<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
ダイヤモンドリーグ +177XP,42067XP,十五分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=gKUoka-HWPA&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=13
HSK4 #11~13 背了四十八分钟的单词。
https://www.youtube.com/watch?v=oYcQJ2mkxQo&list=PLrlwIJ5o0QFih1_09vLSwFuN1i5bcd6EH&index=29
Kazu Shanghai Life。#95,十六分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk
HSK5-2,背了四十七分钟的单词。继续努力很刻苦!
https://www.youtube.com/watch?v=Cp0fKA83vmI
李ちゃん,六分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=r219i0GJj7U
ゆうきの中国語 二十二分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=geCNvEE1Zm8
李姉妹ch,十分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=pzddW_GJ4Xw
OrientalDS オリエンタルDS 三十六分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=8Z5vhStPiIM
毎日中国語、听懂半小时,马马虎虎? 需要复习
https://www.youtube.com/watch?v=wSUYJY4sMBg
王陽のほぼ毎日中国語 复习五分钟的句子。
https://www.youtube.com/watch?v=9iSePPEx4vw
びびさんのポスト,学习十分钟的句子。一共四个小时五分钟。
运动;爬山散步 3km,4673步,2楼。
右脚脹脛の疼痛継続。膝間接ではないので余り心配はしていないが、原因が不明なのは気持ち悪い。今日は階段道はなしで平坦な道路のみ。
<フェイク2弾>
昨日に続いてフェイク2弾。
先日も「コロナで米の需要が減った」という記事があったが、これもフェイク。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6716/trackback
以下のデーターを見ればコロナ下の昨年度の減りは従来の《綺麗な延長上》であることがわかる。世間に流れるニュースも結構多くがこうしたフェイク気味のニュースが多い。ちゃんと裏をとる手間を怠ってはいけない。また、その習慣があれば怪しいニュースには「勘」で気がつくもの。
https://www.zennoh.or.jp/press/release/2021/85064.html
ところで米の需要は1年間で10万トンの低下がこの四半世紀の傾向。これは1人当たり1996年の75キロから55キロに73%に減っていて、さらに人口低下が加わった結果。
10万トンというのは全体700万トンの1.4%にも上る。毎年1%以上の減少がこの四半世紀の傾向。それを考慮して米作からの転作、あるいは国外市場への進出を練ることが必要。
もう1つ重要な追加情報として、昨日の「一人当たりGDPの国際比較」で常に上位に行く国としてルクセンブルグとアイルランドがあるがいずれもタックスヘイブン。そうした国が上位にいくつかある。これらの国が果たして繁栄している国かといえば明らかにNOだ。富の不当な偏り、不公平、非公正さ、により見かけ上、上位になった国。こうした点も要注意。
『自由の命題』27
張り子のリヴァイアサンをコロンビアの政治家、ダリオ・エチャンディアは「タキシードを着たオランウータン」という揶揄したとか。p189
官僚機構が正常に機能していないだけでなく、市民を積極的に餌食にしている。p187 暴力と公的サービスの欠如、また左翼テロの頻発、全てこうしたラテンアメリカ世界でよく聞くことばかりだ。文化交流で日本に来ていたコロンビアのサルサの先生が帰国したくないと言っていた、理由の1つもこれだった。
このような状況はラテンアメリカだけではなく、サブサハラのアフリカ諸国でも特徴的な形態だとか。これについての詳細な解析が、以前ダイヤモンド氏とロビンソン氏の共著である『歴史は実験できるのか』で盛んに議論されていた。
このラテンアメリカとサブサハラの共通点の1つとしていずれも植民地化によるものだとの指摘は重要。欧米社会は国家制度を導入して植民地化したが制度を制御する方法は与えなかった。その代わりに首長など、それまでの支配層を通じての間接支配をした。言葉は悪いが、それこそオランウータンに銃を与えたようなものだ。p203
