今夜はサルソン、まだ脚の調子は今一つだが、マイペースでやる分には問題無い。何も運動しないのが、年寄りには一番問題![]()
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今、読んでいる本。なかなか面白い。具体的で素人にもわかりやすい。AK氏のものとは表紙が違うのは、
復刊版だから。
表紙に使われている図は、後漢時代の四川省の墓の内壁に描かれた農作業の図との事だが、この図から、著者は水田耕作が行われていて、稲の刈り取り法や脱穀法を推測している。
これが水田だと言うのは、著者によれば図中の人々の足先が切れている(水の中にあるので) からだと。
しかしどうだろう? 稲の刈り取りの時期も水が張っていると言うのはおかしな話。偶々省略して描かれただけと思う。著者とは解釈が異なる。
しかし解釈が異なるのは問題ない。大事なのは読者も議論に加れる事。結論だけ偉い先生から聞かされてもつまんない![]()
『無敵化する若者たち』5
七章は何故、安定志向或いはローリスク志向の若者が【増強】されたのかについて、彼らを迎えた企業側の反応についても著者は分析する。
そして、メンバーシップ型組織を取る日本企業に原因があると言う。年齢や経験で区切った役割分担が主流のこうした組織では、人口構成の変化により若手が不足すれば移民を大量に入れない限り、システムは維持出来ない。p234
これまでの、そして今後もおそらく日本は大量の移民導入が出来ないので新人は入社後も『お客様』扱いが続く。p235
また若者の親も社会に出た後も子を守ろうとする愛情が【徹底した正解主義】へ動く。p239
リスクを取らせず、事前に正解を教える。p240 選択肢に直面する前から正解を与えると言う。p244
しかし、著者はこうも言う。
『正解は通常、問いと向き合った結果得られるもの、…だから向き合うプロセスが大事だと』 p245
私もそれは一部同意するが、職種によるかもしれないと思う。ルーティン業務の、例えば公務員*ではどうだろう? 正解がある程度決まっているのでは?
*これは決して公務員を貶める発言ではなく、公務と言うものは『そうあるべき』だと考えるから。
逆に、創造的な仕事は確かにそうだ。研究とかは正にその通りで、体験的によくわかる。 成功するかどうか分からないのが研究。やれば必ず出来る仕事は研究ではない、整理や保存、複製だ。
話を戻すと、
そうした中で築かれた若者の価値観を我々高齢者世代は【理解すべき】とも著者は言う。若者の意識改革等無用と言う事。p262 それは他人がコントロール出来るものでも、そうすべきものでもないから。p264
最後の章、279頁以降は、逆に若者世代への提言になるので、とりあえずは此処までとする。
なかなか勉強になった。この本を読んだ直後の感想は既にこのblogに記録している。



