で、で、デーーーートーーーー!?!?
どこかに出かけるとは思っていたけど、
てっきり3人だと思っていたよ。
完璧予想外。
考えてみたら、産後初。二人で出かけるの。
ダンナがお母さんに娘を預かってとお願いしたり、
そんな段取りをしてくれたことがまず嬉しくて。
二人で車に乗ったら、なんか照れた。
雪がちらつくけど、いつだかに買ってもらったパンプス履いて、
いつものリュックじゃなくて、これまたいつだかに買ってもらったバッグ持って。
ダンナは私たちと同じ位古い付き合いの見慣れたトレーナー着て。
(XAXAXAって書いてる茶色いの)
行ってみたかったカフェでランチして、
ゆっくり話して。
久しぶりに旅の話も思い出したりしてね。
遂に30歳だよーなんて話したりしてね。
思い描いていた未来になってるかなーって話してたら、
「30歳だったら、もう子供が3人くらいいるイメージだったけどな」
と言うダンナ。
そっかー、そうだよねー。若いパパになりたかったんだもんね。
「でもさ、もしそうだったらエイじゃなかったんだよ。」
なんて話しながら、
「ホントにいい子がきてくれたね」って言ったら、
思わず泣けてしまってビックリした。
心の中で思ってるのと、実際に口に出すのって、
全然違うのね。
全く涙もろい方ではないのだけど、涙が出ちゃうのねー。
そんな自分に笑って、ダンナも笑って涙出てた。笑。
次はケーキ屋さんに行って、お茶してケーキ食べて。
春服でも見ようかぁなんて言ったけど、寒いし、雪だし!
二人で原チャでいろいろ出かけた日々や、
旅中に歩き回った日々を思い出したりして、
あー、やっぱり仲良しなのがいいなって思った。
なんだかものすごーーーく幸せだった。
娘はおばあちゃんといっぱい遊んで、お昼寝もできたみたいで、
ぐずることもなく、お利口さんだったみたい。
「ママ、ハピバスデー」とか「おたんじょうび」とか言ってたって。
帰ってきてからしばらく抱っこしながらお話して。
「お昼食べた?」
「ごはん かぼちゃ ぶろこりー」
「何して遊んだの?」
「おばあちゃんとぉ おりがみ さんかく」
色々教えてくれた。
おばあちゃんとお昼寝までできるなんて感動したよ。
本当にありがとうございます。
今まで、二人でお出掛けるする必要性も感じてなかったけど、
たまには二人の時間もいいね。
月1位でどっかランチにでも行きたいなぁ。
そして、夜ごはんの時も丸いケーキを用意してくれていて。

お昼にも食べたのに、嬉しすぎるーーー
ろうそくフーもさせてもらいましたー。
娘はそれ以来、ろうそく見るとフーと言うし、
ダンナがケーキを切ってたところを見たからか、
おままごとセットのケーキを切るとき、
「パパ とんとんとん」って言う。
本当に幸せなお誕生日だった。
ダンナのおかげだ。
ストウブで料理する度に、今日のことを思い出すと思う。
ありがとう。
と、ダンナにちゃんと伝えられた。
そのことがすごく嬉しかった。
素直な自分が戻ってきた。
多分いろんな相乗効果で、
ストウブで作る料理は美味しい。
ミスチルのメビウスの歌が心に響くよ。
愛されて 優しくなれて
その優しさゆえに愛されて
君と僕が
そんなメビウスの輪の上を笑いながら
寄り添って歩けたなら
風と星とメビウスの輪/Mr.Children
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B32280
この一日でよーーーーっく分かった。
いい循環って作り出せる。
お誕生日が過ぎてからも、すごくいい感じが続いてた。
気心知れた相手でも、いや気心知れた相手だからこそ、
真剣に、一生懸命に、努力していいんだ。
かたっぽだけじゃなくて、どっちもするからバランスが取れる。
優しさは優しさで返ってくるし、幸せ度はぐんぐん増す。
なんだかうまく言葉にできないけれど、自分に言う。
この感じ、忘れるなよ!!!
というわけで、両親へ。
私は幸せです。
ありがとうございます。
30年間、30回、毎年この日に、
お父さんとお母さんも幸せを感じてくれているなら、
私は嬉しいなぁ。
ヨメ