<昨夜のサルソン>
1時間ほど遅く出かけようと思っていたが、つい何時もの時間に到着。それで夜の天神を時間つぶしを兼ねて暫くふらつく。
昔は「飲酒運転」がそれほど厳しくなかったので、ワイン1杯やビールを1瓶飲んだ後、2〜3時間ダンスして酔いを覚ましてから車で帰宅していたが、ある時から非常に厳しくなり1滴もアルコールが飲めなくなって天神界隈でお酒を飲むことがなくなった。当時よく行っていた店はほとんど無くなり、新しいお店ばかりなのはしかたないこと。天神は新陳代謝が激しい地区。
Neko caféはコロナを生き残り健全。もっともこれは最近のお店。
場所は此処。
結局、いつもより30分程度遅くサルソンに到着しただけ。2時間弱でヘトヘト状態。ラティーナが集まる閉店間際まで粘る気力がなくなる。
今回は上級クラスの超上手な女性(いつもイベントでパフォーマンスされる人)から誘われる。「緊張します」と言ったら「そんなことないでしょう」と笑われた。
生憎スローな曲。スピードで誤魔化されないので緊張した。「次回も機会あれば宜しくお願いします」と最後に挨拶したら再度笑われた。
『「世界の終わり」の地政学』8
次に中国について著者は20年前に末期的な状態に入り「崩壊はすでに始まっている」とすら言う。p157
しかしこの考えは私も共有するところで、『人口学的時限爆弾』といつも私が言うものだ。
ここで著者は自分の歳を48歳(2022年?)として、「新たな世界が姿を表す2050年に(自分が)人間として完全に機能しているかどうかわからない」という。そしてこれから続く、第二部にはその「新たな世界」について記述するという。p158
次の章は「輸送」から入る。工業化前の社会では1人あたり2000平方メートルが食料獲得に必要だったという。これは現在の7倍。燃料には100倍の森林が必要だったという。p163
他の場所でも鉄道輸送コストは船舶輸送コストの2倍で済むが鉄道前では20倍以上かかっていたというような記述も具体的データーを出さずに述べる。p173
著者はこうした数字をあちこちで根拠を示さず羅列する。ここらも非常に不満。いつも原著を調べるわけではないが、長年サイエンスを「飯の種」にしてきたものとしては信ぴょう性に疑問を持たれないようにしないといけないという意識が働く。ここらはトレーニングの差によるのかな?
そういえば昔、例の「時代遅れの経済評論家」との議論で、
根拠を1つ1つ示して=引用して、反論したら「自分の意見で議論しなさい」というようなことを言われた。
この反応にまず驚愕した![]()
他人の研究成果、結論を引用せず「自分の意見の様に言う」のは学問の世界では「剽窃」と言う![]()
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この評論家はそうした学問的トレーニングを経ていないと判断し、議論の意味がないと判断した。
そもそも彼は官僚出身。当然と言えは当然。学問の世界にいたわけではない。所詮、イデオロギーで意見を述べる輩。それ以後、書き込み=議論をやめた。誰とは言わないけど此奴だ‼️![]()
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話を元に戻す。
鉄道輸送革命とそれが経済、特に輸出における効果を如実に表すデーターが174ページに出ている。それは鉄道延長距離と穀物輸送量がほぼ正比例的動向を示すもの。





