(写真、横向き。なんで。
端っこのクリームには息子が手を伸ばした痕跡。)

誕生日は嬉しいものです。

おめでとうと言ってもらえるのが、素直に嬉しいです。

ケーキを用意してもらえるのが、めちゃくちゃ嬉しいです。

プレゼントをもらえるのが、最高に嬉しいです。

覚えていてくれて、思い出してくれて、

伝えてくれることが、何より嬉しいです。


今日(4/5)は私の誕生日であり、

娘の幼稚園の予備登園日であり、

息子の9ヶ月の日であった。

自分のこと以外のことに意識が向きがちだけど、

やっぱり誕生日は特別な日。

今年は、前より、愛を素直に受け取れるようになったなぁと感じた。


いやぁ、二人目出産してから、戦ってた。

産後3ヵ月~5ヶ月位がピークで、今はだいぶ穏やかになってきた。

ビックリする位、感情の嵐がやってきて、

自分でもどうにもならなくて、

その矛先が、娘に向かってしまっていた。

私、二人育児、もう少しできると思ってた。

こんなに自分をコントロールできないと思わなかった。

産前は娘のこと、可愛くて可愛くて仕方がなくて、

赤ちゃんを可愛がれるかしらなんて思ってたのに、

なんでこんなにイライラしてしまうんだろう。

息子が寝ているのを起こされるのが本当にイヤで、

抱きしめ方がヘッドロックで、

産まれたてのふにゃふにゃの赤ちゃんが、

死んでしまうって本気で思ったりした。

そんなことないのにね。

ちゃんとやり方を教えてあげれば良かっただけなのにね。

大きな声を出してしまったり、

わざと手荒に扱ったり、

叩いてしまったこともある。


と、書いてみて、まだ苦しくなる。

あー、まだ消化しきれてないのね。


渦中にいる時はブログにすら書けなくて。

でも、「ダメな自分も見せる」ようにしようと思ってたから、

ダンナをはじめ、近くの友達や遠くの友達に話してみた。

だから、なんとかやっていけた。

あの時、自分の中に隠して、なかったことにしようとしてたら、

私やばかったなぁ。


私の思考の癖でもあるんだけど、深刻になりすぎるところがある。

簡単な問題を難しくしてしまうところがある。

その点、ダンナはいい。

娘を叩いてしまったと伝えた時、

「あー、いいんだいいんだ。」って軽くいなされた。

ダンナになんて言おうかとも悩んだし、

言いたくないなとも思っていたから、

このダンナの反応に救われた。

あの時責められていたら、私は壊れてしまっただろう。


味噌汁事件もあったなぁ。

娘が朝食の味噌汁を飲まなくなった。

「おばあちゃんちのおつゆは美味しいけど、ママのは美味しくない」って言って。

「はいはい」って流せば良かったのに、

当時はその言葉にえらく傷ついてしまってね。

食べさせれば食べるけど、自分からは食べないし、

おばあちゃんちに逃走するし、イライライライラしてた。

おばあちゃんちで使ってる「ほんだし」に本気でムカついたりしてたもんね。

お前のせいだって。笑。

こっちは出汁とってるんじゃーってね。

ある時言ってたなぁ。

「食べさせてくれるおつゆは美味しいんだよ。」って。

あー、これが本音かぁ。

分かってはいるけど、できなくてね。

「ママ抱っこ」にも答えてあげられないこともあった。

鬼だったと思う。

本当に鬼だったと思う。

でもね、私、めちゃくちゃ愛されていると思う。

こんなに愛されたことがない。

どんなにイライラされても、ママ、ママって来てくれる。

どんな私も受け入れてくれる。

無償の愛をいっぱいもらってる。

子どもの愛にはかなわない。

こんなに感情をむき出しにできる相手、他にいないわ。

32年前に赤ちゃんだった私も、そんな風に両親に愛を与えたのでしょう。

だから、もう親へのアレは赤ちゃんの時に果たしてるんだろうな。

あとは好きに生きたらいい。

子どもは子どもの人生を歩くのだから。

そんなことを思いました。


もう一つ。

このイライラ期を経て気付いたこと。

私は私を幸せにするために全力を尽くせばいい。

自分が満たされていないと、周りも幸せにはならないんだ。

子どものため、でなく、自分を一番に考えていい。

よく、二人目が産まれたら上の子のケアをって言うけれど、

ダンナには「まず私をケアしてください」って言った。

あー、落ち着いたなと思った時、

落ち着いたのは娘でなくて、私だったよ。

怖いくらい、子どもは接した通りに返してくる。




こんなちっちゃな子にダンナ以上のスキルを求めている私。

「ごめんなさいって言えばいいと思ってるでしょ。」

「何回も同じこと言わせないで。」

そして、ダンナ以上に話が通じることもある。

いよいよ幼稚園か!

楽しいことがいっぱいあるといいね。




階段を上った息子。

夜には立った。

手ばなしでパチパチ拍手してた。

母への祝福だな、きっと。

あー、幸せ。

ヨメ