第二次世界大戦後の独立も『国際世界で丁重に遇され、国内で思うままに略奪できる』状況を許した。p205
その後の十二章では舞台が中東に移るが、内容はこれまで来てきたような張り子のリヴァイアサン。これにイスラームが関わる部分が出てくるが、これは宗教の問題が絡むのか明瞭に書かれているわけではない。しかし個人的にはその精神構造としてのイスラームが関係していると考える。
13章の「制御不能の赤い女王」ではナチスの合法的な政権略奪の過程が語られる。ここで1つだけ著者がその主要原因として挙げたものにエリートの出身が地主貴族階級だという点がある。彼らは実業家や専門家に比べると時代の変化の中で影響力を簡単に失いやすい存在。p258 前者が変化に適応できる能力を持つが後者はシステムや体制が変われば簡単に没落するということだろう。
<フェイク情報>
一人当たりGDPの国際比較についてテレビで議論があっていた。本当か?と思い、自分で調べてみる。結果は典型的なフェイク情報。
https://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html
フェイク情報図
自分で調べた図(訂正:下の図は左右が逆)
日本が低落した時期の部分だけ拡大したもので、しかも民主党時代の上昇というのは2番目の図の左の上昇分を拡大したもの。
付け加えるならば、これは名目GDPのグラフ、これを購買力平価でグラフを書き直すと例えば2000年の日本の最盛期(名目2位)の時の27位から現在の33位とそれほど大きく低下したわけではない。為替レイトは要注意!
経済力の低下は、政治の問題というよりはより総合的な問題。その原因を個人的には人口動静と人的資本、とりわけ高齢化と高等教育に関係があると考えている。
いつもの口癖は「数字でナンボ」だが、数字は普段から使っていないと簡単に騙される性質のもの。
『自由の命題』26
11章は「張り子のリヴァイアサン」この章に入って初めてこの本の著者の一人であるロビンソンの『歴史は実験できるか』を昔、読んだ事があることにきがつく。それはアフリカやラテンアメリカについて書いてある事が、どこかで聞いたような内容と重なることから。本当に迂闊でした~
アルゼンチンやコロンビア、その他のラテンアメリカとアフリカの数カ国は「張り子のリヴァイアサン」だと酷評する。p173
これらの国は腐敗と汚職が蔓延し、p175 p182 国民を守る公的サービスは貧困で、だからとって「リヴァイアサンの不在」というわけではなく、極めて専制的で暴力的で殺人も躊躇なく行う。両方の悪い部分を併せ持つと、散々な評価。p176
それで思うのだが、私のサルサの先生にはアルゼンチンとコロンビアから来た先生が多い。ともに母国の治安の悪さ(特にコロンビア)を話していたし、また経済もデタラメだとも聞いた。この時の先生が二人ともコロンビアのバランキージャからきた先生だったね。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1372/trackback
アルゼンチンはかつては牛肉の輸出などで繁栄した歴史を持つ国だが、急速に衰えた歴史を持つ。農業資源のみならず原油すらも自給できる天然資源に恵まれた国が何故、2001年11月の経済・金融危機に端を発したデフォルトを引き起こしたのか? 20世紀初頭には世界の穀物・牛肉供給地として栄え、最先進国だったという。 その後の両世界大戦時にも中立を守り、当然戦場とならずに食糧を世界中に売りまくって外貨を大量に稼いだ。 それは僅か半世紀前のことである。 ところが戦後みるみるうちに国が傾いてきた。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/527/trackback
こうした歴史を我々日本人はあまり知らない。
<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
ダイヤモンドリーグ +206XP,41831XP,四十六分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=-6dvSNw93Xs&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=11
HSK4 #9~11 背了四十一分钟的单词。
https://www.youtube.com/watch?v=aiBxo8J7Ml4&list=PLrlwIJ5o0QFih1_09vLSwFuN1i5bcd6EH&index=30
Kazu Shanghai Life。#94,二十四分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk
