判断の是非ではなく投票率 & 『レジリエンス人類史』16 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=gKUoka-HWPA&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=13

HSK4 #11~#13 背了四十二分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=znOeeyKYnwI

興梠一郎/ Korogi Ichiro【Official】看了十五分钟频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=DxqiVtzdXhg&list=PLZI8vVTxzS7k7jbSknCDOssrgqGpd3BCS&index=29

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,1h40min~end 背了一个小时二十五分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=x0OmeZHhRKs

中国まる見え情報局,看了二十分钟频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=s_o90jrVPl0&list=PLZI8vVTxzS7k7jbSknCDOssrgqGpd3BCS&index=30

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,42min~1h33min 做一个小时听写。一共三个小时四十二分钟。

 

アンカリング成功!

 

运动;上坡散步 7.1km, 9356步,10 楼 (计划)

 

 

 

 

 

<今朝のWorld Newsから>

イギリスBBC:ロシア、ウクライナのインフラ電線網へ大規模攻撃>大規模停電>厳しい冬を迎える。/ガザ戦争にイスラエル停戦の意思なし>カタールは手を引く?/英国2026年より高額相続に20%相続税。

ドイツZDF:緑の党、新首相候補選出。/移民向け専門職ビザ上昇。

オーストラリアABC:Deep fakes 動画増える

中国香港:次回2026年のAPECに中国主催予定>ブラジルでG20参加。/ロシア、中国語学習熱上昇、漢字が難点<新冷戦時代へ。

シンガポールCAN:米中首脳会議、米中共に保護主義的で新トランプ政権登場で困難予想。/再度、中国無錫でテロで8人死亡。/ガザ、レバノンで爆撃(イフラ標的)継続し死者増加。

インドNDTV:N Delhi大気汚染最悪レベルに。

 

ウクライナ戦争、そろそろトランプ後の停戦に向けて陣取り合戦か?

 

 

 

 

<判断の是非ではなく投票率こそ注目すべき>

兵庫県知事選のことは殆ど注目してなかった。

https://mainichi.jp/articles/20241118/k00/00m/010/002000c

 

今頃になり始めて知ったが「結果は民意」。何より重要なことは投票率が55.65%で前回を15ポイント近く上回たこと、このことこそ最重要。

 

選挙民の「判断の是非」は詳しい情報を持っていないので分からない。しかし、問題はそこではなく、「投票率が高くなった」ことが重要だと思う。

 

 

 

<日曜は色々忙しい>

日曜の午前中、NHK-BSで『地球タクシー』を観る。もともとは何時もの『小さな村の物語』を見る予定でBSを付けたのだが、NHKでリオデジャネイロが舞台の「地球タクシー」。

 

ペルーに続き、国際会議 G20が開かれる予定のブラジル、グローバルサウスの盟主の1つでもある。浮気心が出て切り替えた爆笑

 

リオとは川。リオデジャネイロは1月にポルトガルがここを発見したから、『1月の川』の意味らしい。初めて知った。但し、実際は川ではなく湾の入り口。途中に流れるサンバでサルサが踊れることに気がつく爆笑ウインク

 

 

ブラジルは貧富の差が大きい国の代表。ジミ係数は0.58で所得は世代を超えて相続?される。グレイトビャッピー曲線がそれを示すプンプン

 

そんな中、三人の子供を抱えたシングルマザーのタクシードライバーの話が心を打つ。 曰く、

 

『貧困という、お金で買えない経験を積んだ』 何と、逆説的な表現か!

 

最後にスラム街にタクシーは進む。運転手自身、この街の出身。繁栄と栄華を誇るリオの脇の山肌にスラム街がへばり付く。

 

ブラジルという国もポルトガルの植民地支配が現在のこの国の基礎を造ったと言っても間違いではない。グローバルサウスの国が欧米先進国を信頼できない歴史があるプンプン また、そこに中国が入り込む余地もある。

 

テレビを見た後はシャワーを浴びて、午後一番で「しーず宇美、フェスタ」に行く。目的は宇美猫プロジェクト。

 

僅かばかりの寄付をして(年収の5%が寄付の目標だが、これは0.5%)

 

現在の「家族募集中」の猫達の写真を観る。見覚えのある猫は居ないので、確かに私の知る野良達は既に「家の子」になったみたいだ。爆笑爆笑 それでもまだ沢山の行き場のない子達がいる。

 

 

その後、図書館に行き。返却と貸し出し。無事『マネ−の魔術史』を再入手。帰宅途中のイオンのショッピングセンターで読書三昧。ここでウクライナの歴史、1932年の『ウクライナ大飢饉』の歴史を知る。ウクライナの民のロシアに対する憎しみの歴史だ。

 

 

 

 

『レジリエンス人類史』16

16章では記憶にある1991年に起こったフィリッピンのピナトボ火山の爆発。20世紀最大とされ、雲仙普賢岳の600〜700倍の規模とされたが、死者は700人程度。火砕流による直接の死者は43名、他は二次災害である感染症。p346

 

直接の死者が規模に比べ少なかったのは、ピナトボ火山の東麓に当時米軍のクラーク空軍基地があり大規模噴火を事前に予測出来ていたから。それでも犠牲者が出たのは避難を拒否した先住民アエタの存在がある。彼らは移動焼畑と狩猟採取を生業とする。p346

 

こうした背景は全く知らなかった。編者の一人である清水展氏は1977年から45年もの間アエタの民と付き合いを続けていた文化人類学者。p347 彼が九大をこの年、大規模噴火の予兆を知り、離職してNGOボランティアで被災地に駆けつけたというのはわかる気がする。p351 時期的には大噴火直前の3月に休職か、退職されたのだろうが、恐らく噴火の正確な余地が出されていたので、それを契機にの決断だろう。p359 こうした個人的歴史が個人的興味を引く。

 

先住民アエタは身体的特徴から差別されていたという。主たる生業は移動式焼畑と狩猟採取。p349 彼らの一部が火山噴火の予知を知らされていながら避難しなかった背景がわかる。彼らは山中の洞窟に避難したが火砕流の直撃を受けた。更に避難先のテント村で残りの民も麻疹やインフルエンザに罹り700人が亡くなったとか。それでも「国境なき医師団」の集中的ワクチン接種が行われ犠牲者は抑えられた方だとか。やはり周りから隔絶され十分な免疫を持たない山の民に疫病は容赦なく襲いかかる例。p350

 

アエタ社会が直面したのは元に戻る復興ではなく、アエタ自身の大きな変貌だったとする。即ち移住と都市化(賃金労働)を経験したトランスフォーメーションである。p352 しかも完全転換ではなく、状況に応じて、昔の土地に戻り自給自足的食料確保もするというリジェリエンスである。p354