HSK5-2,背了四十一分钟的单词。继续努力很刻苦!一共两个小时三十二分钟。木曜の分の追加分。
没有运动
右脚脹脛の筋肉痛? 特に強い運動していないのに不思議。今日はおとなしくしておこう。
本日(10/23)より暖房開始。早朝の室温15度、外気10度。午後から灯油を購入。店頭価格18Lで1,746円、去年(1,224~1,278円)のほぼ4割増しで驚くほどの価格上昇。これは全国的で、去年の大体3~4割増し。
『自由の命題』25
10章ではアメリカが語られる。合衆国の政治制度はかなり複雑でよく理解していないので十分理解できないところもあったが、どうやら建国時に連邦派と共和国派との妥協の産物でその憲法には複雑怪奇な部分があるらしい。よく知られた事として、合衆国は州の権限が非常に強い。著者はこの妥協を時に「ファウスト的契約」とすらいう。p127
ジョンソン大統領は社会保障プログラムを創設した(1965年にはその一環として、医療保険制度の一部がスタートした)ところがこれは皮肉なことに企業にとっては私的年金の魅力が高まったらしい。つまりそれまでは全従業員をカバーする年金制度はあまりにも負担が大きすぎるが、多くの低スキルの従業員を公的年金制度に任せて、上層部の高賃金従業員だけに私的年金制度をスタートする事が可能になった事らしい。p147
またこの公的年金制度は農業労働者と家内労働者は非対象。p148 これが今でもそんなのかは不明、今後の課題。
人種差別は居住区で明らかだが、そのやり方を著者は示す。p153 そしてそれは80年代でも健全で、私自身経験がある。つまりこうだ、
ここではアフリカ系が例に挙げられていたが、カルフォルニアではアジア系。アパートにアフリカ(アジア)系が増えると大家は急に家賃を上げる(ここでは2倍)。それでそれまで住んでいた人は払えなくなり出ていく。その後、白人を入居させるが必ずしもそれは2倍の家賃ではない。これはあのトランプの不動産会社がやった手だとも著者は付け加えている。
ところがそれでも黒人が増えると別の手を使う、即ちその地区の住民に「黒人が増えてきたから不動産価格が急落する」との噂を流す。そして安価で住宅を買いたたき儲ける。p154
結論として著者は米国では憲法が成立した過程での問題により公共サービスのレベルが低く、また人種差別のタネを残したと。 p161 またあまりにも連邦に「足枷が多い事」から逆に抜け穴を沢山作ったとも。その例にスノーデンが明らかにした盗聴システムがある。 p162
<データーベースとして>
合衆国の殺人は人口10万人あたり5人で、西欧の約5倍。p122 これは開拓時代の精神=自衛がいまだに息づいていることからくるのだろう。
それと関連するが、米国には合計3億丁のガンが存在し、人口あたり1丁で世界一位、二位はイエメンだが、この無法国家として有名なイエメンはこの半分の0.5丁。p150
アメリカ大陸横断鉄道は国家ではなく、民間に委ねられたが、この際1マイル敷設ことに線路の片側の5平方マイルを鉄道会社に無償提供した。これにより会社は莫大な利益を後で得る事ができた。p136
<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
ダイヤモンドリーグ +234XP,41597XP,二十二分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=-aNrg-q3u7w&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=9
HSK3 #7~9 背了四十六分钟的单词。
https://www.youtube.com/watch?v=SrmWVUDNICk&list=PLrlwIJ5o0QFih1_09vLSwFuN1i5bcd6EH&index=31
Kazu Shanghai Life。#93,四十二分钟。31~38分好故事。
https://www.youtube.com/watch?v=738zYmdScrU
王陽のほぼ毎日中国語 #48~49 背了十分钟的句子。
https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk
HSK5-2,几乎生词。整一个小时。继续努力很刻苦!
https://www.youtube.com/watch?v=aUdEsbBmNOo
OrientalDS オリエンタルDS 四十五分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=s2mha5P4oy8
ヤンチャンCH/楊小溪,十六分钟。一共四个小时一分钟。
运动;爬山散步 4.2km,6411步,11楼。
『自由の命運』24
上記の本の下巻の半分くらいを読み終わった時点で気がついた。著者の一人であるロビンソンの『歴史は実験できるか』を読んだ事があることに!
あの本もここで10回程度にわたり紹介した本で、非常に勉強になった本。『自由の命題』と違い、沢山の資料、統計が出されていた「私好みの本」だった。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5688/trackback
何より、そこで著者が指摘した事は、内心いつも私が思っていた事。
<歴史学はハードサイエンスではない>
という「思い」を見透かされたように感じ恐れ入った。彼は言う、
『物理学や分子生物学の分野の人間が,,,操作的実験の不可能な研究分野(ここでは歴史学、政治史)を見下してしまうほどだ』
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5683/trackback
あの本とこの本のスタイルがかなり違うのは、恐らく共著者が別の人物だからだろう。あの本の共著者はダイヤモンド氏、彼の本も事例が沢山出てくるお好みの本。
次の11章の分析対象はラテンアメリカ。これを読んでロビンソンの『歴史は実験できるか』で解析の対象となったアフリカのことに気がついた次第(汗)
特に著者らはコスタリカとグアテマラに注目する。なぜならよく似たこの2つの国が違った道を歩んだからだ。前者は発展が遅れ大地主が少なかったが、これは初期の土地配分の歴史によるらしい。p103 また強い軍隊も持たなかった(現在では軍隊を持たない最大の国)p105
一方、グアテマラは大地主がいて、彼らの利益の為に高地に住む人口に占める割合の多い先住民から共有地を奪い低地のプランテーションで働かざるをえないようにして強制労働でこき使った。
奴隷よりも地主にとっては季節性の労働者の方がコストが安くついたことは、これまでもラテンアメリカ史に関する色々な本で出てきたこと。一方、コスタリカでは初期の土地配分により小自作農が多かったのが専制を防いいだ。p104
コスタリカとグアテマラが国民に対する公共サービスの差は識字率に現れている。グアテマラは1950年時点で29%だとか。コスタリカは既にほとんど読み書きできているとか。p108
このようにコスタリカとグアテマラは地理的にも歴史的にも文化的にもよく似た国だが《国家と社会のバランスが異なる状況で起こった》ことで運命を分けたと言いたいようだ。p109
<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
ダイヤモンドリーグ +165XP,41432XP,二十五分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=EtYpcNnapXU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=7
HSK3 #5~7 背了四十一分钟的单词。
https://www.youtube.com/watch?v=6eYGX-V3wjU&list=PLrlwIJ5o0QFih1_09vLSwFuN1i5bcd6EH&index=33
Kazu Shanghai Life。#91,二十七分钟。对啊,中国法律天天变了!注意情况。
https://www.youtube.com/watch?v=pEQ2h69inEU
李姉妹ch,十分钟。一共一个小时四十三分钟。
今日は午後から色々用事で忙しく勉強は不十分、土曜日追加決定(涙)たまにはこんな日もあるさ。
运动;爬山散步 2km,3250步,1楼。
午後から月1回の病院行き、病院はいつもより空いていたが、それでも2時間近く待ち時間があって、それぞれ5分以下の問診のみ。しかも循環器内科医は今回も別の医師でちゃんと情報が伝わっているかも怪しい、何しろ電子カルテでなく汚い手書きのカルテですから! もう、いい加減無駄な通院は止めにしたい。オンライン診療で十分なはず。
役場に行く予定があったので、ついでに(汗)不在者投票に初めて行ってみる。投票日に何か予定があるわけではないが、実態を経験してみたかったのと、今後下記に議論するようなネット投票へ何かヒントがあるかもしれないとの思いで実行した。
実は、いつもの投票と同じで(本人確認も無し)簡単に投票でき、しかもなぜかウエットチィッシュまで貰う。「選挙啓発事業推進協議会」が提供したみたいだ。会場には3箇所の投票所に2人ずつ、さらに案内係3人、それに管理委員会の人と思われる2~3人が居て。10名以上の陣営。投票する人は帰りに1人それらしき人を見かけただけで。数は非常に少なそう。このコロナ下、こちらの方がずっといい! 投票日を特定の日にする理由は何なのか?
<ネット投票>
「ちー」さんのところで海外在住者の選挙のことが書かれてあった。
https://ameblo.jp/changzi728/entry-12705037899.html
選挙権を持つようになって殆ど選挙には行っていたが、米国留学中は出来なかった。これは制度的に当時(80年代中頃)、海外在住者は選挙が出来なかった。その後、出来るようになったと噂には聞いていたが、詳しく知らないので改めて調べてみた。
https://www.soumu.go.jp/senkyo/netsenkyo.html
どうやら、在外選挙は1998年に公職選挙法が改正され、2000年から比例のみに、その後2007年からは最高裁裁判官の国民審査以外は一般と同じように出来るようになったらしい。何故、最高裁裁判官の国民審査に適用されないかも不思議だが、これは不在者投票でも制限があり、投票日の1週間前から前日までと制限がある。何か理由があるはずだが、それについては何も記載がない。
ところが実際に行ってみると上に書いたように、最高裁裁判官の国民審査も可能。
今は、マイナンバーカードが普及し、IC電子認証のできるスマートフォンも普通になったのでネット投票を早く可能にすべきだと思う。大体、今時になってもわざわざ同じ日に集まって投票し、しかも《手作業で集計する》など極めて前時代的!で不経済、不効率この上ない。
クレジットカードでのネット購入だって当たり前になっているのだから、何故出来なのか? 多分セレモニー的な意義を感じてもったいぶっているのだろうが選挙は儀礼ではない、国民の権利、ここらも早く意識改革が必要。
『自由の命運』23
西洋史ではよく出てくることだが、中世から近世への分岐点に1)ペスト(黒死病)と2)新世界と新経路の発見(アメリカ大陸と喜望峰経路のアジアへの経路)が挙げられる。ここでもこれらが封建社会を崩壊に向かわせたとする。p80 しかし、それはそれぞれの国の置かれた立場により、回廊に向かわせた場合もあれば、逆に遠ざかる場合もあったとする。
1) では人口の激減による農奴の力の増大と封建諸侯の没落を起こし=民衆と王権の向上。
2) では交易や植民地の搾取による富の収奪の主体が民間(=例えば東インド会社)によるのか、あるいは王家(スペイン、ポルトガル)によるのかで影響が全く異なる。
これについては現在でも同じで、ソ連の崩壊が様々な運命の分かれ道を示すという。
(1)ロシアはあまりにも専制のリヴァイアサンの力が強いために、ソ連崩壊という政権の力を大きく損なう出来事があったにも関わらず、回廊入りを果たせなかったと著者らはいう。p92 そしてその間に起こった象徴的出来事を紹介する。p88~90
1995年に民営化に伴い、「株式担保融資」がエリツェンによって行われたがこれは彼の支援する勢力との共謀で最も価値ある国有資産を担保に銀行が融資するが、最初から返済するつもりはなく、期限がきたら融資した銀行が担保を競売にかけ、結局銀行が応札した。つまり美味しい資産はそれに関わった集団がモノにした。
それを内部にいて知った人物があの放射性物質をコーヒーに入れられて暗殺されたとされるリトヴェネンコだという。これ以上は陰謀論になるのでやめておこう(笑)
(2)それに対し、タジキスタンはもともと地縁集団が強くソ連の崩壊はむしろ「リヴァイアサンの不在」を引き起こした。
(3)一方ポーランドはソ連崩壊でなんとか回廊に入れたというのが著者らの見立て。p95 つまりソ連崩壊という大きな衝撃がこの3つの国の将来に異なった結果を生んだという。それを95ページの主題図3で示す。
これを読みながら、別の視点=家族形態からこれらの国の運命を説明したToddの説と自然に比較することになり、興味ふかい。
彼によれば、ポーランドは平等主義核家族に分類され、ロシアは外婚制共同体家族に分類し、これらのソ連崩壊後の運命を説明した。それとタジキスタンは記憶に間違いなければ内婚制共同体社会(確認必要)こうして別の角度からソ連崩壊後のそれぞれの国の運命を見ていくのは面白い。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3485/trackback